身の回りには様々な微生物が存在しています。
先日の米ぬかボカシの種菌に色々なものを試してみています。
今回は竹林にある「ハンペン」と呼ばれるものを利用してみます。「ハンペン」とは落ち葉の下で繁殖した土壌微生物の塊で、その名の通り大きく集まるとハンペンのように見えるのでそう呼ばれているようです。
この「ハンペン」はその土地の環境によって存在する微生物の種類も違うそうで、言い換えればその土地に合った微生物とも言えます。
そんな「ハンペン」を利用して作ったボカシなら効果も高まるのでは・・・むふふ。
作り方
米ぬかボカシの作り方と同様に「材料をビニール袋に入れ密閉し放置しておく」です。
一つ変更するのは種菌にハンペンを使用する事です。
【嫌気性発酵で手間いらず】簡単自然肥料・米ぬかボカシの作り方
冬の閑散期を利用し、畑の肥料や雑草・残飯の堆肥化に使用するボカシを仕込みます。【作り方】
ぼかし肥料とは、米ぬかなどの有機物を水分と発酵菌と加えて発酵させてた肥料のことです。
発酵には好気性発酵と嫌気性発酵の2種類があり、今回は手間のかからない嫌気性発酵を利用してボカシ肥料を作ります。
【材料】【手順】【使い方】
材料
- 米ぬか
- 籾殻
- 種菌(ハンペン培養ごはん)
- ぬるま湯
手順(種菌の培養)
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まずは林に入りハンペンを探してくるところからです。
今回は竹林の竹の根元で見つけたものです。
竹林でなくとも落ち葉の積もる林の中でなら見つけることができると思います。 -
さてこのハンペンはそのままでは量も少ないので培養します。
炊飯器の中で硬くなってしまったご飯をレンジで少し温め、バケツの中でハンペンと混ぜ、温かい場所で2~3日放置します。 -
米麹のようにご飯粒に菌が付着していたらbestです。
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これを種菌として米ぬかボカシの作り方同様に仕込みます
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使い方
我が家は、このボカシを有機栽培区画の畑に肥料として使用したり、刈り取った雑草や家庭から出る残飯を堆肥化させる際に振り撒いて使ったりしています。