6月の初旬に蒔いたセスバニアの種が発芽して少し大きくなっていました。
セスバニアとは
セスバニアは緑肥作物として、また硬盤破砕、防風などの用途で栽培される農業用作物です。
草丈は3~4m、根は地中に1m以上伸び、硬盤破砕能力が高く、土壌の排水性・通気性を高めます。
重粘土質土壌や湿害圃場の改善に効果的です。
マメ科の1年草で、茎には空中窒素を固定する茎粒が着生する独特の品種です。
私の畑は、近隣の畑と比べ若干の傾斜下側になっており、舗装された道路を伝い雨水が流れこむ箇所があります。
水はけはそれほど悪くもないのですが、数日間雨が続くと畝間は水溜りになってしまいます。
そこで、セスバニアの深く太い根に地下の岩盤を耕してもらい、水はけを改善しようというのが狙いです。
また、マメ科植物なので土中への窒素固定を期待していたりもします。
同じ畝の里芋へ良い影響が出るといいんですが。
しかし初めて蒔く種なのでどのように育つのか不安です。
土質の問題で発芽しなかったり、生育が悪い可能性もあるのではと思ったので、一列となりでは1ヶ月ほど前にクロタラリアの種も蒔いてみました。
セスバニアと同じマメ科の一年草です。
播種理由はセスバニアと同様です。
ちょっと分かりづらいですが、里芋の右隣で1mほどに伸びているのがクロタラリア(コブトリソウ)です。ちらほら黄色い花をつけ始めています。
生育状況
種はこちら。
カネコ種苗「セスバニア・ロストアラータ」
田んぼ土で水はけの悪い畑を改良するために、義父が購入していたもの。
「余っちゃいそうだから」と一袋いただきました。ありがたや。
こちらは雪印種子の「田助」という品種
6月11日
播種
私の住む千葉県(中間地)では6〜7月播きを推奨のようです。
結構気温が上がってからの方が発芽しやすいそうです。
播種後、1〜2cmほど覆土します。
できれば乾燥を防ぎたいところですが、広範囲に播くのであとは天候の運次第ということで。
6月25日
少し芽が生えそろってました。
7月8日
それっぽい葉の形になってきました。
里芋の畝間に2列。生えそろってきました。
まとめ
播種が雑だったのできれいに生えそろったようには見えませんが、発芽率は良いのではないでしょうか。
今の所順調に発芽・育成しているようです。
さあどれだけ大きく根を張れるのでしょうか、頑張ってくださいよセスバニアさん。