蔓が伸びた!
ということで、植え付け用の苗蔓を採取したいと思います。
今回は安納芋の種芋の採取です。
根っこが生えた蔓は即植え付け可能ですよ!
蔓が伸びた!
気温が上がる6月初旬。
畑に行ってみたところ、種芋を植えたマルチ周辺が青々と生い茂っていました。
直径50cmほどの範囲まで蔓を伸ばした種芋から、植え付け用の蔓を採取したいと思います。
植付け用にカット
程よい長さで蔓をカット。
元気な苗は多少短く切っても再生してくれるようなので、バスバスと伐採してきます。
切り口は1日日陰で乾燥させる
ばい菌が入らないように切り口は乾燥させます。また、乾燥させることで発根を促し、植え付け後に早く定着してくれる気がしています。
実際に、植え付けを忘れ2〜3日放置してしまった苗からは小さな根が生えてきたこともあります。できることなら蔓の採取後にしばらく放置して発根を促すと良いのかもしれません。ただし、乾燥しきってしまうと枯れてしまうので、枯れ草などを被せたりして脱水の加減を調整してあげる必要はあります。
ちなみに、土のかぶった部分から生えた蔓は発根していたので、同様の環境を整えたあげると、発根した苗が沢山採れて植え付けしやすいかもしれませんね。
まとめ
さつまいもの植え付けは発根させられるかが勝負。
植え付けた後に枯れてしまうのは、苗が発根できなかった証拠です。
つまり、発根さえできれば養分(水分)を吸収でき成長できるのです。
ならば発根した苗があれば最強。
運良く発根した苗が取れたら優先的に植えてあげましょう。
良く育つと思います。
私が種芋から蔓を採るようになって気がついたのは「土に被る部分から出た蔓には根が生えやす」いということ。
種芋をあまり深く植えてしまうと芽が出にくいと思っているので、上部は多少日が当たるように浅く植えています。
ただし、種芋からは複数カ所芽が生えてきます。
土の被る側部から生えた芽(蔓)は発根している確率が高いのです。
蔓が生えたら土を被せてやると発根した蔓がたくさん採れるのかもしれませんね。