夏の畑あるある。
短期集中的に大量に実る夏野菜の消費に困ることありませんか?
梅雨が明け、本格的な夏の日照りが続く頃、トマトやナス、オクラやキュウリ、ゴーヤなど…。一株にフサフサと大量に実る自然の恵。
有り難いのですが、そんなにたくさん実らなくても…。
ちょっと消費が追いつかない事があります。
家庭菜園を始めて5年も経つと、消費レシピなどちょっとした使い方のコツが身につくので、ご紹介します。
今回はナス。
ナスの大量消費レシピ
今年はナスの株を5本植えました。
毎年のことですが、今の時期なると次から次へと実を着けぐんぐんと太らせていくお茄子。
「収穫してきたよ〜」と台所へ野菜を運ぶも、頻度をます収穫物に妻の顔色は冴えない様子。
「こんなに採ってきても調理しきれないよ…」
こんなやりとりが数年。
毎年作付けを減らそうと思うものの。
「枯れたらどうしよう…」
「苗はたくさん作れたから余っているし植えちゃおう」
「あれ、みんな大きく育ったなぁ…ナスは丈夫だ!」
そして今年もナスのお祭りが始まる訳です。
小茄子は漬物に!
「一番果は早めの摘心」
ナスの株を丈夫にたくさん実らせるための鉄則。
ということで、花が咲き一番初めに実を着けたナスは小さなうちに摘み取ります。
実を太らせると、実に勢いが奪われるため株が成長する勢いが弱まります。早めに摘果することで、株にかかる負担が減り初期の生育が良くなります。大きく育った株は後々たくさんの実をつける事ができるという訳です。
初めのうちは、できるだけ小さな実を詰むようにしています。
そしてプリッとして瑞々しい小茄子ちゃんは、我が家の糠床に入る訳です。
数日後には美味しいお酒のお供に。
ミートソースにぶち込むべし!
先日もブログ記事にしたミニトマト大量消費レシピのミートソース。
ここに炒めたナスを追加するというもの。
ミートソースの味に飽きてからのアレンジレシピです。
まぜまぜ…。
レンチンで超簡単!ナスと豚肉&大葉のサンド
これ、私も最近知った超簡単レシピ。
しかも美味しい!
作り方は超簡単。
ナスに切れ目を入れひき肉と大葉を挟んでレンジでチンするだけというもの。
作り方
- ナス皮を虎刈りに剥く
(皮を剥く事で味が染み込みやすくなります) - ナスの真ん中に切れ目を入れる
(サンドイッチのバンズの代わり) - 適当な大きさにカットした豚肉(今回はバラ肉)と大葉をサンド
- ナスサンドを多少深さのある耐熱皿に入れ、そこに麺汁適量(好み)をふりかけふんわりラップ
- レンジでチン(600Wで6分)
- 出来上がり
あとはとにかくナスレシピ!
麻婆茄子、酢豚、揚げ浸し…。
オススメは中華。
アジア原産の野菜ゆえ、オイスターソースや豆板醤など中華系香辛料とも相性の良いナス。
炒めてソースで絡めれば大抵美味しい。
この他、インドやタイ料理なんかでもナスは大活躍。
カレーに入れてもよし!炒めてナンプラーで香り付けをしてもよし!
まとめ
ナスは北インドが原種の野菜。
シルクロードに乗って東西に広く広まったナスの品種は今や世界中に数えきれないほど存在しています。
日本では平安時代に中国から伝わり、かれこれ1200年もの間栽培されている親しみのあるお野菜の一つ。それゆえ探してみると色々な日本固有の在来品種が数多く存在し、姿形のほか味や肉質など様々な違いが見られるのです。
丸かったり、長かったり、皮が薄かったり、身がしまっていたり。
煮物、焼き物、漬物など品種に合った調理法も存在しています。
今の時期、家庭菜園で大量に収穫できるおナス。
日替わりで色々なレシピに挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね。