今年で3年目を迎える簡易温室。
真冬の寒さから南国植物たちを守ってくれている強い味方です。
冬以外の季節には収納してしまておけばよかったのですが、ズボラな私は1年中お庭に放置。
雨ざらしにしていたため、所々にボロが出始めてしまいました。
今回は私の使用している簡易温室の修繕と補強の様子を振り返ってみます。
真冬の救世主、簡易温室
今年で3年目を迎える簡易温室。
真冬の寒さから南国植物たちを守ってくれている強い味方です。
冬以外の季節には収納してしまておけばよかったのですが、ズボラな私は1年中お庭に放置。
雨ざらしにしていたため、所々にボロが出始めてしまいました。
冬が過ぎビニールカバーを取り外した状態で雨ざらしだったため、パイプフレームの一部が錆びて折れてしまったり、吹き荒む強風に幾度となく揺らされフレームを繋ぐジョイントパーツが劣化し折れてしまったり。
なかなか過酷な環境で駆使していたが故、だいぶ痛んでしまいました。
そこで、今回はこれらの修繕をすることにします。
また、我が家の庭は風向きにより強風が吹くことがあり、その度に温室自体が揺さぶれることが幾度もありました。ついでなのでフレームも補強して風に強い簡易温室に進化させていこうと思います。
まだもう数年は我が家の植物たちを守っていってもらわねば。
折れたフレームは枝とガムテで補修
錆びてポキっと折れてしまったフレームの一部。
春になったらちゃんとバラして保管しておけばよかったのですが、一年中外で雨ざらし状態。
それは錆びても当然。
幸いにも錆びてしまったフレームは1箇所だけ。
折れてしまったフレームは中が空洞になっているので程よい枝を突っ込んで補修します。
枝で芯を入れたらあとはゴリラテープでグルグル巻いて補修完了。
見た目は良くありませんが、かなりいい感じでびくともしません。
ジョイントパーツは100均でゲット
以前にも紹介したダイソーのフレームジョイントパーツ。
度重なる強風に揺さぶられ劣化し折れてしまったジョイントの交換部品として昨年まで使用していました。
ただ、一応既存のフレームははまるのですが、ダイソーのジョイントの方が元のものより径が小さいためフレームが奥までしっかりと入りきっていないことが判明。
そのことが要因で温室自体の寸法が広がってしまい、既存のカバーがうまくはまらない、というか入口のジッパーがきつくて閉まらないという事象が発生してしまいました。
そこで、今年は同じパーツをちょっと手直しして上手くジョイントできるように加工してみました。
用意したのは「軸付きといし」という工具。
ドリルドライバーに装着して研磨するものです。
直経は16mmのものがぴったりでした。
こちらをダイソーのジョイントパーツに差し込んでグリグリと削っていきます。
軸付きといしで削ったおかげでフレームがジョイントの奥まで差し込めるようになりました。
出っ張った不要なジョイント部分はノコギリで切ってしまいます。
うむ、スッキリ。
とりあえずフレームは復活。
これであと数年は持ち堪えてくれることでしょう。
角材骨組みで温室を強化
続いては強風に対する補強です。
我が家の庭は時折ものすごい強風に襲われることがあります。
以前に杭打ちせずに庭に置いてあった簡易温室が風で吹き飛ばされることがあり、紐とペグで補強などしていたのですが、やはり強い風には結構揺れるんです。
温室内の棚に置いてある鉢などが落下することもあったため、今年はしっかりと骨組みを組んで強化することにします。
とは言え、あまり手の込んだことはしたくないので、簡易温室が吹き飛ばされず、揺さぶられない最低限の補強をしていこうと思いいます。
今回、補強にあたりDIYしたのは以下の点。
- 四方に簡易基礎ブロックを埋めて支柱を立てる
- フレームに合わせ木材で骨を組む
- 木材に簡易温室フレームを固定する
出来上がったのがこちらの骨組み。
四方に埋めたコンクリートブロック(ハーフサイズ)に支柱を立てることで、かなり強度が得られました。この木材にフレームを固定することでロープペグを張らなくても風で吹き飛ぶことがなくなりそうです。
2重カバーで保温力アップ!
最後に倉庫にしまっていたビニールカバーを引っ張り出し、先ほど出来上がったフレームに被せていきます。
昨年よりフレームがコンパクトに収まったので、ビニールカバーも難なくすっぽり被せることができました。
実は我が家の簡易温室、カバーが2重なんです。
はじめに購入して使用していたカバーのジッパーが壊れてしまったため、翌年に買い直しました。
しかし古いカバーはジッパーのみ壊れているだけで破れなどはなかったため、保温力アップを期待し2重で使用しています。
古いカバーは入り口が閉まらないので内側に。
内側のカバー袖は内側に、外側のカバー袖は外側に折るようにすると外気をしっかりシャットアウトできるので、かなり保温力が増します。
準備が整ったところで寒がり植物たちを移動します。
まださほど冷え込むような日はないので入り口はオープンのまま。
まとめ
例年冬支度が遅れて葉を落としてしまう植物たちがいたのですが、今年は間に合いました。
フレームが強化されたこと、入り口がしっかりと閉まるようになったことで、昨年以上に保温性が増すことに期待しています。
さあ、来い冬!