メダカを飼育している水鉢に新しい水草を配置しようと思います。
今回購入してきたのは「ウォーターコイン」と「ウォーターバコパ」。
小粒の葉っぱや丸いコインのような葉っぱが特徴の可愛らしい水生植物です。
水鉢に配置するあたり、高低差を設けてレイアウトしたいと思い利用したのが、竹の筒。
部分的に地面レベルを上げることができるので、浮草以外の背丈の小さい植物なども植栽可能になります。
今回は竹筒を利用した植木鉢を水鉢に設置していきたいと思います。
水鉢に高低差をつけたい!
水草には浮かぶタイプと水中の土から茎や葉っぱを伸ばすタイプなどがあります。
メダカの水鉢を立ち上げた当初は、ホテイソウとアマゾンフラッグピットなどといった浮くタイプの浮き草しかなかったので、平面的でちょっとつまらない感じ。
そこでもう少し立体的に植栽をレイアウトしてみようと思い、茎や葉を伸ばすタイプの水草を導入することにしました。
水鉢内で高低差をつけるためには植木鉢などを沈めたりするのがお手軽です。
赤玉土で植えつけた水草を植木鉢ごと沈めてしまうだけで高さを出すことが可能。
でも、植木鉢って結構スペースを取るのです。
そこで、今回利用したのが「竹」。
すらっと細身の筒なら、省スペースにレイアウトすることができますね。
竹筒を利用して高低差をつける
ホームセンターで購入してきたこちらの水草。
「ウォーターコイン」と「ウォーターバコパ」です。
ウォーターバコパは可愛らしい小さな薄紫の花をつけるので水鉢に彩りを与えてくれることを期待。
サイズは小さめをチョイス。
水草はすぐに成長・増殖するので小さなポットでも十分です。
こちらは庭に転がっていた竹の筒。
以前に暗渠(あんきょ)を埋める際に利用した竹の切れ端だと思います。
今回はこちらを植木鉢として再利用します。
まず竹の底(節が付いているところ)に水の抜ける穴を開けておきます。
電動ドリルで10箇所くらいの穴をランダムに開けました。
培養土は水鉢の底と同じ「赤玉土」。
粒の大きさも同じく大粒を利用。
竹の筒に植え替えた水草が完成しました。
それではこれをこのまま沈めればOK。
こちらは植えつけ後2週間の様子。
すっかり水鉢内に溶け込んでいます。
二つある筒はそれぞれ高さが違ったので、そこでも高低差がついていいバランスに仕上がりました。
こちらは別の水鉢に沈めたウォーターコイン。
高さを変えて水面よりも高い位置に土が出るようにレイアウトしてみました。
まとめ
水鉢内に高低差を設けることで、水景がグンと見栄え良くなりました。
高さをだしたい場合は、竹筒のような円柱状の容器に培養土を詰めて移植する方法がおすすめです。
コンパクトなので水鉢内でも邪魔にならないからメダカたちも泳ぎやすそうですし、自然素材の竹は水景によく似合います。
また、栽培区画を区切ることで、水草同士が排除しあわないためお互いによく成長しれくれるという利点も。
身近な自然素材の竹、利用してみてはいかがでしょう。