大潮の干潮に訪れた銚子の海岸。
シーグラスを拾うのが目的でしたが、小一時間後には子供たちは磯遊びに移行していました。
「捕まえた!」というので見に行くと、可愛らしいイソガニちゃんがいました。
海水温も上がり始め、海の生き物たちの活動も活発になってきた模様です。
今回は6月後半に訪れた銚子の磯のようすをお伝えします。
大潮の干潮で広大な磯場出現
磯を訪れたのが大潮だったので、干潮時には潮が一気に引いて広大な磯が出現。
磯の窪みには、潮溜まりがいくつもあり、カニやヤドカリ、ヒトデ、魚の稚魚など多くの海の生き物たちが隠れていました。
海辺ではサンダルではなくウォーターシューズやマリンシューズと呼ばれる軽量で排水性のある靴を履いている人をよく見かけます。私も海遊びの時には濡れても気にならない靴を履くようにしています。
夢中になって磯を移動していると忘れがちですが、足元は起伏に富んだ不安定な形状。思わぬ突起につま先をぶつけたりすると危険なので、足全体をホールドする靴があると安心して歩き回ることができます。
さらに潮の引いた磯は濡れていて非常に滑りやすく、岩の表面に海藻などが付着しているといとも容易くすってんコロリといってしまいます。岩場で転ぶと危険なので出来ればこのような事態は避けたいところですね。
靴は起伏にしっかりとフィットする柔らかいソールのものがオススメです。ソール面は細かく切れ目が入ったものの方が地形になじみ、ホールド感があり安心です。ただしソールが薄すぎるとゴツゴツした岩の感触が伝わりやすく痛いので、程良い厚さは欲しいですね。
即席ミニ水槽で観察
潮溜まりの岩をひっくり返すと、磯ガニがわーっと一斉に逃げて行きました。
物陰には多くの小動物が隠れており、せいのと岩を返すたびに新しい発見があります。
小石や海藻を一緒に入れると小さなミニ水槽の出来上がり。
心置き無く生き物の観察ができます。
6月のこの時期に見られる磯ガニはまだ小さいようですが、すばしっこく元気が満ち溢れていました。
小さな透明容器に入れ娘はしばし観察タイム。
1Lほどのタッパーのほか、ダイソーで購入した砂糖ケース(取手付き)は薄いので生き物を間近で観察するにはちょうど良いサイズでした。