「米ぬかボカシ」シリーズです。
今回は以前に作った『発酵柚子ジュース』の搾りかすを種菌として利用しボカシを仕込みます。
発酵柚子ジュースを絞ったのは2017年1月です。それから約3ヶ月間、ジップロックに嫌気状態で常温保存していました。
発酵菌のエサのつもりで、かりんとうの食べかすなどを時々投入していました。
ただ、これだけでは心もとないので、冷蔵庫で眠っていた酒粕を一緒に混ぜてボカシ仕込みに使います。
『作り方』
『【嫌気性発酵で手間いらず】米ぬかボカシの作り方』と同様に「材料をビニール袋に入れ密閉し放置しておく」です。
変更するのは種菌に「発酵柚子ジュースの搾りかす」と「酒粕」を使用する事です。
材料
- 米ぬか
- 籾殻
- 種菌(「発酵柚子ジュースの搾りかす」と「酒粕」)
- ぬるま湯
- 牡蠣ガラ石灰
『手順』
精米機に取りに行けば無料で手に入るのですが、面倒臭がりな私は近くの直売所にお願いして一袋250円で米ぬかを購入します。
ぬるま湯に「発酵柚子ジュースの搾りかす」と「酒粕」を投入し溶解します。
今回は「発酵柚子ジュースの搾りかす」以外に、実家の庭で採れたキウイを発酵させた物を種菌として仕込みました。
これを種菌として米ぬかボカシの作り方同様に仕込みます。
分量はいつも適当ですが、軽く握ると崩れるくらいに水分量を調整しています。
だいたい水分量30%くらいでしょうか?
バケツに袋をひいて、ギュウギュウに詰めます。
空気に触れやすい縛り口付近はカビやすいので、サラサラの米ぬかをひいて少し乾燥気味にします。
しっかりと空気を抜いて口を縛り完成。
あとは1〜2ヶ月ほど放置です。
※冬は2〜3ヶ月、夏は2週間〜1ヶ月程放置で完成です。
『使い方』
我が家は、このボカシを有機栽培区画の畑に肥料として使用したり、刈り取った雑草や家庭から出る残飯を堆肥化させる際に振り撒いて使ったりしています。