7月に入り梅雨真っ盛り!のはずですが、今年は千葉では全然雨が降りません。
カボチャやキュウリなど水分を欲しがる作物の葉はだいぶ萎れてきています。
そんな中、相変わらず元気が良いのが、落花生(おおまさり)。
ナスのコンパニオンプランツとして一緒に植えていますが、雑草を押しのけグングン成長してきています。
そろそろ根を落下できるように、マルチを割いて土を露出してあげようと思います。
落花生(おおまさり)とは
千葉県で主に栽培される落花生の品種は下記の4種なんだそうです。
- 千葉半立(ちばはんだち)
- ナカテユタカ
- 郷の香(さとのか)
- おおまさり
「おおまさり」はその中でも極大粒で、茎も横に広がり大株になります。
また、大粒のため茹豆に向いているそうです。
我が家でも昨年までは、お義母さんに頂いた「おおまさり」を茹で、ビールのおつまに美味しくいただいていました。
今年は自分で収穫してみようと思い、ナスと一緒に植えてみたのです。
種まき〜発芽
私の住む千葉県では、地温(最低気温が15度以上)の確保ができる5月中下旬が最適だそうです。
それよりも早い時期に播種してしまうと、発芽せず腐ってしまったり、発芽後に霜にあたり枯死してしまう恐れがあります。
一方播種が遅くなると、十分な収量が見込めないそうです。
莢に入っている場合は、莢を割り播種します。
種まきの株間は30cm以上。
今回はナスのコンパニオンプランツとして植えているので、ナスとの株間30cmほどをとって植えています。
マルチ除去
「おおまさり」は開花期に、マルチを除去します。
落花生は、花が落ちるようにして地中で実を生むことから「落花生」という名前が付けられたそうで、子房柄が下方に伸びて地中に潜り込み、子房の部分が膨らんで地中で結実するそうです。
その為、この時期にマルチ除去を行わないと、せっかく出てきた子房柄が土に刺さらず減収につながってしまうそうです。
また、子房柄の伸長が開始する前に、土寄せと雑草を行った方が良いということですが、まあ、立場的にはコンパニオンプランツですから、そこまでしなくてもいいかなぁ・・・と省きます。
ちょっとごちゃごちゃしていますが、メインはナスの畝です。
コンパニオンプランツ的な立場で、落花生・つるなしインゲン・ホーリーバジルが時々植わっています。
落花生の生え際からざっくりと切れ目をいれて土の露出を増やしてあげます。
すぱぁ〜っと。
さあ、思う存分に子房柄を張ってください。
まとめ
ここのところ気になっているのですが、梅雨なのに雨が全然降りません。
落花生は乾燥に強い植物ですが、種実を収穫するにはある程度水が必要です。
水と石灰が不足すると、殻だけ育ち中身のない空莢、通称「ポン」というのが多くなるそうです。
この時期もそうですが、夏本番に降雨が全くない場合はかん水をした方が良いのかもしれません。
今後天候次第では1週間に一度くらい、どばぁっと冠水してあげようかと思います。