キッチンボードの棚下に収納しているペットボトルをまとめる木箱をDIY製作しました。
木箱にはキャスターを取付け出し入れも楽々。
おまけに商品パッケージも隠せて、見た目もスマート!
材料は価格的にも安い野地板(杉板)、木ネジを使ってリーズナブルで簡単な方法で作業を進めます。
今回は木製の2Lペットボトルの収納木箱の作り方を振り返りかえってみます。
木箱に入れてスッキリ目隠し!
材料
- 木材(野地板)
- 木ネジ
- キャスター
道具
- 丸ノコ(ノコギリ)
- 電動ドライバー
キッチンボード下に2リットルのペットボトルをストックしているのですが、どうもラベルパッケージが目につくようになりました。
そこで木箱を製作して収納して隠してしまおうと思います。
ついでなので引き出しやすいようにコロコロ(キャスター)も付ければなお便利かと。
では早速制作開始!
木材の準備
できるだけ費用を抑えたいので、材料は再利用品と足りない分を安い板を近所のホームセンターで購入してきました。
用意したのは野地板と呼ばれる格安の杉材。
未研磨の粗材で厚さ12mmほどの結構薄い木材です。
一般的には屋根の下地材として使われる板で、見た目など気にしない用途で使うため最小工程のみ仕上げた格安材料。
私はこちらをベルトサンダーで表面研磨して使用します。
※研磨が面倒な方やザラザラが嫌な人はもう少し良い板を購入することをお勧めします。
続いて、研磨した野地板を寸法通りに断裁します。
私は丸ノコでまとめて断裁しました。
※断裁が面倒な方は購入したホームセンターでも断裁サービス(有料)があります。
ちなみに電動丸ノコはコードレスタイプが断然お勧め。
私はAC電源タイプ(コード付き)のモデルを使用していますが、コードの取り回しが毎回気になりますし、ちょっと断裁したい時でも延長ケーブルを持ち出しコードをコンセントに繋ぐ手間がかかるのが結構負担です。
一方のバッテリータイプは、思い立ったら即断裁。
その手軽さがかなり魅力的。
ハイコーキの「マルチボルト」シリーズなら同じバッテリーで180種類以上のモデルを併用できるので工具の少量化にも役立ちます。
個人的には次はこのシリーズで工具を揃えたい…。
組み立て
さて、断裁して材料が揃ったところで組み立てを進めます。
使用した工具はドリルドライバーのみ。
あとは19mmの木ネジを使用します。
下穴開け作業にはドリルピット、ネジ打ちにはドライバピットをセットして作業をします。
今回使用した杉板は厚さが12mmほどと結構薄め。
これくらい薄い板の場合木ネジよりも釘の方が打ちやすいのですが、比較的重量のある2リットルペットボトルをたくさん積載することもあり、耐久力のある木ネジで仕上げることにしました。
ただ木ネジは太さがあるため、そのまま打ち込むと板が割れてしまいます。
少々面倒ですが、板割れを防ぐためにネジ径よりもやや細い下穴を開けて割れ防止をすることに。
下穴を開ける作業は3枚程度まとめて一気に開けるようにすると効率的です。
最後にキャスター(車輪)を取り付け完成です。
キャスターは全方向に進める自在式と、単一方向にしか進めない固定式があります。
今回のように「引き出す」だけの目的ならば固定式でも問題ありません。
私は棚下以外にの場所にも移動させる可能性を考えて、一つは自在式キャスターを取り付けてみることにしました。
木箱完成、スッキリ収納!
完成した木箱にペットボトルを収納してみました。
大きい木箱には縦4個×横3個、計12個の2リットルペットボトルがスッキリ収納できました。ついでに製作した小さい木箱にも8個収納可能。
これだけストックできれば十分です。
まとめ
はあ、スッキリした。
見た目も綺麗になったのと、なによりも出し入れするのが楽になりました。
以前は1本ずつ、棚の奥まで押し入れていたのですが、木箱を引き出せばポンポンと収納することがでるようになりましたし、取り出しも奥の方のペットボトルはかがんで手を伸ばさないといけなかった動作がなくなり、体力的な負担が軽減され大満足。
ううん、キャスターって便利。