長かった「ビビリ」との戦いに終止符を打つ時がやってきました。
先日、純正からベロフ製にブレードごと交換したカングーのワイパー。
ベロフのブレードに交換したことで、ワイパーゴムだけの取替えが可能となった訳でして…。
そう、ついにガラコに差し替えました!
ビビリも解消され、撥水効果も持続。
あぁなんて快適!
それでは早速、交換の様子をまとめます。
ガラコワイパー装着までの道のり
フロントガラスの撥水にセルフ塗布できる「ガラコ」を使用している私。
気持ちよいほど撥水してくれるので先代の車からずっと使い続けているアイテムの一つです。
ただ、現在乗っているルノー・カングーのワイパーとは相性が悪いようで、時折ガガガ…っとゴムがフロントガラスに引っかかる通称「ビビリ」と呼ばれる症状が発生するようになってしまったのです。
ビビリが発生するとゴムの劣化が早くなる上、塗布したガラコ塗膜にも影響があります。
そして何より音が耳障り。
そこでビビリ解消のために色々と試してみた訳です。
まずはじめに、純正ワイパーのゴム交換ができないものかと分解を試みました。
しかし私の知識と経験だけではそのカラクリを解き明かすことができず、あえなく挫折。
次に試みたのがブレードの交換。
カングー(ゼン)のワイパーブレードは「バヨネットタイプ」と呼ばれる特殊な取り付け形状。純正以外の市販品がそれほど多くありませんが、適合する製品を発見しました。
現在利用者が多いのが、ボッシュ(BOSCH)製とベロフ(BELLOF)製の2種類。
私が選んだのは後者のベロフ製ワイパーブレードでした。
そして純正のブレードを取り外し、ベロフ製の新しいブレードへ交換。
ついに最終形態へ。ガラコのワイパーゴムに差替え!
そしてついに最終章。
ベロフのブレードに元々付属していたワイパーゴムを取り外し、新たにガラコのワイパーゴムを取り付けます。
ガラコのワイパーゴムに取り替えるならブレードごとガラコに交換すればよかったのでは?と、思われるかもしれませんが、ガラコにはカングー(ゼン)に適合する形状のブレードがなかったのです。そこで前段階としてワイパーゴムの交換もでき、カングーにも適合するブレードを装着すべく選んだのがベロフだったという訳です。
ベロフブレードのワイパーゴム取り換え方法
ゴム交換は至って簡単。
まずブレードをアームから取外してからの作業となります。
手順
- ブレードを取り外す
- 古いワイパーゴムを取り外す
- 新しいワイパーゴムを取り付ける
- ブレードを取り付ける
- 完成!
それでは早速作業開始です。
まずはベロフのブレードに初期付属されているベロフ純正ワイパーゴムの取り外しから。
作業当日はあいにくの雨模様。
屋外駐車しているため、降りしきる雨の中での作業は辛いので、まずはブレードだけワイパーアームから取り外し、屋内で交換作業を進めたいと思います。
取り外し手順は取り付け方法の逆を辿ればOK。
以前にベロフワイパーを取り付けた際の記事があるので詳しくはこちらをご参考に。
ちなみに簡単に説明すると以下の手順。
取り付け時には気にしていなかった、ツマミによるロック解除が必要になります。
軽く爪で引き上げることで解除可能です。
ブレードが取り外しできたところで、続いて本題のワイパーゴム交換。
現在カングーに装着しているベロフのブレードも一般的なワイパーゴム交換の方法と同じなので、「ワイパーゴム 交換」と検索してみればわかりやすい解説がすぐ見つかると思います。
また今回交換するガラコのパッケージ裏面にもイラスト付き解説があるのでわかりやすかったです。
一応、画像付き解説でざっくりと振り返るとこんな感じ。
まずは、ワイパーゴムの取り外し位置。
ワイパー左右のどちらかにゴムをロックしている金具があります。
このロックがある側から抜き取ります。
このロック部分をグイッと外し、ロックが外れたら外に向かって引き抜きます。
ロックが外れると然程抵抗なくゴムが抜けると思います。
下が抜き取ったゴム。
上がパッケージから取り出したガラコのゴム。
今回交換するワイパーゴムは、「ガラコワイパー パワー撥水」という製品。
一般的なガラコワイパーと呼ばれる替えゴムです。
長さは600mm(No.34)と525mm(No.31)。
ベロフブレードに付属していたベロフ純正のゴムと比べるとこんな感じ。
左がベロフ、右がガラコ。
ほとんど変わりありませんね。
それでは作業再開。
ガラコのワイパーゴムを取り付けていきます。
取り付けは先ほど抜き取った側から差し込んできます。
グイグイ、躊躇せず差し込んでいきますよ。
ほぼほぼ差込が完了した段階で、金属製レールを抑えていたプラスチックのパーツを取り外します。
向きが変わってしまいわかり辛くてすみません。
あともう少し。
ぐいっと押し込んで、金属のツメをワイパーのロック穴にはめ込んだら完成。
ハマった!
作業後の私の手のひら。
きったないですね。
手袋着用での作業をお勧めします。
快適すぎる!撥水も長持ち!
じょわっ。
気持ちよいほど水を弾くフロントガラス。
そして何の抵抗もなくスムーズに動くワイパー。
これこれ。待っていたのはこのスムースな動き。
ガラコの撥水コートを塗布したフロントガラスには、やはりガラコのワイパーですね。