「自然の材料を見つけて工作をする!」
先日近所の森で拾い集めた『まつぼっくり』で小さなクリスマスツリーを作りました。
手のひらサイズの小さな小さなクリスマスツリー。
本格的なツリーはちょっと…という人でも、このくらいのミニチュアサイズなら気兼ねなくどこにでも飾れますね。
可愛いし、ちょっとしたプレゼントにも丁度良いかも。
今回は自然のアイテムを使った手作りツリーの作り方・道具の紹介をします。
飾りつけは家の中にあるもので
先日、子供達と森へ入り拾ってきた松ぼっくり。
お気に入りのサイズ・形のものを見つけて工作に使おうと思います。
今回作るのは、ミニクリスマスツリー。
松ぼっくりをモミの木に見立てて小さな小さなツリーを作ります。
必要な道具
- 松ぼっくり
- ペットボトルのキャップ
- 絵の具(水彩orアクリル)
- デコレーションパーツ(モール・シールなど)
- マスキングテープなど
それでは早速、レッツ工作。
安心して使うなら、まずは下処理から
私はそれほど気にしてはいないのですが、自然の中に落ちている松ぼっくりの中には、虫や汚れなどがくっついている可能性があります。
念のため、綺麗に掃除してから使った方が安心。
ということで、初めに下処理から始めます。
拾ってきた松ぼっくりを熱湯に入れ10〜20分ほど煮沸消毒します。
これで松ぼっくりについている虫や汚れ、それから松ヤニと呼ばれる松の樹脂なども除去できるので一石二鳥。油分も抜けるので水彩絵の具でも着色しやすい。
松ぼっくりを開かせるには
松ぼっくりは濡れると閉じる性質があります。
森で落ちている松ぼっくりは閉じている状態のものが大半。
地面から湿気を吸収してしまうため、きゅ〜っと閉じています。
しかし天気の良い日や、晴れて乾燥した日が続くとそのうち開いてきます。
この性質を利用して植木鉢の水やりのタイミングを計ることもできます。
室内鉢の培養土上に松ぼっくりを置いておくと、土の乾燥度合いで形状が変化します。
水分が十分にあり湿っている時には閉じて、土が乾き水やりが必要になってくると開く。
といった具合で、視覚的に水あげのタイミングを教えてくれたりもします。
さて、今回はツリーの飾り付けをするということで、閉じている状態よりは開いた状態の方が作業がしやすので、松ぼっくりを乾燥させます。
手っ取り早く乾燥させるにはドライヤーで熱風を当てるのが良いという話をきいたので、私もドライヤーを使ってみましたが、すぐには開きませんでした。実際に10分くらいドライヤーの風を当てましたが気持ち程度開いただけですぐに諦めました。閉じこもった奥の方まで乾燥させないとしっかりと開かないので、やはり天気の良い日に日向で乾燥させるのが一番なのかもしれませんね。
そういうわけで、後日2日間天日干しをしたら綺麗に広がりました。
準備完了、着色していきます
まずは松ぼっくりの着色から。
緑色の絵の具を使い、モミの木っぽく塗っていきます。
今回は子供が学校で使っている水彩絵の具で塗っていきました。
水分を少なめに濃い絵の具を毛のコシがある平筆で塗っていきます。
アクリル絵具などを使うと仕上がりが綺麗なのと耐水性が出て長持ちします。
緑色の絵の具が乾いたら、水気のない白絵の具を葉先につけると冬の雰囲気が演出されまますよ。
続いてデコレーション。
お家にあったモールやシールなどの小物を利用して、デコっていきます。
ツリートップには星の飾りを。
星飾りはダイソーで購入した星型チェーンのパーツをカットしたものをレジンでくっつけていますが、くっつけば接着剤はなんでもOKです。
土台に乗せたら完成!
松ぼっくりの着色とデコレーションが完成したら、最後に土台に乗せて完成です。
土台はペットボトルの蓋を利用。
これが最適なサイズでした。
白い蓋だけでは味気ないので、縁をデコっていきます。
今回は両面テープの上にチロリアンテープを巻きつけてみましたが、お気に入りのマスキングテープがあればそれを巻くだけでもOK。
かわゆい…。
土台はペットボトルのほか、木の枝をカットしたものに接着剤で固定してもOK。
好きな木目を選んだら雰囲気が出ますね。
はい完成です。
まとめ
今回のテーマは「自然の材料を見つけて工作をする」。
季節の移り変わりから幸せを感じ取れるようになって欲しいなぁと思い、子供達と一緒に季節の木の実でかわいい置物作りをしてみたわけですが、思いの外かわいいツリーが出来上がりました。
手のひらに乗るコンパクトサイズなので、置き場も自由。
会社のデスクなんかに置いても可愛いかもしれませんね。