先日天ぷら用に摘んだヨモギの新芽。
余った分を砂糖と一緒に漬けこんで、ヨモギの発酵液を作りたいと思います。
「天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)」と呼ばれるこの発酵液は、植物を丈夫にし生育を助ける効果があるらしいのです。
さっそく仕込んでみました!
【レシピ/野草】新芽が美味しい!ヨモギの葉を摘んで天ぷらでいただきます!
天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)とは
空き瓶にヨモギと砂糖をまぜて漬けておくと、砂糖の浸透圧でヨモギのエキスが抽出できます。ヨモギに限らず植物の新芽には成長に有益な微生物が多く住みついているらしいのです。その微生物を砂糖をエサに培養するのが今回の発酵液です。
作り方はいたって簡単で、空になった瓶にヨモギと砂糖を入れて置いておくだけです。
梅シロップを作るのと同じ要領ですね。
大体1週間ほどで抽出液が出てきます。
利用方法
採取した発酵液は畑の水やりの際に薄めて植物にまいてみたり、ボカシ肥を作る際の元菌(発酵菌)として利用したりできます。
もともとヨモギは一部の虫避けにも効果があるといわれていますから、ヨモギの匂い+発酵菌の力で植物も強く育つのではないかと考えています。
余った液はペットボトルに入れて冷暗所に置いておけばしばらくは保存も効きそうです。
平谷 けいこ 山と渓谷社 2016-05-20