少し春の兆しが見え隠れしてきたこの時期、新酒の2文字が頭に浮かびます。
そう今年もこの時期がやってきました。
酒蔵開きのシーズンですね!!
秋に採れた新米で仕込んだ新酒が出来上がるのがちょうどこの時期。
全国各地で新酒のお披露目が行われます。
私の住む北総地域には神崎町という古くから酒造りの盛んな地域があります。
今年も酒蔵開きのお祭り「発酵の里 こうざき酒蔵祭り」が開催されるので
足を運んでみたいと思います!
今回はその酒蔵祭りへ行く前に知っておきたいお得情報をお知らせします。
昨年の体験から、お祭りの様子や当日注意しておきたいことなどをまとめてみました。
発酵の里こうざき酒蔵まつりとは?
300年以上の伝統を持つ2軒の酒蔵 鍋店(株)と(株)寺田本家を中心に、両蔵の沿道を歩行者天国にし、酒蔵周辺全体を会場として「酒蔵まつり」を開催します。
酒蔵見学や無料試飲のほか、当日限定酒も販売されます。また酒蔵敷地内、周辺街道沿いにはミニステージが設けられ、祭囃子と踊りの競演、バンド演奏などが行われます。そして、沿道には約200店の地域物産や発酵食品をはじめとした露店が並び、商店街も参加し、祭りを盛り上げます。舞台での演奏や踊り、抽選会など内容も盛りだくさんです。
ご家族連れでどうぞお越しください。
引用:神崎町HPより
開催日:平成30年3月25日(日)
時 間:9時00分~15時30分
会 場:千葉県香取郡神崎町神崎本宿 河岸通り~鍋店神崎酒造蔵
お知らせ『発酵の里こうざき酒蔵まつり2018』の開催について
発酵の里こうざき酒蔵まつり2018ポスター(PDF/1068KB)
アクセス
電車・車で来場可能です。
電車
- 最寄駅はJR成田線下総神崎駅 会場まで徒歩20分(シャトルバスあり)
都内方面からは、臨時特急「こうざき酒蔵まつり号」が便利で快適です。
新宿から1時間半ほどで最寄駅まで座っていけます。
停車駅は秋葉原・錦糸町・船橋・千葉。
(行き) 新宿駅 8:05発 → 下総神崎駅 9:47着
(帰り) 下総神崎駅 15:57発 → 新宿駅 17:38着
※JR下総神崎駅から酒蔵まつり会場までは、無料のシャトルバスが10分~15分間隔で運行されます。
※下車後のJR下総神崎駅は小さな駅のため、改札が大変込み合います。5分ほどで改札を抜けられますので焦らずにゆっくりと。
車
- 東関東自動車道 大栄インターから車で15分
- 圏央道 神崎インターから車で3分
会場から徒歩10分圏内に大きな臨時駐車場が数カ所あります。
ぜひお酒を飲まない方と同乗してきてください。
千葉県香取郡神崎町本宿163 神崎町役場 電話:0478-72-2111
神崎の酒蔵
お祭り会場となる神崎町中心部には、鍋店(なべだな)と寺田本家という2つの大きな酒蔵があります。
両酒蔵では工夫を凝らしたイベントが行われているのでぜひ訪れたいところです。
個人的には、鍋店の会場はご年配向け、寺田本家の会場は若者向けのような雰囲気を感じます。
私はどちらかというと、寺田本家のゆる~いフェス感が好きだったりします。
鍋店
鍋店会場のイベント
- 年に一度だけ販売される「蔵祭り限定酒」
- 鍋店を代表するお日本酒や当日限りの限定酒など15種類の「無料試飲」
- 美味しい日本酒をより美味しく「不動BAR」※不動バーは有料試飲
- 仁勇・不動を造る鍋店の蔵見せちゃいます!
- 毎年大好評「酒粕詰め放題」
各種、美味しい出店や・ステージによるイベントが盛り沢山!
寺田本家
寺田本家HP(第12回お蔵フェスタ)
寺田本家会場のイベント(お蔵フェスタ)
- お酒の試飲(チケット制・試飲チケット5枚とお猪口付 500円)
- 蔵見学ツアー
- 発酵クッキング(チケット制・試食付き)
- 発酵トーク
- 発酵コスメワークショップ (チケット制・おみやげ付き 500円)
- 寺田本家のふるまい酒(神崎神社の境内 9:00〜12:00)
- 裏お蔵フェスタ
おすすめのイベント
当日限定酒の販売
鍋店では一年に一度だけの「蔵祭り限定酒」を販売するそうです。
ここでしか飲めない貴重なお酒もあったりするので機会があれば飲んでみたいものです。
是非搾りたての美味しいお酒をお土産に。
また、昨年はお隣香取市に蔵をかまえる東薫酒造も露店を出していました。
私も妻もここ東薫酒造のどぶろくが大好きで毎年買って帰っています。
鍋店・寺田本家の蔵元見学
ふだんは見れない酒蔵の中。
この機会にぜひ見ておきたいですね。
蔵の中や仕込中のもろみの様子を、「見たり」「聞いたり」「嗅いで」みたり。
五感をフルに使って見学してみると面白いものです。
そして、製造工程を知ってからいただくお酒はまた一段と美味しい!
お酒の試飲・ふるまい酒
鍋店会場では15種類の無料試飲ができるそうです。
いろいろと飲み比べて自分のお気に入りの銘柄を見つけてみるのも面白いですね。
また午前中は神崎神社にて寺田本家の振る舞い酒が提供されるそうです。
ちなみに昨年まで鍋店会場で無料でふるまわれていた甘酒は、今年から有料になるそうです。
発酵食品の販売
神崎は発酵の町。
酒粕を利用した食材や、醤油や味噌、漬物まで色々な発酵食品のお店が出店しています。
近頃発酵食品に興味津々の私。お酒に酔ってしまう前に、是非いろんな食品を見ておきたいところです。
発酵の世界は奥が深いですよ〜。
酒粕つめ放題(酒粕詰め放題は無くなり次第終了)
酒粕つめ放題(2016年は¥300/1カップ)
今年もあるそうです。
昨年はお昼に行ったらもう終了していました。
かなり人気なので、早めに行ったほうが良さそうですよ!
沢山詰めるコツは、はじめから少量ずつしっかりと押し込んでいくよいですよ。
最後に無理やり押し込んでも底の方の隙間は埋まりませんでした…。
寺田本家「裏お蔵フェスタ」
寺田本家敷地の裏手で広がる「裏お蔵フェスタ」。
ゆる〜い感じのフェス会場が待っています。
まずは入り口で寺田本家謹製のどぶろくを頂いてから、会場をぶらぶら回りましょう。
- 寺田本家謹製どぶろく
- 発酵浴足湯
- 青空ソーラーライブ
- 発酵クイズラリー
- 発酵バー
- 授乳室
ちょっと歩き疲れたら裏お蔵フェスタ会場で少し休憩というのもありですね。
敷地も広く少し奥まっているせいなのか、それほど混雑はしていませんでした。
昨年はゴザを敷いた広い休憩スペースもあり、家族・友人とゆっくりさせてもらいました。
また、授乳室もあるので赤ちゃん連れのお母さんにはありがたいです。
当日の注意
去年、一昨年の経験から個人的な注意点をまとめてみました。
よかったらご参考に。
お腹をすかせていきましょう!
発酵食品やオーガニックな出展ブースもたくさんあるので、美味しいものもたくさん。
胃袋は一つなのでお腹をすかせて行って、いろんなものを味わいたいところですね。
大き目のバックパック(リュック)
酒蔵見学や試飲など色々な催し物もあるので、断然手ぶらがお勧めです。
また、お酒やお土産を手に持って運ぶのは大変ですし、忘れて帰らないためにも背負っておきたいですね。
貴重品はしっかりと保管
大変混雑しますので貴重品の管理はしっかりとしたほうが良さそうです。
リュックのポケットはスリ被害に遭う可能性がありますので必ずリュックの内側など安全なところに。
大切なものは露出しないのが一番です。
電車の時刻に注意
下総神崎~成田間は列車本数が少ないです。
帰りの出発時刻に間に合うよう時間をチェックしておきましょう。
トイレは結構混みます
お酒を呑むとトイレも近くなります。
仮設のトイレも設置してあるので数は多いのですが、トイレに向かう人も多いので結構混んでいます。すいているトイレを見つけたら早めに用を済ませておくとよいかもしれませんね。
去年は寺田本家裏フェスタ会場の仮設トイレが割と空いていました。
ベビーカー・授乳室
特に酒蔵会場など狭くて人が多い場所では、ベビーカーでは大変かもしれません。いろいろと見て回りたい方は、エルゴなどの抱っこひものほうが便利かもしれません。
会場となる通りはそれ程混雑しないのでベビーカーでも平気そうでした。
私の確認した限りでは、授乳室は寺田本家裏の「裏お蔵フェスタ」会場にありました。
|
まとめ
美味しい食べ物と楽しい仲間と一緒に、お昼からお酒をいただけるなんて
楽しいことまちがいなしです。
当日は発酵をテーマにした様々なワークショップもたくさんあるので、時間があったらいろいろなものを試してみたいですね。
昨年の様子はこちらの記事にも詳しく載っていますので、
よかったらご覧ください↓
【発酵の里 こうざき酒蔵まつり2017】行ってきました!(おすすめ・見所)