米糠ぼかしを作りました。
過去に仕込んだ米糠ぼかしの種菌には「土着菌」や「竹林はんぺん」などを利用してきましたが、今回は「柚子の搾りかす」。
なんか今までとは違った仕上がりに、ちょっとびっくりです!
ゆずの搾りかすで米糠ぼかしを作る
以前に仕込んだボカシ。
仕上がっていそうなので様子を見てみました。
↓仕込んだボカシはこちら
【身近な菌を使ったボカシ作り】『発酵柚子ジュースの搾りかす』を米ぬかボカシに再利用
「米ぬかボカシ」シリーズです。
『発酵柚子ジュース』の搾りかすを種菌として利用しボカシを仕込みます。発酵柚子ジュースを絞って約3ヶ月間ジップロックに嫌気状態で常温保存していたものを混ぜてボカシ仕込みに使います。『【嫌気性発酵で手間いらず】米ぬかボカシの作り方』と同様に「材料をビニール袋に入れ密閉し放置しておく」です。変更するのは種菌に「発酵柚子ジュースの搾りかす」と「酒粕」を使用する事です。
出来具合
様子を見ようとバケツの蓋を開けたところ、なんと縛っていたはずのビニールの口がほどけているではありませんか!
残りの二つもパンパンに膨らんでいます。
おそらく、柚子の酵素などの影響で袋が膨張しほどけてしまったのではないかと思います。
見た感じいつものように発酵はしていそうだし、ボカシとしてはOKかな。
それに、甘くて良い匂いもするし上出来だと思います。
【嫌気性発酵で手間いらず】簡単自然肥料・米ぬかボカシの作り方
冬の閑散期を利用し、畑の肥料や雑草・残飯の堆肥化に使用するボカシを仕込みます。【作り方】
ぼかし肥料とは、米ぬかなどの有機物を水分と発酵菌と加えて発酵させてた肥料のことです。
発酵には好気性発酵と嫌気性発酵の2種類があり、今回は手間のかからない嫌気性発酵を利用してボカシ肥料を作ります。
【材料】【手順】【使い方】
まとめ
柚子ジュースの絞りカスで発酵したようで、封が膨張していました。
詳しくはわかりませんが、酵母でパンが膨らむのと同じ様なものなのでしょうか?
パン酵母って色々な植物から採ったものを使ったりしますものね。
ただし、膨張することで袋の口が開き、虫が湧く可能性がありそうです。
口をしっかり結ぶか、時々様子を見て空気を抜くなどの対策が必要ですね。
それから、柚子の絞りカスを多めに入れたボカシは、芳醇な柚子の香りがしました。
一方、柚子の絞りカスが少ない方は、乳酸のような少し甘すっぱい香り。酒粕の影響でしょうか?
発酵素材の違いによって仕上がりの差が結構出る様ですね。
これからも色々な素材で試したくなってきました。
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