注文住宅で大きな窓を採用したけど市販のカーテンではサイズが合わない。
そんなときはイケア(IKEA)のカーテンを探してみるといいものが見つかるかもしれません。
我が家は注文住宅で規格外の窓ゆえ市販のカーテンサイズは合わないんです。オーダーカーテンだと割高になってしまうのでどうしようか悩んでいたところ、先日訪れたイケアでリビングの大きな窓に合うサイズのカーテンを見つけ取り付けることができました。
今回は我が家が購入したイケアのカーテン「DAYTAG」とカーテンレール「VIDGA」というアイテムについて振り返ります。
注文住宅・規格外窓のカーテンはイケアが良い!
我が家リビングの庭に面した窓は結構大きいんです。
市販の規格サイズでは幅や丈が足りないのでオーダーカーテンを選ばないといけないのですが、これが高い…。
良いものであることは間違いないのですが、やはり少しでも出費を抑えたいと考えていたところ、先日訪れたイケアで素敵なカーテンを見つけました。
我が家が購入したイケアのカーテンは「DAYTAG(ディトーグ)」というナチュラルな雰囲気のリネン生地。そしてカーテンを取り付けるレールは「VIDGA」というシリーズのアイテムです。
遮光はしないけど透けるのはイヤ
もともと直射日光がそれほど入らない設計の我が家。
リビングということもあり遮光する必要はないんです。
また気になるのが外からの視線。
庭に面して通りからは距離があることと、庭木をたくさん植える予定なのでこちらもそれほど分厚いカーテンである必要はありません。
夜はギリギリ透けず、昼は外からの光を適度に取り入れて家の中と外との空間がつながるようなカーテンが欲しかったのです。
そこで探したのが、リネン素材っぽい生地のカーテン。
こちらは「HANNALILL(ハナリル)」とうカーテン。
適度に薄く、それでいて光を通し透けない。
まさに私が求めていたカーテンでした。
しかも価格は145×250cm(1組)で、2,999円と驚きの安さ。
これ一択かなと思っていたのですが、私の心をくすぐるナチュラルな雰囲気のカーテンがそばにありました。
「DYTAG(ディトーグ)」。
クラシックリネン素材でなんとも上品で優しい雰囲気。
リネンのいいところは洗うたびに味がでること。
使うたびに柔らかく馴染んでいく楽しみもあります。
面積も広く常に視界に入るカーテンですから、やっぱり好きな素材を使いたいという事でこちらを購入しました。
生地は柔らかく、日差しや風をやさしく通すため、窓の外とのつながりを与えてくれそう。
また我が家には猫ちゃんもいるので静電気を帯びにくいリネン素材は我が家にぴったり。
気になるお値段は、145×250cm(1組)で、8,999円。
ハナリルに比べれば高いですが、それでも一般的な価格やオーダーカーテンに比べれば遥かに安いです。
イケアで見つけたカーテンレール「VIDGA」
さて、カーテンは決まりました。
続いてはレール。
こちらもイケアで販売されている「VIDGA(ヴィードガ)」というシーリーズのアイテムを購入しました。
イケアではお手頃価格で簡単に取り付けられるレールのセットも販売しているので迷ったらこちらを購入する事をおすすめします。
色はホワイト1色。
北欧っぽくデザインも構造もシンプルなので取り付け場所を選ばず使えそうです。
今回私は遮光カーテンを取り付ける予定はないのでレールは1本。
レースと遮光カーテンを取り付ける場合はレールは2本必要になります。
レールの本数が変わるだけでなく、レールを固定するアイテムも1本用・2本用とそれぞれ別商品になっているので要注意。
取り付け方法
必要な商品
カーテン取り付けにあたり私がイケアで購入したのはこちら。
- (DYTAG)カーテン ホワイト 145×2400cm(1組) 2個
- (VIDGA)カーテンレール シングルトラックレール140cm 4本
- (VIDGA)壁固定具 6cm 5個
- (VIDGA)ランナー&フック 24ピース 2個
レールをカット
取り付けるカーテンレールを採寸し不要な長さをカットします。
カットは鉄切りノコギリを使用しました。
この手のノコギリを使い慣れていなかった私は、断裁面が不揃いでちょっと不恰好な仕上がりに…。不安な方はノコギリガイドを使用すればまっすぐに断裁できます。
後日、別のレールを断裁する際にこの商品を持っている事を思い出し使用しましたが、綺麗に切ることができました。
固定金具で壁面に取り付ける
続いて、固定金具を壁に取り付けていきます。
使用するのは同じくVIDGAシリーズの固定金具6cm。
こちらはシングルレール用の固定金具でダブルレール用のものとレール固定部分が比べると短めの構造です。もしダブルレールを考えている場合は固定金具12cmという商品があるのでそちらを使用することになります。
それから、イケア商品ではよくあるのですが、ビス(ネジ)は付属していませんでした。
手持ちの適当な長さのビスを使用することにします。
ちなみに、私が足を運ぶイケア(IKEA Tokyo-bay)の1Fカスタマーサービス付近にフリーの部品コーナーがあったような気がします。
使用ビスは2本。
梁などビスの効く場所に固定します。
大体窓の周囲には梁が入っているので問題ないかとは思いますが、不安だったら金槌で叩くか梁探しで下地をチェックする事をオススメします。
ただ、カーテンを取り付けてしまえばもうここは見えない部分なので失敗はそれほど気にしなくても良いかもしれませんね。
これにて固定金具の取り付けが完了しました。
レールを取り付ける
先ほど取り付けた固定金具にカットして長さを整えたレールを固定していきます。
購入したカーテンレールには、固定金具(壁付け)や天井に取り付けるためのパーツが付属されています。今回は固定金具(壁付け)を使用するので天井付けのパーツは使いません。
まずは、レールとレールの連結。
連結用の付属パーツを連結するレールの両方にはめ込みます。
先ほど壁に取り付けた固定金具に連結パーツをセット。
詳しくは付属の取扱説明書に図入りで解説があるのでそちらを参照するとわかりやすいです。
この作業は2人いないとちょっと難しいです。
4本のレールが全て固定できたら端っこからランナーを入れていきます。
全てのランナーがレール内に入ったらエンドをはめ込んで六角レンチで締め付けて固定。
ネジが丸見えだった固定金具に蓋をしたらレール取り付けは完了です。
カーテンを取り付ける
最後にカーテンを取り付けて完成です。
我が家は丈を長めにとって、床を引きずる派。
エアコンの風が当たってもヒラヒラしないので私はこれでいいと思っているのですが、ここは個人の好みの問題で分かれるところだと思います。
ちなみにリネンは選択すると5~10%縮むと言われています。
丈をきっちり収める派の方はその事を考えて採寸する必要があるので要注意。
我が家はドレープを設けなかったのでカーテンの間に隙間ができやすかったのですが、ダイソーで購入したカーテンクリップ(マグネット)でスッキリ解決。
カーテンの端にそれぞれ取り付けることでパッチとくっついて隙間を作りません。
まとめ
レールやフックの取り付け作業は結構簡単で、あっという間に出来上がってしまいました。
家の設計打ち合わせの時にカーテンをどうしようか迷ったあげく、自分で取り付けることにしたのですが、結果正解でした。
これから家を建てる人、カーテンを付け替えようと思っている人。
思っているよりもカーテンは単純な構造でしたし取り付け自体も簡単だったので、断然DIYがおすすめです。