国道464号線、成田市北須賀交差点付近に突如現れた黒いトレーラーハウス。
よく見ると「たまごのお店むこたま」の看板と「たまご自販機24h」のノボリもひらめいています。
一体なんだ?と足を運んでみると、そこにはたくさんの自動販売機。
中には卵がずらりと並んでいるではないですか。
じつは千葉県柏市に本店を置く卵専門店「むこたま」の直売所でした。
公式ホームページや口コミや評価を見ると、純国産鶏にこだわった美味しいとの評判でしたが、それは間違いなかった。
「プリプリで濃厚」
こんなに美味しい卵は久しぶりです!
気になる黒いトレーラーハウスの中には卵の自販だった
印旛沼のほとり、印西市との境にのどかな田園風景がひろがる成田市北須賀地区。
ちょうど国道464号線と旧464号(宗吾街道)が交差する北須賀交差点付近に、ポツンと現れた謎の黒いトレーラハウス。
これは一体なんだ?
正体は卵専門店「むこたま」の自動販売所でした。
「むこたま」は千葉県柏市に本店をかまえる卵の専門店。
千葉県内には本店のほか「船橋市金杉店」に1店舗。
さらに今年9月に新店舗「柏マルイ店」がオープンしたそうです。
グーグルマップの書き込みやブログなどを拝見する限りでは、休日には県外からもお客さんが訪れ行列ができるほどの人気店ということで、柏近郊では有名なお店みたいですね。
そんな人気な店舗がなぜ成田の田園地帯の中にポツリと自動販売機のお店を構えたのでしょうか?
気になったので黒いトレーラーハウスの中に侵入してみました。
むこたまのトレーラーハウスが在るのは、地場の農産物を扱う北須賀直売所「まこも」の敷地内。じつのところ私「まこも」には行ったことないのですが、今回「むこたま」への侵入をきっかけにはじめて敷地に足を踏み入れることになりました。
砂利が敷き詰められたスペースは広いので、混雑を気にすることなく駐車できそうです。
それでは初「むこたま」失礼いたします。
いざトレーラハウスの扉を開け、一歩足を踏み入れるとそこには卵の自動販売機がずらり。
そうここは卵の自動販売所だったのです。
室内は明るく、木材をふんだんに使用した温もりのある空間。
両サイドにみっちり自動販売機が配されていますが、通路は結構広い。
あれ?よく見ると種類の違う卵が。
「碧の真珠」は南米チリ原産の秘鶏、アローカナという品種の鶏が産んだたまごだとか。
これは一味違う味わいがしそうな予感。
ちなみに左にある「たまごMIX」は碧の真珠や農場たまごなど、むこたまの卵が数種類ミックスされたお得パック。
初めて買うなら食べ比べができる「たまごMIX」が良さそうですね。
卵以外にたまごかけご飯専用の「醤油」や「バウムクーヘン」なども24時間販売されている模様。醤油が切れた時や甘小腹が空いた時にはちょうど良さそう。
そして私が購入したのは「農場たまご」。
国内でも希少な純国産鷄が産んだ贅沢な卵だとか。
現在市場で販売されているたまごの94%が外国鶏が産んだたまごなのだそうです。
「むこたま」では希少な国内で何世代にもわたり選抜交配を繰り返して育種改良された「純国産鶏」を飼育しており、そのたまごが今回私が購入した「農場たまご」。
日本人にあった濃厚な卵黄、粘りのある卵白なのが特徴です。
卵だけじゃない。ソフトクリームやバウムクーヘンも!
10:00〜17:00(木曜定休)の間は有人の店舗もオープンしています。
自動販売機の隣にある店舗では卵関連の商品がずらり。
さすがたまご専門店、これでもかと言わんばかりのたまごづくし。
私はソフトクリームを注文。
濃厚でもっちりした食べ応えも十分なソフトクリーム。
あ〜ん、うまい。
黄身がプリプリ、濃厚な味わいでたまごかけご飯が美味い!
自宅に帰り先ほど購入したたまごをパカっ。
さっそく白米に乗せ、卵かけご飯にしていただきます。
中から出てきた黄身は色が濃いだけでなく、弾力が半端ない。
ちょっとやそっとでは黄身が割れる気配はありませんし、割れてもなおとろけ出す気配もない。君はゆで卵なのか?と思うほどの超弾力。なんというか生命力を感じます。
それではありがたく頂かせていただきます。パクリっ。
濃厚で、味が濃い!
自動販売機には卵専用の醤油もセットされていますが、私はこちら。
千葉醤油謹醸の下総醤油(しもうさじょうゆ)。
ちょっと濃いめだけど濃すぎないお気に入りの一本。
お刺身にも合うし使いやすくて重宝しています。
まとめ
ううむ、美味しかったなぁ。
いつも横目に通り過ぎていた謎の黒いトレーハウス。
実はこんなに美味しいたまごが売られていたとは知りませんでした。
自動販売機も24時間営業しているので、早朝や深夜でも美味しいたまごが購入できるのも嬉しいですね。