冬(2019年3月)に仕込んだ味噌がいい感じに仕上がりました。
実はこれ、初めての手作り自家製味噌。
ジップロックで簡単に仕込んだものですが、意外と美味く仕上がりましたよ。
仕込み量が少なければジップロックでもお味噌は作れそうです。
モミモミするだけなので天地返しもしやすいし、仕込時の管理も楽。
しかも、仕込み後はジップロックをそのまま冷蔵庫に移せるのでとっても便利。
樽と違ってスペースも必要ありませんね。
ジップロックでも味噌ができる!
ジップロックに入れて仕込んでみました。
仕込み用の樽も用意していたのですが、途中で面倒臭くなってしまいまして…。
仕込み量も少ないし、空気を抜けば樽で仕込むのと一緒かな…ということで。
そして出来上がったのが、こちら。
豆の形が残っていますが、味は抜群
仕込み前の潰しが荒かったので、大豆の粒が残っていたりします。
見た目は手作り感満点。
ジプロックの封を解くとふわっと匂いが。
あれ?なんかお酒くさい…アルコール臭?
果たしてお味は?
これは正におふくろの味に?
味の方は、お味噌そのもの。
あれ、普通にお味噌じゃないですか!
しっかりと発酵して、すっかりお味噌になっていました。
しかも、なんだか安心の味。
使用した米麹や作り方が同じものだった為か、実家でもらって食べていたおふくろ味噌の味に近い感じがします。
どうやら封を解いた時に嗅いだアルコール臭は、仕込みの過程で発生したもののようで問題はなさそう。そもそも味噌作りの発酵工程では、麹菌・乳酸菌・酵母菌といった複数の微生物が物質をバトンリレーすることで私たちがいただける成果物が出来上がります。最終段階の酵母菌の働きでブドウ糖などをアルコールや二酸化炭素に分解し、これが熟成されると独特の風味を生み出すそうです。
ジップロックは完全密封の状態だったので、時々中のガスを抜いてあげることで風味は更に良いものになりそうな気がします。
では早速、自家製味噌を使ってみましょう!
お残りお豆が自家製感を演出。
美味しい!いい感じです。
まとめ
ふと思い出して倉庫から取り出してきた仕込み味噌。
思っていたよりも簡単にできちゃいました。
仕込み量が少なければジップロックでもお味噌は作れそうです。
モミモミするだけなので天地返しもしやすいし、仕込時の管理も楽。
しかも、仕込み後はジップロックをそのまま冷蔵庫に移せるのでとっても便利。
樽と違ってスペースも必要ありませんね。
欠点としては、発酵が進んだ際に空気が抜けないこと。その為発酵過程で発生するアルコール臭が残り風味に変化が起こっているかもという懸念。
また、今回は問題ありませんでしたが、最悪の場合破裂してしまうリスクはありますね。
樽仕込みならば程よくガスは抜けますし、上蓋を置いて重石を乗せれば自然と嫌気もできるので、やはり理にかなった方法。
今度はちゃんとした樽仕込みとジップロック仕込みで比較してみたいと思います。
味の違いを試せたら面白そうですね。