【カングー/タイヤ】簡単・黒鉄チンホイールのセンターキャップを自作してみました。

【カングー/DIY】塩ビ管で鉄チン用センターキャップの作り方 DIY

「足元は黒く締まっていた方が好き」

ということで、カングーのタイヤ周りを黒くしてみました。

元々黒スチールを履いているカングーなので、プラスチック製のホイールカバーを取り外せば十分足元は黒くなります。しかし、ホイール中央部分やナットなどが金属色のままなので少々目立っていました。

そこでこれを隠すセンターキャップを取り付けることにしたのです。
ただ、市販品は高価なのと入手が困難なため、今回は身近な部材「塩ビ管」を使い自作することに。

それでは、塩ビ管を使ったカングー用センターキャップ(黒)の作り方と取り付け方を紹介します。

見た目の印象がガラッと変わりますよ!

 

【カングー/DIY】塩ビ管で鉄チン用センターキャップの作り方

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足元は黒い方がメリットはある

【カングー/掃除】ブレーキダスト(ホイルキャップ外し方)鉄チン用センターキャップ

 

  • ブレーキダストが目立たない
  • 掃除が楽
  • 足元が締まってカッコイイ

 

通常カングー(ゼン)のタイヤにはルノーのマークが入ったプラスチック製のホイールキャップが取り付けられています。

シルバー色に塗装されているので、見た目は爽やか。
それはそれでいいんですが…一つ問題が。

カングーを含め、外国車はブレーキダストがもの凄く出るのです。
速度規制がないアウトバーンなどのように、日本の高速道路よりも遥かに高速運転を想定している外国車は当然ブレーキ性能が良い。その為ブレーキダストが沢山発生するという訳です。

私もカングーの初めての洗車時にこの汚れにはびっくりしました。

しかもこのブレーキダスト、すぐに掃除すれば落ちるのですが、しばらく放置するとこびりついて全然落ちない。結構厄介なやつなのです。
せっかく爽やかなシルバーのホイールキャップも黒ずんでなんだか汚らしい…。

ならば、黒いホイールなら目立たないのでは?

【カングー/掃除】ブレーキダスト(ホイルキャップ外し方)鉄チン用センターキャップ

早速、ホイールキャップを取り外し作業から始めます。

ネット上で調べると取り外し方法は色々とあるようですが、今回はカングーの取扱説明書にも記載されている専用の工具を使って取り外しを行うことにします。

工具はカングーリアの右側面に収納されいます。
詳しい場所は以前にスペアタイア交換を行った記事で紹介さているので、こちらをご参考に。

 

【カングー/パンク交換】スペアタイヤの交換方法・工具の収納場所はここ。
うわぁ…ぺちゃんこ。 完全にパンクしてしまいました。 車を運転している以上、そんな状況はいつか訪れるものです。 カングー(ZEN)の場合、リア車体下に予備のスペアタイアが格納されています。 車載工具もちゃんと搭載されているので簡単に取り外し...

 

車載工具セットが見つかったら上の写真のような工具を取り外して使用します。
取り外し方については車載の取扱説明書に詳しく記載があるのでそちらをご参考に。

簡単に説明すると、エアバルブ付近のくぼみに工具を引っ掛けて自分の方に強く引っ張るだけ。

注意点はプラスチック製のホイールキャプ内にある金属のロックにちゃんと引っ掛けて引っ張るのをイメージすること。失敗してすっぽ抜けてしまうとホイールキャップに傷が付きます。
また、無事に抜けた時も要注意。
高確率で尻もちをつきますので後方に工具などを放置しないように。

 

【カングー/自作】(ホイルキャップ外し方)鉄チン用センターキャップ

無事に取り外したホイールキャプですが、内側は真っ黒です。
これがブレーキダスト。
2年間も乗っているとこんな感じです。

さて、露わになった黒いスチールホイル。
ううむ、カッコイイ。

私とにかく足元は黒い方が好きなんです。
振り返れば自前のスニーカも黒ばかり。
サッカー選手も黒いスパイクを履いているだけで「何か持っている」とヒイキしてしまいたくなる性分。

それにカングーはバンパーなど所々に黒が使われているのでバランスが取りやすい配色というのも大きな要因。

そのままでも無骨でカッコイイのですが、無塗装のナットや錆びている中央のパーツを隠す為のカバーを用意して完全に真っ黒な足元にして引き締めていこうと思います。

一応センターキャップと呼ばれるルノー純正パーツが存在するのですが、現時点では国内ディーラー在庫は無しとのこと。フリマサイトなどでも時折出品を見かけますがプレミア感のついた価格のため購入する気が起こりません。

それならば、自作してしまいましょう!

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センターキャップは塩ビ管パーツでDIY

カングー2DIY/鉄チン_センターキャップ

用意するのは塩ビ管の蓋。
近所のホームセンターに足を運ぶとちょうど良いサイズのものが見つかりました。しかも1個90円と格安。

サイズは内径50mmのものだと、カングー(ZEN)のセンターキャップにぴったりはまります。

 

用意するもの

  • VUキャップ 50mm
  • 油性スプレー(マットブラック)
  • 両面テープ(薄くて強力なもの)
  • ヤスリ(#50〜#400程度)

 

 

 

【カングー/DIY】塩ビ管で鉄チン用センターキャップの作り方

VUキャップと呼ばれる塩ビ管のお尻にかぶせる蓋です。
内径は50mmのもの。

ただし、塩ビ管の蓋といってもいくつか規格があるそうで、肉厚のものや薄いものなど内径が違うものが存在するようなので注意。
今回は「VU」という規格のもので丁度良い内径が見つかったのでこちらを使用しています。

 

【カングー/DIY】塩ビ管で鉄チン用センターキャップの作り方

それでは早速加工に移ります。

表面についている表示が出っ張っているのでヤスリで削り落とします。
#40のヤスリで削ると割と簡単に落とせました。

 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

さすがに#40だけでは表面が荒いので、#120→#240→#400と番手をあげて傷の目立たないレベルまで仕上げます。

 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

スプレー塗料の乗りを良くするため側面も#400で軽く磨きます。

力は入れずササっと撫でて表面に傷をつける感じです。

仕上がったら水洗いして細かい削りかすを流し落とします。
乾燥したら次の塗装作業です。

 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

下地処理が完了したのでスプレーをかけてまいります。

使用したのは「ラッカースプレー つや消し黒(マットブラック)」。
ホームセンターにあった一番安い油性スプレーです。

 


 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

ダマにならないように離れた位置から少量ずつ。
完全に乾燥したらあと2回ほど薄く塗り重ねると奇麗に仕上がります。

ラッカースプレーはとにかく臭いので、屋外での作業をお勧めします。

 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

塗装が乾いたら、ホイールに取り付けていきます。

そのままはめても装着できるのですが、走行中に外れてしまわないようにキャップ内部に両面テープを貼り付けました。

両面テープは強力タイプで肉薄なものを使用。
今回使用したのはWAKIの「激強力両面テープ(マルチ)」です。

 

 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

センターキャップに続き、周囲に5つあるナットにもキャップを取り付けます。

 

【カングー/自作】鉄チン用センターキャップ

こちらは安かったので市販品を使用。
サイズは17mmのボルトナットに合うサイズで探しました。

 

 

 

カングーZEN DIY/鉄チン_センターキャップ

取り付けは簡単。
購入したパーツをそのままナットに押しはめるだけ。

スポっ。

 

カングー2DIY/鉄チン_センターキャップ

完成です。
これこれ、真っ黒のタイヤになりましたね。

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まとめ

【カングー/DIY】塩ビ管で鉄チン用センターキャップの作り方

引きで見るとウウンいい感じ。
やっぱりカングーの足元は黒の方が好みです。

黄色×黒のツートンに赤のアクセントカラー。
このシンプルさが可愛い。

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