「枯れたー!」
南国育ちのマルーラの苗木。
昨年の10月に続いた10度以下の寒波。
ベランダに放置してしまったため落葉して丸裸状態に。
室内に移動し諦め気味に冬越しさせていただのですが、気がつくと枝先に薄緑色の部分が部分があるではないですか。
春先に緑の新芽をのぞかせたかと思ったら、グングンと伸びてあっという間に立派な苗木になりました。
かろうじて気伸びた2年目春先のマルーラ苗のようすを振り返ります。
ガーン!10月・寒波を浴びて葉が落ちた!
10月28日(22/14℃)
この日の気温は例年並みまで取り戻しましたが、10度を下回る天気がしばらく続いた10月下旬。南国育ちのマルーラにとっては過酷な気温だったようです。
葉が黄色く色褪せてきたかと思ったら、その後次々と葉を落とし丸裸状態となってしまいました。
同じく南国育ちのモリンガもご覧の様子。
致命的なダメージを受けてしまい、葉は色褪せ今にも枯れそうな雰囲気。
後日次々と枝を落としていき、こちらも丸裸ただの棒と化してしまいました。
いやいや、まだ枯れていなかった!新芽登場!!
3月19日(16/4℃) 新芽登場
葉が枯れ棒状となったマルーラの鉢は室内に移動させました。
見た目は完全にただの枯れ木。
ただ冬の間も諦めきれずに時々水をやるなど世話はしていたのです。
3月に入り日に日に気温が上がり春の気配を感じるようになってきました。
そんな3月下旬、20度近くまで気温が上昇する日和が4〜5日続いた後日、枯れたと思っていた棒状の枝先に変化が訪れたのです。
なんとなく緑色っぽくない?
これはもしや新芽!?
さらに、わき目も出てきそうな気配。
4月2日(12/4℃) 芽が伸び始めました
春先のため、気温の変化がかなり激しい時期。
この日の気温は低めですが、前日までの1週間は最高気温20℃近くまで上がるプチ夏日が続きました。
どうやら枯れたと思っていた苗はまだいきていたようですね。
新芽が続々と芽吹き始めています。
枝先からは新たに複数の新芽が生えてきています。
おお、生えろ生えろ〜もう一息。
おっと、わき目もダブル!
元気そうな奴が生えてきているではありませんか!
根っこはご覧のようす。
土からはみ出してしまっている箇所が複数あるのが気になります。
盛り土か竹炭で根を覆い日光による日焼けと乾燥を防止しておきます。
4月18日(19/12度) 完全復活
春の気候も落ち着きすっかり暖かい陽気になりました。
マルーラの葉が続々と茂り、1年目とは比べようもないほど大きく育っています。
枝の芯先からは、多いもので5本の枝が生えている様子。
さらにその中心に新しい若い芽も姿をチラつかせています。
こちらは脇芽。
枝芯先から3本の枝。さらに若い芽が生えてきている様子が伺えます。
まとめ
雨季と乾季のある厳しいアフリカの大地を生き抜くマルーラの樹。
生き絶えるにはまだまだ早かったようすです。
春の暖かさを感じるとともに、新しい芽を息吹き続々と枝を茂らせてくれているようで一安心。
今年の秋は早めに室内に取り込むことを忘れずに常緑のマルーラを維持できたらいいですね。