【外房/磯遊び】え!こんな魚まで?干潮の磯には小さな生き物たちがいっぱい!

磯遊びでイワシを捕獲!外房潮溜りにいる海の生き物達/小魚・カニ・エビ・ヤドカリ持ち帰って飼育/飼育方法・飼い方育て方 海水浴

だいぶ暖かい気候になってきた5月中旬。
外房の海に磯遊びに行ってきました。

稚魚やカニ、エビ、ヤドカリにイワシまで!
干潮で干上がった磯には潮溜りがたくさん出来ていて、その中には色々な海の生物達が隠れていましたよ。

今回は磯遊びに役立つ装備や、我が家が行った磯のようすと捕まえた生き物達を紹介します。

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磯遊びは大潮の干潮がベスト!

磯遊び(外房)で小魚をたくさん/千葉県/子どもの遊び方/干潮のタイドプール(潮溜り)海の生き物たち

この日はGW明け後の休日。
5月上旬といえど夏日を記録するほどホットな1日でした。

そのため、日焼け対策は必須。
日焼け止めはもちろん、首まで隠せるハットと腕をカバーできるラッシュガード、足はレギンスを履いてもらって日焼け対策はバッチリ。

また、磯場は海藻などで滑りやすいところも多いため、マリンシューズは必須。
転倒防止と足元の怪我防止のために、つま先がガードされていてソールが柔らかい素材のものがベストです。

準備が整ったところで、いざ磯へ向かいます。

 

磯遊び(外房)で小魚をたくさん/千葉県/子どもの遊び方/干潮のタイドプール(潮溜り)海の生き物たち

この日は大潮。
干潮の時間帯はお昼前後ということなので、その時間に合わせて磯へ行ってみたところ、いつにも増して干上がった磯がそこにはありました。

大潮の日は干満差が激しく、干潮時には一番よく潮が引きます。
いつもは見えないような沖の方の根(岩礁帯)まで見えたりするのも大潮の干潮の時間帯。

ちなみに大潮とは1ヶ月に一度づつある満月と新月の日の前後数日間ことを言います。
満潮と干潮の時間は時期によりずれていくので、タイドグラフ(潮見表)と呼ばれるグラフを見て時間を調べることができます。
タイドグラフはスマホのアプリでも無料のものがたくさんありますので、スケジュールを組む際にチェックしておくと良いと思います。

さて、磯にできた大きな潮溜り(タイドプール)を覗き込むと、そこは小魚天国。
たくさんの稚魚達が群れをなして泳いているではないですか!

 

 

海藻ガサガサで意外な生き物を捕獲!

スジエビの捕まえ方/海藻ガサガサでエビちゃんを捕獲!

網で生き物を捕まえる際の鉄板といえば「ガサガサ」!

ガサガサとは生き物が生息していそうな海藻などの隠れ家に網を突っ込んでガサガサする漁法。
海藻にくっついている小さな生き物が網に入り捕獲できるため、泳ぎ回る小魚よりも簡単に捕獲することができます。

 

磯遊びでイワシを捕獲!外房潮溜りにいる海の生き物達/小魚・カニ・エビ・ヤドカリ持ち帰って飼育/飼育方法・飼い方育て方

早速ガサガサしてみたところたくさんの生き物が網に入っていました。
エビや貝の仲間みたいです。
エビはイソスジエビのようです。
透き通るからだに黒い筋が入り綺麗な個体たちですね。

 

 

まさか潮溜りにイワシの群れが!?

磯遊びでイワシを捕獲!外房潮溜りにいる海の生き物達/小魚・カニ・エビ・ヤドカリ持ち帰って飼育/飼育方法・飼い方育て方

少し大きな潮溜りを覗くと、何やら今までの稚魚とは大きさの異なるお魚の群れが泳いでいました。
太陽に照らされると青黒く光るこの魚達は、イワシ!

普段は潮溜りには取り残されないイワシですが、ブリやカンパチ、スズキ、イルカ、ゴンドウクジラなどの大きな捕食魚に追われて浅瀬に乗り上げてしまった群れの一部なのかもしれませんね。
私も釣りをしていると稀にそのような光景に出くわすことがあります。

ただ、やはり成魚だけあってすばしっこい。
真正面から向かっていっても中々捕らえることができません。
そこで子供達と協力し追い込み作戦でイワシを捕獲しようと試みたのです。

 

磯遊び(外房)で小魚をたくさん/千葉県/子どもの遊び方/干潮のタイドプール(潮溜り)海の生き物たち

潮溜りの端からイワシを追い隅の細まった角っこに追いやったところを、タモ網で掬い上げる!
といった具合で試みたところ、見事イワシをゲット。

そこそこの群れなので、網に入れば数匹まとめて捕獲できました。

 

磯遊び(外房)で小魚をたくさん/千葉県/子どもの遊び方/干潮のタイドプール(潮溜り)海の生き物たち

さらに、混乱したイワシは潮溜まりから飛び出して地上でピチピチ。
すかさず捕獲です!

 

生かして持ち帰るならブクブクは必須アイテム

磯遊びでイワシを捕獲!外房潮溜りにいる海の生き物達/小魚・カニ・エビ・ヤドカリ持ち帰って飼育/飼育方法・飼い方育て方

網で掬った生き物達は観察するために用意したバケツに放流していきます。
今回は私が釣りに使用している大きめのバケツを使用。
生き物達を弱らせないためにエアレーションを入れて環境を整えてあげます。

また、手持ちできる小型のバケツがあると、行動範囲が広がり手返しも良く効率が上がります。
子供達には釣りで使う水汲みバケツを持たせて、各自ある程度魚が貯まったら大きなバケツに放流しに来るスタイルで磯遊びを楽しみました。
水汲みバケツは開閉できるメッシュの蓋が付いているタイプだと、魚が逃げ出し難く、水換えも容易なのでとても便利です。

 

 

【釣り/アイテム】移動に便利。Daiwaの「網蓋付き水汲みバケツ」が機能的でとってもオススメ!
先日、錆びてボロボロになってしまった水汲みバケツを新調しました。選んだのはDaiwaの網蓋付き水汲みバケツ。似たような作りのものはいくつかあったのですが、やはりそこはダイワ。使いやすく、丈夫で安心。とにかく便利!機能性が良いので、磯やテトラ、チョイ釣り、ランガンなど足場が狭かったり移動の多い釣りには重宝しそうな感じですよ。

 

磯遊びに使える!ポータブルエアーポンプ(充電式ブクブク)長持ち/長時間使用可能/釣りや磯遊び飼育にも

私が使用しているエアレーションはこちら。

コトブキの「OXY1400」。
もともと釣り用に購入したブクブクなのですが、色々な場面で使えてかなり重宝しています。

充電式なので軽いのと、防水規格IPX-4(生活防水)なので多少の水はへっちゃらなのも嬉しい。
さらに10秒おきでON/OFFを繰り返すインターバルモード(省エネモード)が付いているので、ものすごい長時間稼働してくれるのはかなり頼もしいところ。
通常モードで12時間、省エネモードでなんと24時間も稼働してくれます。

 

 

磯遊びでイワシを捕獲!外房潮溜りにいる海の生き物達/小魚・カニ・エビ・ヤドカリ持ち帰って飼育/飼育方法・飼い方育て方

これくらいのバケツならインターバルモードでも酸素供給は十分。
磯遊び後に魚達を自宅へ持ち帰るためインターバルモードでずっと稼働させていましたが、帰宅後に水槽に入れた魚達は皆元気そのものでした。

カタクチイワシはカラッと揚げ物に

海/潮溜りで掬った片口鰯(カタクチイワシ)を一夜干しして素揚げ&竜田揚げで美味しくいただくレシピ/調理方法/食べ方

網で大量に掬ったカタクチイワシ達はさすがに水槽で飼うには大きすぎるのと、移送途中で弱ってしまう可能性もあるので美味しくいただくことにしました。
レシピは竜田揚げです。

現地で少量の海水の入ったジップロックに入れて、凍らせたペットボトルの入ったクーラボックスで保冷して帰宅。

海水を少量入れるのは魚全体をキンキンに冷やせるため。
また、ジップロックに入れることでクーラーボックスのお手入れが楽になるのでおすすめ。

カタクチイワシの下処理は他の魚と比べ非常に簡単。
道具はキッチンバサミのみ。
ウロコを落としたら、頭と内臓を取り出して内腹を水洗いします。
頭の後ろあたりに挟みをちょこんと入れて、体を持って頭をしたにちぎると内臓も一緒に取り出せます。もし頭だけ取れて内臓が残った場合は肛門からハサミを入れて腹を割き内臓を取り出して洗浄します。

続いて、きれいになったカタクチイワシを塩水に漬けて一夜干しします。
漬け水の塩分濃度はお好みで様々ですが、私は濃度8.2%の塩水に12分間漬けたら軽く水気を切って干物網で一晩干しておきます。

 

海/潮溜りで掬った片口鰯(カタクチイワシ)を一夜干しして素揚げ&竜田揚げで美味しくいただくレシピ/調理方法/食べ方

翌日取り込んだイワシに片栗粉をまぶして、カラッと油で揚げて完成です。
ちなみにすぐに食べたかったり、干すのが面倒な場合は、下処理や一夜干しをせずにそのまま揚げちゃうというのも全然ありです。
苦味が気になる方は内臓だけでも取るとさらに美味しくなりますよ。

 

まとめ

たくさんの生き物を捕まえることができ子供達も大変満足した様子でした。
夢中になって磯遊びをしたもので、帰りの車はもちろん爆睡。
これだけ楽しんでくれたのでお父さんも満足です。

子供達が観察をしたいということで、今回自宅に持ち帰った魚達は海水用の水槽を立ち上げ飼育することになりました。
水槽立ち上げや飼育の様子は後ほど記事にしたいと思います。

 

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