【エンドウの種類】サヤエンドウとスナップエンドウの違いわかりますか?

エンドウ 苗 豆 スナップエンドウ春が近づくとスーパーにも並び始める「サヤエンドウ」や「スナップエンドウ」。

その違いってわかりますか?

曖昧な認識だったので少し調べてまとめてみました。
収穫時期の違いや、食べ方の違いなど、知れば得する『エンドウ』の種類はこうでした。

『エンドウ』とは?

起源

『エンドウ』はマメ科の一年草です。
原種はメソポタミアの栄えた近東地方が起源だと一説では言われています。その後、地中海地方へ渡り、麦作の混植として利用され栽培が盛んに行われたようです。

マメ科ですから根につく根粒菌の働きで痩せた土地でも麦がよく育ち、そのため広く利用され品種も改良されたのでしょう。

栽培

エンドウはつる性植物です。草丈は高性種で150~200cm、矮性種で70~100cmになります。高温で節間の伸長が促されるため、高性種は温暖地では300cmを越す場合もあります。

生成適温は10~20℃。
もともと冷涼な地域で栽培されていた植物のため、寒暖差のある日本では栽培の全期間をこの適温期に入るようにすることは不可能です。

そのため比較的影響の少ない幼苗期に、低温または高温で過ごし開花から結莢期が適温期に入るよう播種を調整します。

関東以南では秋播きが一般的で耐寒力の強い幼苗期に冬を越させ、春の気温上昇とともに急速に伸長、開花、結実をはかります。

またエンドウの種子は貯蔵方法が適当であれば、10年以上でも発芽率が50%を越すと言われています。

種類

エンドウ 種類 図

ホームセンターの種コーナーに行くとたくさんのパッケージが並んでいます。

「〜サヤエンドウ」「〜スナップエンドウ」「〜グリーンピース」...
沢山ありますが、大まかに言えば『エンドウ』の種です。
収穫時期や食べ方の違いによって呼び名が変わっているだけなのです。

簡単に違いを下に並べてみました。

莢を食べる→「サヤエンドウ」

実を食べる→「実エンドウ(グリーンピース)」

莢も実も食べる→「スナップエンドウ」

ちなみに...
幼苗を食べる→「豆苗」

収穫時期によって食べ方を変えていただけのことのようですが、現在は食べ方に合わせて多くの品種に改良されています。

その極め付けが「スナップエンドウ」です。

幼い時期に莢のみを食べるのが「サヤエンドウ」。
実が膨らんだ時期に実のみを食べるのが「実エンドウ(グリーンピース)」。
そしてその両方の美味しいとこどり的に莢も実も柔らかく食べれるのが「スナップエンドウ」です。

個人的には「スナップエンドウ」のお得感が大好きです。

ちなみに品種を更に詳しく分類・補足すると↓

『サヤエンドウ』
サヤエンドウの品種は莢の大きさにより「絹莢」と「大莢」に、また別物として「スナップ」に分けられる。

「絹莢」
〈代表品種〉成駒三十日、美笹、ニムラ赤花きぬさや2号
→節間の長さ、開花時期などが異なる多品種がある

「大莢」
〈代表品種〉仏国大莢、オランダ、ニムラ大莢オランダ
→オランダは莢の長さが12cm以上、莢幅3cm程。耐寒性が弱く暖地や温暖地で栽培される

「スナップ」
〈代表品種〉グルメ、スナック、ホルンスナック
→青実を肥大させて莢ごと利用する

『実エンドウ』
実エンドウの品種は含有成分の違いにより「糖質型」「デンプン質型」その「中間型」に分けられる。

「糖質型」
〈代表品種〉南海緑・久留米豊
→青実に糖質が多い

「デンプン質型」
〈代表品種〉滋賀改良白花1号
→青実にデンプンが多い

「中間型」
〈代表品種〉ウスイ・白竜
→「糖質型」と「デンプン質型」の中間

呼び方・方言

方言なのかは不明ですが、私の実家のある千葉県北東部の農家さんは、「サヤエンドウ」のことを『三月豆』と呼んでいます。

実家の母に「エンドウの苗が余ったからあげるよ。庭置いてあるからもっていきな」と言われ、取りに行くとエンドウっぽい苗ポットには「三月豆」やら「実エンドウ」の挿し札が...。どれを持って行ったらいいのだろうか、と悩んだ記憶があります。

訳のわからなかった『エンドウ』の実態をさらにややこしくしていた一員でしたね…。

食べ方

サヤエンドウ
卵とじ・炒め物などシャキシャキ感が美味しい。お味噌汁に入れても柔らかくてとても美味しくいただけます。

実エンドウ(グリーンピース)
私は面倒臭がりなのであまり利用しませんが、豆ご飯や炒め物などでいただけます。
実エンドウの代表的品種の「うすい豆」は原名をブラックアイド・マロウファット(Black Eye Marrowfat)と言い、明治に入りアメリカから大阪府に導入され風土に合い土着した品種だそうです。そのため関西では豆ご飯に利用するなど馴染みの深い豆のようです。

スナップエンドウ
茹でてマヨネーズで食べるサラダが大好きです。ほっくりプリッとした食感がたまりません。

まとめ

今は「エンドウ」と言っても食べ方にあわせて様々な品種が存在します。

これからは種を選ぶ際にも食材を買う際にも迷わず選択できそうです。

はぁ すっきり。


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