今年は黄金千貫(こがねせんがん)と安納芋。
そう、サツマイモ苗の植え付けです。
いつも種芋から芽出しを行い畑にツルを植え付けている私。
今年も育苗箱を作りたくさんツルを育てたので畑に植え付けにいきました。
今回はそんなサツマイモ苗ツルの作り方(育て方)と培養土と管理方法。
育った芋ツルの畝への植付け方について振り返っていきます。
種芋から植付け用のツルを採取
例年3月〜4月頃のお仕事。
夏に植え付けるサツマイモのツルを作ります。
作り方はとても簡単。
昨年採れたサツマイモを保管しておき、それを土に伏せるだけ。
そうすることで勝手に芽が出てツルが伸びてきます。
私のような家庭菜園者はそれほどたくさんのツルを必要としないので、2〜3個種芋を用意しておけば1畝に使う量を確保するには十分。
それでは早速種芋床の準備から始めます。
まず用意するのは、以下のもの。
種芋床の土
- 培養土(畑の土、なければ市販の野菜の土など)
- 籾殻
- 竹炭
- 発泡スチロールの箱
スーパーなどでいただいた発泡スチロールの箱を苗床に使用します。
まず水はけするように、発泡スチロール箱の底に穴を開けておきます。
今回は8箇所ほど。
続いて、培養土類を敷き詰めていきます。
竹炭、培養土、籾殻の順に敷き詰めました。
一番底に敷く竹炭は、水はけ対策のため。
火山灰土壌でよく育つサツマイモは過湿を嫌うので、水はたっぷりでもしっかりと捌けることが重要。
培養土を多めに敷いたら、種芋を配置し、その上に籾殻を敷き詰めて完成。
籾殻は表層土の水分蒸発を防ぐために敷いています。
竹炭を敷き詰めているため、水はけは十分良いので、ずぼらな私が水遣りを忘れても乾燥しきらないために籾殻君に頑張ってもらいましょう。
植え付けします!
サツマイモは目が出る場所が決まっているそうです。
私が調べて限りでは、どうやら水に浮かべるとわかるという噂なので、早速バケツに水をはり芋を浮かべてみることにしました。
浮かぶ方から芽がでるということなのですが、浮かぶものもあれば沈むものもあったりではっきりとポイントが絞れず…とりあえず気にせず土に伏せてみました。
今回芽出しに用意したのは3種類のサツマイモ。
安納芋と黄金千貫と貰い物のサツマイモ(紅あずま?)。
先ほど用意した発泡スチロールの箱に培養土を敷き詰めその上にサツマイモたちを乗せていきます。
保湿用の籾殻をかぶせて芽出し準備は完成。
芽が出たー!早速採取して畑へGo!!
6月に入り気温が上がると同時に芽も伸び始めました。
わっさわっさと茂り、植え付けに十分な量のツルが採れそうなので、畑に持っていって植え付けしようと思います。
苗を一本つまんで引っこ抜いてみると、ごっそり種芋ごと抜けました。
芋の周りには根を生やしたツルが数本。
元気に育っています。
これだけ根がついていれば植え付け後の成長も期待が持てます。
根を傷つけないように、事前に敷いておいた黒マルチの畝に穴を開け優しく植え付けをしていきます。
1本の苗ツルはこんな具合。
根ももじゃもじゃ。
植え付け完了!
乾燥を防ぐために植え付け穴に刈り草を詰めて、水をたっぷり与えておきます。
まとめ
今年は黄金千貫を1列。
安納芋と紅あずまを合わせて1列の計2列です。
芋けんぴ大好きな私。
今年は自分の畑で採れた黄金千貫を使って自作の芋けんぴに挑戦したいと思っています!