今年で3年目のニンニク栽培。
毎年9月に植付け、翌年の5月に収穫。乾燥保管させた種をまた秋に植付けています。
自家採種したニンニクは私の畑の土に馴染んできたようで、年々収穫量も増加してきているようです。
そして今年も植付け時期がやってきました。ちょっと遅れて9月末になってしまいましたが、またたくさん実をつけてくれることを祈ります。
9月、自家採種したニンニクを植付けます
今年の6月に収穫したニンニクを軒下に吊るし乾燥させておきました。
夏も終わり、植付け適期がやってきたので、早速畑に出かけてみます。
私の畑では、有機栽培と自然栽培を行う区画をそれぞれ設けています。
今回は有機栽培の区画での植付け。
この区画では地温を高めるために透明マルチを使うことが多いです。
昨年別の畝で使用していた透明マルチを再利用します。
草を刈る
夏の雑草は勢いが止まりません。
一雨降ったかと思うと、いつのまにか背丈が急激に伸びている。
そろそろ穂をつけ始めたようなので、ここいら辺で草を一掃してみます。
結構な重労働です。
草刈りなんて文化、はやく廃れてしまえばいいのに…ぶつくさ。
せっかく労力を費やして刈り取ったものですから、雑草といえど私には重要な資源。刈り取った草は自然栽培の区画で草マルチとして利用したり、コンポストに入れて米糠ボカシを振って堆肥化したりして活用しています。
畝を作る
さて綺麗になった大地を軽く整備して畝を作ります。
有機農法といえ、できるだけ人工的に耕したくはない私。
先ほどまで生えていた雑草の根が地中に残るように、表層だけ削るように鍬を入れています。
こうすれば耕したのと同じ。深く細かく蔓延った雑草の残根が枯れるとそこに隙間ができていい感じの耕起した土壌と同じ構造になります。さたに雨が降っても土壌が潰れにくく、植物にとっては快適な空間になると思っています。
あとはマルチをかけられるように周囲を掘って。
バサリ。
ちょっと歪ですが、畝の出来上がり。
ニンニクの植付け
準備ができたところでニンニクの植付けに参ります。
今年の春に収穫した自家採種のニンニク。
第2関節くらいまで穴を開けて、その中にギュッと押し込む。
できるだけ土に密着できるように、土を被せてさらにギュ。
根菜類はいくら硬い土壌でも結構力強く伸びてきてくれるので、容赦無く圧をかけて植え付けることが多いです。種周辺はギュッと固まっていた方が保湿性もいいので、根付くまでのおまじないみたいな感じです。
まとめ
さあ、これで植付けは完了。
あとは勝手に伸びてくれるのを待つのみ!
今回は有機栽培の区画のみの植付けでしたが、後日自然栽培の区画にも同じ種を植えつけようと思います。とわ言え自然栽培の区画は穴を掘ってポイと植えるだけなので超簡単ですが。
今年は全部で10個(66粒)のニンニクを植えつけたので、順調に育てば来年は66×6=396粒のニンニクが手に入る…うふふ。