ジャンボニンニクの花が咲いていたので花瓶に飾ろうとしたところ、頭が大きすぎて斜めになってしまうのです。
そこで利用したのが、台湾で購入した陶器製の剣山
ハスの花托のように蜂の巣状の穴がたくさんあいている不思議な形のアイテムです。
本来は一輪挿しに使うものですが、花瓶に沈めて使用してみたところ思い通りに花を立たせることができました。
今回はユリやアリウムなど頭の重い生花を立たせて飾る方法について考えてみます。
茎が長くて頭が重い花を飾るには?
6月上旬、お庭に丸いお花が咲いていました。
ジャンボニンニクの花です。
昨年お義母さんからタネニンニクをいただいていたのですが、お庭に置いたまま畑に植え忘れてしまったものが根付いて花を咲かせてくれました。
ジャンボと名が付くだけあって花もご立派。
ジャンボニンニクは一般的なニンニク同様、ヒガンバナ科ネギ属の多年草。
そのためニンニク同様に丸い花を咲かせます。
ただしサイズがとってもジャンボ。
園芸品種として有名なアリウム・ギガンチウムにも似た巨大なポンポンです。
カットした茎は少々ニンニクくさいですが、鼻を近づけなければ然程気になりません。
早速、花瓶に入れて室内に飾りたいと思います。
今回は少し深くて大きめの花瓶を用意。
花瓶といっても、以前は赤い蓋で海苔がたくさん入っていたヤツですが…。
ただし、切り出したジャンボニンニクの花を入れても頭が重すぎて斜めになってしまいます。
そこで今回使用したのが、剣山。
以前台湾旅行の際に花市で購入した陶器製の剣山です。
日本で昔から使われている剣山と違い針ではなく穴が空いていてそこに茎を挿すスタイル。
ジャンボニンニクは頭が重すぎて剣山に挿して自立することはできないのですが、花瓶に入れてることである程度真っ直ぐに立たせることができました。
剣山はハスの花托(かたく)のように蜂の巣状の大小たくさんの穴が空いています。
購入時に説明してくれた作家さんいわく、挿す穴や挿し方でいろいろな方に向けて花を飾ることができるとのこと。
軽めの花は一輪挿しできます
本来はこのように水受けの上に置いて一輪挿しなんかができる剣山。
お花がたくさん咲き始めるこれからの時期に活躍してくれそうです。