日本にギネスに載る巨大な大仏があるのを知っていますか?
「奈良の大仏様が手のひらに乗るらしいよ」
数年前、友人のこの一言に興味を抱いた私は初めて牛久(うしく)の地を訪れたのでした。
「まさか、そんな大きな大仏があるはずなかろう」
「ちょっと大げさに言っているだけだろう」と
半信半疑な気持ちでドライブがてらに出かけた私の目の前に現れたのは、
遠くの山の後ろからニョキッとお姿をのぞかせた巨大な大仏様だったのです。
牛久大仏の楽しみ方
牛久大仏とは
牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
〒300-1288 茨城県牛久市久野町2083
TEL.029-889-2931
高さは、なんと地上120m!
奈良の大仏が手のひらに乗ってしまう、世界一大きなブロンズ製大仏です。
ギネスブックには「世界一の大きさのブロンズ製仏像」ということで登録されました。
ちなみにブロンズ製では世界一ですが、大きさだけでは中国の魯山大仏(128m)、ミャンマーのレイチュンセッチャー大仏(116m)に次ぎ世界3位です。
大仏があるのは茨城県の牛久市。
浄土真宗東本願寺派の霊園である牛久浄苑の敷地内に建てられています。
浄土真宗のご本尊は「南無阿弥陀仏」のお経で馴染みのある、あの阿弥陀如来像の立像です。ちなみに同じ浄土教の流れをくむ浄土宗では座像と言って座った姿らしいですよ。
牛久市はアウトレットがある稲敷郡阿見町のお隣です。
アウトレットの敷地からも大仏が大きく見えるほど近くなので、買い物のついでに立ち寄るのはちょうど良い立地です。
大仏は胎内に入ることができます!
大仏裏に入り口となる大きなエレベーターがあります。
例えて言うならば、東京ディズニーランドのホーンテッドマンションのような大きなエレベーター。
添乗員さんが1人乗っていて上階へ運んでくれます。
エレベーターの扉が閉まると照明が消え、「煩悩を表す漆黒の闇」に包まれます。
そして次に扉が開くと、「慈悲を表すひとすじの明かり」が。
そこには後光を受けた一体の仏像がいます。
その先はもう…『THE サイケデリック空間』です。
サイケにライティングされた仏像や室内は、仏の世界にでも迷い込んでしまったのではないかと錯覚するほど。
2、3階は写経体験や仏像資料展示、展望スペースとなっています。
最上階の展望スペースはちょうど大仏様のお胸のあたりです。
天気が良い日にはスカイツリーや富士山も見えるようです。
小動物公園
大仏様の胎内を巡った後は、大仏裏手にある小動物公園で動物たちと触れ合い、いきものの命の尊さを学びます。
エサやり体験
ウサギやヤギ、ヒツジに触れたりエサやりができます。
どの動物たちも人懐こく、娘もキャッキャととても楽しそうにしていました。
以前は放し飼いにされていたリスにもエサをあげることができたのですが、いろいろと事情があり現在はリスのエサやりはできないようです。
[タイワンリスについてのお知らせ]
小動物公園にて飼育されているタイワンリスは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(略称:外来生物法)」
により移動、販売などが禁止されました。その結果、現存するタイワンリスしか飼育できず、その数も著しく減少しているため、
やむを得ずエサの販売を中止しております。誠に恐れ入りますがご理解頂きますようお願い申し上げます。
引用:牛久大仏公式HPより
お猿の曲芸ショー
一日4回(平日は3回)お猿さんのショーが見れます。
平日:11:00~/13:00~/14:30~
土日祝日:11:00~/12:30~/14:00~/15:30~
詳しいスケジュールは公式HPでご確認ください。
マザーテーブル
土日祝日のみの営業ですが、園内にあるカフェ「マザーテーブル」では、ラーメンやピザなどの軽食がとれます。
また、同じ建物内にはおむつ換え、授乳スペースがあるので赤ちゃんずれの家族も助かります。
庭園・花摘み
大仏様の前には大きな花畑があり、ピクニックや花見などが楽しめるほか、春と秋にはお花摘みも楽しめます。
今は冬の為、防寒ネットの中で縮こまっているようですが、温かくなると一面が四季折々の花々で彩られます。
それぞれの季節で見れる花
4月上旬〜4月中旬過ぎ
- 桜&芝桜(花摘み不可)
4月中旬〜5月下旬
- アイスランドポピー
- シャーレーポピー
- かすみ草
- キンセンカ
- 矢車草
- 金魚草
- 花菱草
- ゴテチャ
- ナデシコ
(全て花摘み可)
4月下旬〜5月下旬
- ぼたん・しゃくやく(花摘み不可)
6月初旬〜6月下旬
- 紫陽花(花摘み不可)
7月中旬〜8月下旬
- ブルーサルビア
- ケイトウ(花摘み不可)
10月上旬〜10月下旬
コスモス(花摘み可)
お土産
駐車場からの入り口には仲見世通りがあり、大仏様や茨城特産のお土産が購入できます。
おすすめは
- 牛久大仏招福まんじゅう
- 伝統佃煮の詰め合わせ
- 霞ヶ浦名物 れんこんのお惣菜
- 牛久大仏香(線香)
- 御朱印帳
お食事処・甘味「利根」
ちょっとお腹がすいたらチケット売り場前にあるお食事処で一休みなんていうのもありです。
[4月〜9月]11:00〜15:30ラストオーダー
[10月〜3月]11:00〜15:00ラストオーダー
年間イベント
牛久大仏のある牛久浄苑では1年を通して様々なイベントがあります。
なんといっても一番のイベントは年越しのカウントダウンではないでしょうか。
あの大仏様の前で盛大な花火と度派手なライトアップの中カウントダウンを行うのですから。
それはもう…。
アクセス
都心からは、なんと1時間!
最寄りの圏央道「阿見IC」から車で3分!
車
圏央道「牛久阿見I.C.」より約4.5km(約8分)
圏央道「阿見東I.C.」より約2km(約3分)
東関東自動車道「成田I.C.」より約35km(約30分)
電車
JR常磐線「牛久駅」よりタクシー(約15分)
バス
JR常磐線「牛久駅」より
「牛久大仏・牛久浄苑」行き、または「あみプレミアムアウトレット」行き
〜「牛久大仏」下車(約20~30分)
拝観時間と料金
拝観時間
平日
・AM9:30~PM5:00(10~2月は~PM4:30)
土日祝日
・AM9:30~PM5:30(10~2月は~PM4:30)
拝観料
大仏胎内を含むすべての拝観(セット割引)
・大人800円/子供400円
庭園+りすとうさぎの小動物公園
・大人500円/子供300円
※大人(中学生以上)
※子供(4歳〜小学生)
※お寺なのでペットの入園はNGなのでご注意ください。
まとめ
久々に訪れましたが、外国人観光客の多さにびっくりしました。
会話や絵馬を見た感じではタイ人が非常に多く感じました。
同じ仏教徒としてはギネス大仏を見てみたいものですよね。
期待していたリスの餌やりができなくなったのは残念でしたが、
子供も大人も外国人も楽しめる素敵な施設でした。
次は花見やカウントダウンに訪れても面白そうです。
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