我が家の女子達はシーグラスを拾うのが大好き。
ということで週末に南房へビーチコーミングへ行ってきました。
夏真っ盛りの海ということで、どこへいっても大混雑。
今回は私たちが訪れた鋸南町〜館山市のビーチや食事処・観光スポットをお伝えします。
ビーチコーミング
元名海水浴場
今回訪れたのは鋸南町にある元名海水浴場ということころ。
トイレと女性用更衣室・シャワーがあるそうです。監視員さんはいますが海の家はないようですね。そのためか海水浴客もそれほど多くなく、真夏の土曜日だというのに何ともゆったりとしたビーチです。混雑を避けてゆっくりセルフにくつろぎたい人にはオススメなビーチです。
海は遠浅で子供でも安心して泳ぐこともでき、近くには磯や堤防もあるので磯遊びや釣りなんかもできて楽しそうです。
私たちはシーグラスを拾いたいだけなので、ジップロック片手にブラブラと海水浴場から北側の磯方面へ向かってビーチコーミング開始です。
北側に歩いて行くと、少なかった海水浴客がさらに減ります。
200mほど歩くと遊泳禁止の場所になり、もう誰もいません。
さらに磯まで。
釣りをしている人がいます。
いいなぁ〜と指を加えるお父さん…我慢我慢。
午前中だというのに日差しが強いですね。
海に入らないビーチコーミング。夏は朝か夕方の涼しい時間が良いですね。
9時を過ぎた頃には暑さにやられてしまいました。
崖の影で一休みして車に戻ることにしました。
本日の収穫
木の枝やプラスチックゴミなどの漂流物はたくさんありましたが、シーグラスは思っていたほど多くありませんでした。台風後だからたくさん拾えるかなぁと思っていたのですが…。
ちなみに海水浴客がいる砂浜中央よりは端の磯場近くの方がシーグラスは多かったように感じます。
食事
海猫珈琲店
千葉県富津市竹岡175-108
営業時間:8:30〜19:00(木曜定休)
暑さに負けて逃げ込んだおしゃれなカフェ。
白と青を基調にした爽やかな外装で何とも素敵な建物。
富津市竹岡に2017年にオープンした新しい珈琲屋さんです。
おいしい珈琲や紅茶、手作りの飲料・洋菓子などがいただけます。
海沿いの127号から小道に入り急な坂を登って行くのですが、入口の場所はちょっと分かりづらく私は一度Uターンしました。近くになったら少しゆっくり目の運転の方が安心です。
食事処 ふく丸
千葉県安房郡鋸南町吉浜517−1
営業時間:5:00〜20:00(月曜定休)
お昼をいただいた「ふく丸」さん
当初は保田港にある海鮮食堂「ばんや」で昼食をいただこうと思ったのですが、団体客の予約が入っており座敷が空いていなかったので断念。我が家はやんちゃな小さな子供がいるので、赤ちゃんチェアーか座敷が無いとちょっと辛いのです。
ということで、お隣同じ保田港の南側にある道の駅きょなんの「ふく丸」に行ってみました。
お店は小さいのですが空いています。
先客は地元のおじさん達。これは期待ができそうな予感です。
私は「海鮮あられ丼」を注文。
地魚を豪快にぶつ切りに。色々な魚の味が楽しめてお得です。
しかもボリュームが満点。かなりお腹いっぱいになります。
この日はサワラ、イナダ、タチウオ、スズキ、タイ、サザエ…他にも貝や魚が何種類かありましたが忘れました。
妻は「刺身盛り合わせ定食」。
タチウオの刺身。なかなか食べる機会がありませんがもとても美味しかったです。
丼も刺身も切り身が大きくて食べ応えがあります。
は〜お腹いっぱい。
見返り美人像
ちらっ、ちらっ…ちらちらちら〜♪
お腹がいっぱいになったら、お店の前にある見返り美人像をチラ見。
見返っている写真を松の木越しにパシャリ。
個人的には見返り側を反対に向けた方が良いと思うのですがね。
渚の博物館
富浦の浜などを流しながら最終的に館山まで来てしまいました。
そして長女が以前に体験した「えさやり」をまたやりたい!と言うので「渚の駅たてやま」へやって来ました。
道の駅内にある海辺の広場では、目の前の館山湾に生息している生き物達を大きな水槽の中で見ることができます。また、えさやりも体験させてもらるので子供達も大興奮です。
えさやりタイム 毎日14:30(月曜定休)
【旅/館山・千倉】南房総2泊3日旅!海水浴~磯遊び~釣り《食事・お土産・イベント編》
エサやり後はソフトクリームを食べながら桟橋をブラブラしたり。
でもちょっと暑くなったので渚の博物館で涼みます。
博物館1Fは漁船の展示や館山ふるさと親善大使である「さかなくん」の作品展示なんかもあります。
長女が「おもしろいのみつけたよー!」と言うので、渋々階段を登ってみると意外な発見がありました。
実は今まで何度か訪れている渚の駅ですが、2Fには行ったことがなかったのです。
2Fは房総漁師の歴史展示でした。
昔の漁師民家の様子や漁の様子。そして私が食いついてしまった漁具の展示がありました。
うわ〜弓角(ゆみづの)じゃないですか!
弓角とは、牛の角などを使って作られた日本古来の伝統漁具。
アワビの貝殻などキラキラとした素材を装飾したりしてさらに釣果を求めるものもあるそうです。そこまでくるともはや美術作品ですね。
ちょうど今の時期はソウダガツオ釣りでプラスチック製の弓角を使っている人も多いようですが、昔はルアーのような道具はなかったでしょうから、これを手巻きしていたのでしょうかね?
すごい!
うわ〜こっちはエギ〜!!
タコ用にエビ用。
昔からあまりスタイルは変わっていないのですね。
形は既に確立されていたのですね。
ちょっと試してみたくなるような仕掛けがたくさん展示されており、お父さんの釣り欲が悶々と湧いてくるのでありますが、興奮冷めあらぬまま博物館を後に。
博物館出入り口でちょっといいものを発見しました。
「南房総・たてやま ポケットパンフレット」というもの。
何やら近隣の観光スポットや商店・食事処などの紹介と割引が使えるカードサイズのクーポンのようです。カードにはQRコードが付いていて読み込むとお店の紹介動画などが見れるそうです。気になるお店があったらクーポンをゲットしておくのも良いですね。
まとめ
夏の海は良いですね!
今回は女子達のシーグラス拾いに付き添って来たつもりでしたが、意外と私自身も楽しんでしまいました。
私単体や友人とは釣りにたまに来たりする南房総ですが、メンバーが違えばまた違った見方体験ができて面白いということに気がついた旅行でした。
まだまだ面白いことが発見できそうな南房総。
次はどんな面白いことが見つかるのか楽しみですね。