熟したスダチを砂糖(キビ糖)と一緒に漬けてみました。
いわゆる酵素シロップというものを作ってみた訳です。
仕込みから3週間が経過したので、そろそろ濾過してみたいと思います。
どす黒い色をしていますが、はたして飲めるのでしょうか?
前回の仕込みの様子はこちらの記事をご覧ください↓
濾過します
2018年3月19日
仕込みから3週間が経ち、そろそろ濾過をしたいと思います。
砂糖はすっかりと溶け、一緒につけたスダチの果実からもしっかりエキスが滲み出た頃でしょう。
見た目は黒くなんとも怪しい感じ。
今回は奄美産の「素焚糖(すだきとう)」という砂糖を使用しています。
「素焚糖」はさとうきび原料を100%使用した砂糖で、上白糖やグラニュー糖、三温糖などとは精製方法が異なり、さとうきびのミネラル分を多く残した砂糖らしいです。
甘みも黒糖ほどはしつこくなく、すっきりとしているので色々な調理にも使えそうです。
ザルで濾してシロップを抽出
さて、早速濾過します。
ボウルとザルを用意し漬け込んだシロップをどばっとあけます。
濾されたシロップを漏斗を使い保存用の容器に移し入れます。
はい完成。
あとは冷蔵庫や涼しいところに保存し、できるだけ早めに使い切ります。
テイスト
飲めないことはなさそうですが、少々癖のある風味。
少し酸っぱい気がするのは、スダチの風味なのでしょうか?それとも発酵してしまったせいなのでしょうか?
砂糖の甘みがだいぶ幅を効かせていますが、柚子に似た甘酸っぱさと爽やかさがほんのきもと程度漂っています。
用途
シロップの用途は様々ですが、個人的には焼酎と炭酸水で割って果実ソーダ割りにするのが好きです。
●焼酎カボスサワー
焼酎1+カボスシロップ1+炭酸水4
そのほか、カルピスやヨーグルトに混ぜたりパンのジャムとして使ったり色々な場面で活躍してくれます。
まとめ
フレッシュなカボスで作ったことはないので比較はできませんが、
おそらく、フレッシュな方がより美味しいような気がします。
今回の完熟カボスシロップはなかなか癖のあるテイストでした。
今年の夏にフレッシュカボスを使って作るものと比較をしてみたいと思います。