3年ぶりにミュージアムパーク茨城県自然博物館に行ってきました。
今回は事前にお弁当とレジャーシートを持参し、屋外の広大な自然公園でピクニックも満喫しましたよ。
現在は新型コロナ感染対策もとられているため、土日祝日の入館にはWEBサイトでの事前申込みが必要になるなど、一部システムや展示・イベントの変更などもありました。
今回は前回行けなかった屋外の自然公園でのピクニックの様子や館内の変更点などについてお知らせします。
土日祝日は事前Web予約が必要になりました!
3年ぶりにやってきました、茨城県自然博物館!
前回は幼稚園生だった長女が恐竜にハマり、動くティラノサウルスが見たいと言ったのがきっかけでやってきたわけですが、年月が経つのは早いもので、その長女は小学3年生に。
そして今回も次女の姉譲りの恐竜熱に押されやってきた次第。
我が家の子供達はどういうわけか恐竜が好きみたいです。
さて、久々となる訪問でいくつか入館に関する事情が変更になっている点があったのでまとめてみたいと思います。
入館には事前予約が必要
まず1つ目は、土日祝日の入館には事前のWeb予約が必要になりました。
新型コロナ感染対策の一環で「密」を避ける目的のためとられた措置。
入場時間を1時間ごとに区切る予約制になっています。
私たちは9:30〜10:30の予約。
この時間内に入場を済ませるため遅刻しないように向かう必要があります。
予約は来館30日前から申し込みができるのでスケジュールが決まったら、早めに予約することをお勧めします。じつは我が家は1週間前に予定をしていたのですが、前日になってWeb予約のことを知りました。残念ながら前日では予約が埋まり1週間後に変更する運びとなったわけなので、お早めに。
予約が完了するとメールで通知が来るので、当日はその内容を入場ゲートで係りの人に提示して入場券を購入流れになります。
それから、午後の時間になると駐車場が混み合ってくるみたいです。
私たちは一番早い時間帯(9:30~10:30)での予約だったので駐車場は空きすきでしたが、お昼過ぎにお弁当を取りに駐車場へ戻ると、1000台停められる駐車場が満車で中央の通路や団体バス用の駐車場にまで車が誘導されていました。
できれば早い時間帯での予約が安心ですね。
各種イベントごとが中止に
イベント事に関しても密を避ける観点からしばらく休止しているものがいくつかあります。
楽しみにしていたイベントごとが中止になっていたら残念ですので、気になる展示やイベントがあるなら念のため、事前に問い合わせをした方が良いかも。
2021年11月時点でわかっている休止内容は以下のとおり。
【野外遊具の中止等】
・動物の巣(トランポリン)
・水の流れ稼働停止
・バードウォッチングスコープ
・貝化石掘り体験【展示の中止等】
・第一展示室 触れる隕石
・第2展示室 タッチボーン「ディプロドクスの骨」
・第3展示室 潜水艇いばらき号、触れる動物剥製コーナー
・第4展示室 見る体験
・その他、顕微鏡、双眼鏡フィールドスコープ等【貸出の中止】
・タブレット、音声ガイダンスシステム、ベビーカー等の貸出物
企画展示は「苔」でした!
毎回楽しい内容で楽しませてくれる企画展示。
私たちが訪れた期間には「苔ワールド!」という苔に関する展示が行われていました。
アクアリウムとして楽しめる水辺の展示の後ろには、迫力ある苔の壁が。
遠くで見ても綺麗だし、近くて見ても小さな世界が広がってなんとも奥深い苔の世界。
素敵すぎる、モス。
いろいろな種類の苔を利用した苔のジオラマ。
小人になった気分で苔の世界に足を踏み入れると、見たこともない景色でこれまた楽しい。
個人的には、いつまで眺めていても飽きませんが私を急かす声がかかるので、これくらいでさようなら。
ランチは広々とした敷地内の森でピクニック
一通り館内の展示を見終わったろことでお昼にします。
この日は天気も良かったので、妻が早起きをしてお弁当を作ってくれました。
やはりピクニックには手作り弁当が一番。
こういう雰囲気作りで幸福感を上げてくれるコーディング上手な妻には毎回尊敬と感謝です、はい。
お腹と気持ちが満たされたところで、敷地内を散策して歩くことにします。
この広大な野外の敷地もミュージアムパークである博物館が管理する敷地で入館チケットを持っていれば無料で行き来が可能です。
実際の自然とのふれあいを通じて、人と自然とのかかわりや共生の大切さを学ぶことを目的に設計されているようで、敷地内は綺麗に整備されていますが、自然な森そのものの姿をのこして管理されています。
人の手がしっかりと入っている公園と違い、様々な種類の動植物が季節ごとに姿を変え生きているようすが観察できるのは楽しいですね。
あれ?この鳥の鳴き声はなんだっけ??
そんな時には館内の「自然のしくみ」ゾーンに行って鳴き声ボタンを押してみたらどう?
野外で気になった自然の疑問を、館内に戻り自分で発見することも可能。
学ぶことがどんどん楽しくなってしまいますね。
これは何の実だ?どんぐりが沢山
「今年はどんぐりが豊作だよ」
そう教えてくれたのは、博物館の職員さん。
野外の敷地にはシイやコナラ、ブナなど、どんぐりを落とす広葉樹が沢山自生しています。
秋のこの時期、木の根元にはたくさんのどんぐりが転がっていました。
どんぐりの木は豊作と不作の年の差が大きい植物で、不作の年にはほとんど実がつかないそうです。そんなこと気にもしたことがなかったので、職員さんの言葉にハッと驚いてしまった私でした。
豊作と聞いた子供達はもう形の違うどんぐりを拾い集めるのに夢中。
しかも何だか見たこともないような木の実まで見つけてきたぞ!
右側のウサギのウンチみたいな実は、コブシの種。
左の大きな木の実は、なんとクルミ。皮を剥ぐとあのクルミの殻が出てきました。
こりゃ大発見だ!
まとめ
茨城県自然博物館を訪れるのなら、天気の良いに日は屋外の森を散策するのがオススメです。
少し散策してみて気に入った場所があったら、お弁当を広げてピクニックなんていうのもアリではないでしょうか。