アウトドアで使用するヘッドライト(ヘッドランプ)を買い換えました。
普段から夜釣りやキャンプ、登山、テント泊など夜間に屋外で活動することが多い私にとってヘッドライトは必需品であり、こだわりの強いアイテムの一つでもあります。
今回購入したのは国内メーカーの「マイルストーン」が製造販売しているヘッドライトMS-H2という高性能ハイブリッドモデル。
通常白色LEDを使用するヘッドライト業界において、「マイルストーン」は電球色と呼ばれる暖色LED(ナチュラル・ウォーム・カラーLED)をメインライトに採用している業界では異端児的な存在。ただ、キャンプやフェスなど屋外で雰囲気を楽しみたい時には、やはり黄色くて温かみのあるあの色合いが気に入っている私にとって、これはありがたい朗報でした。
おまけに
「420ルーメンの高光量」
「USB充電式のバッテリーと乾電池が併用できるハイブリッドモデル」
「光量調整機能付き」
という使い勝手を考えるとなんとも頼もしいスペック。
今回はそんなマイルストーンが作る、柔らかく温かい明かりを灯すヘッドライトMS-H2についてのインプレです。
自然な明るさが良いマイルストーンのヘッドライト
「マイルストーン」というヘッドライトメーカーを知っていますか?
今回ヘッドライトを新調するにあたり、情報収集していたところヒットしたのが「マイルストーン」というメーカーのヘッドライト。
じつは私がヘッドライトを選ぶ上で重要にしていることがあります。
それは「電球色」のライトがついているかどうか。
一般的なヘッドライトには白色LEDが使われています。
ただこの白色LED、照射が強いため見やすく非常に実用的なのですが、キャンプなどまったりと時を過ごしたい時には少々明かりが強すぎる感があります。
そんな場面で私が求めるのは、自然の月明かりのような「電球色」の優しい明かり。
そのため私がヘッドライトを選ぶ際にはこの電球色がついているかどうかが重要なポイントになってくるのです。
以前に使用していたモンベルの「パワーヘッドランプ」にもこの電球色がついていました。
モンベル・パワーヘッドランプの場合、電球色(20ルーメン)と白色LED(35/200/335ルーメン)の2色が搭載されています。
電球色は20ルーメンとあまり明るくないので、メインで強い照射を得る際には白色LEDをつかう事になります。また、電球色はポイントを絞って照らすのではなく、ホワッと周辺を広く照らす感じ。キャンプの団らんやテント内の灯しにぴったりな優しい光り方でとても気に入っていました。
新鋭国内メーカー「マイルストーン」は凄いかも
出典:milestone
モンベルのパラーヘッドライトも気に入っていたのですが、海釣りの際に海水に落としてしまい壊れてしまったのです。
今回はその買い替え。
そして白羽の矢が立ったのがマイルストーンというメーカーのMS-H2というモデル。
これ凄いです。
どこが良いのかって言うと。
- 電球色なのに凄く明るい
- 光量調整ができる
- バッテリー充電と乾電池の両方が使えるハイブリッド型
- 国内メーカーなので安心
それでは詳しく見ていきましょう。
まずは内容物とスペックの確認です
今回私が購入したMS-H2(SDサンド)というモデル。
おしゃれなパッケージに収納されていたのは以下の内容物でした。
- 本体
- 充電式バッテリー
- USBケーブル
- 取扱説明書
マイルストーン・MS-H2(SDサンド)のスペックは以下の通り。
カラー
SDサンド明るさ
約420ルーメンLED
スポット/ワイド : ナチュラルウォームカラー使用電池
MS-LB2
単4形アルカリ電池 ✕ 3本電池寿命
約 160時間(ワイド5%時 / アルカリ乾電池使用時)防水機能
IPX4(防噴流形)照射距離
約140m本体サイズ
幅 57 ✕ 高 42 ✕ 奥行 ✕ 33 mm本体質量
約65g(専用リチウムバッテリー込)付属品
MS-LB2(専用リチウムバッテリー)
USBケーブル特徴
充電池・乾電池併用モデル
無段階調整機能
ディミングメモリー
スポット照射(約40°)& ワイド照射(約100°)ビームパターン
より遠方に照射できる超スポット照射(40° )
足元を安全に確保できるワイド照射(100°)
同時に照射可能なミックスビーム発売時期
2021年3月定価(税抜)
¥ 4,800
最大420ルーメン!電球色なのに凄く明るい!!
ヘッドライトの明るさは「ルーメン(Lm)」という単位で表記されます。
このルーメンの数値が高ければ高いほど明るくなり、夜道も明るくはっきり照らしてくれることになります。
通常、ヘッドライトはくっきり明るく見える白色LEDを使用しているモデルが一般的です。
さらに最近のヘッドライトはとにかく明るいモデルが多く、1000ルーメンを超えるような高輝度モデルなんかも存在します。
ただ私が以前まで使用していたモンベルのヘッドライトは最高光量が335ルーメン(白色LED)。
今まで支障なくスペックは足りていました。
夜釣りで夜間頻繁にヘッドライトを使うことが多い私にとっても、1000ルーメンもの超光量は必要なくせいぜい350ルーメンもあれば事が足りてしまっていました。
そう言うわけで、今回購入したMS-H2の光量420ルーメンは私にとって十分な明るさ。
しかも暖かい電球色というのがかなり嬉しいところ。
ちなみに温かみといった雰囲気以外にも電球色LEDの良い点があります。
同じ光量の光でも白色LEDと電球色LEDでは光の届く距離が違うそうです。
一見はっきりと見える白色LEDですが、じつは電球色の方が乱反射が少なく遠くまで光が届くという話。車のフォグランプやトンネルに使われている黄色い電球もそういった効果を利用したものだそうです。
登山などアウトドアでは雨や霧といった自然現象に遭遇する場面が発生します。いざという時に自分の存在を知らせるためにも黄色い光は優れているというわけです。
微調整がありがたい。光量調整機能付き!
MS-H2には「メイン点灯」「サブ点灯」「全点灯」の3パターンの点灯モードがあり、ボタン一つで切り替えが可能です。
メイン点灯(スポット):より遠方を照射できるスポット点灯モード
サブ点灯(ワイド):足元を広く照射するワイド点灯モード
全点灯:メイン、サブの両方を点灯させるモード。最も明るい。
さらにそれぞれのモード点灯時にボタンを長押しすると光量の調整が可能なんです。
しかも調整した光量は記録され次回点灯時にもその設定が活かされるため、自分好みのお気に入りの明るさにカスタムしたヘッドライトを持ち運べる優れもの。
バッチリ照らしたい時には全点灯の光量Maxで、キャンプで夜間にチルっと安らぎたい時なんかはサブで光量を落として使用するといいかもしれませんね。
バッテリーと乾電池、両方使えるハイブリッド!
ヘッドライトの電源は「電池タイプ」と「バッテリー」タイプがあります。
さらに、どちらも兼ね備えたハイブリッドタイプというのものあります。
私が購入したマイルストーンのMS-H2は両方使えるハイブリッドタイプ。
バッテリーはUSBで手軽に充電可能なので、毎回使用する前にフル充電をしておけば安心。
充電し忘れていても、釣り場に向かう車内で充電出来るのでとっても便利です。
基本的には充電して使用するのですが、長時間使用して充電が切れてしまった時のために、乾電池でも給電ができる併用仕様になっています。
早速充電バッテリを装着してみます。
まずは角度調整可能なバックル部分をカチカチカチっと開きます。
本体裏面をオープン。
単4乾電池が3個は入るスペースが出てきました。
よく見かけるヘッドライトの裏面って感じですね。
そしてこちらが、バッテリー。
付属のUSBケーブル(マイクロUSB)をバッテリーに直接差し込んで充電することができます。
充電中はインジゲーターが赤く点灯。
充電が完了すると緑色に変わります。
フル充電は2.5時間で完了。
「THIS SIDE UP」と表記された面を上にして本体に装着します。
うむ、当たり前ですがぴったり。
ちなみに額に触れる部分には、滑り止めが付いているのでずり落ちなくて安心。
まとめ
実際に釣り場に装備して出かけましたが、すごく明るかったです!
釣りをする際には釣り場への移動時に足元を照らすため強い明かりを必要とするのですが、十分な光量があり安心して釣り場へたどり着くことができました。
ただ釣りの最中にはそれほど強い明かりを必要としないので、そういった時に光量調整して使用できるのも結構ありがたかったですね。
温かい光のヘッドライトを探している方には「マイルストーン」のヘッドライトはオススメですよ。