車に乗っているとどうしても遭遇するのがパンク。
過去に3回、自動車でのパンクを経験していますが、現在乗っているカングーに限っては購入後2年で2回パンクを経験しています。
1度目は軽度のパンクゆえカー用品店で10分で修理完了。
2度目はちょっとダメージが大きくロードサービスを呼んでスペアタイアに交換してもらいました。
今回は「カングーがパンクした!」という時の対処方法をご紹介します。
パンクした!修理or交換?
「走行中にタイヤから金属音が…」
「なんかいつもより傾いてる?」
「いつもに増してカーブでモサっと感が…」
これはパンクの可能性大です。
ちょっとした異変を感じたら、できるだけ早く安全な場所に車を止めてタイヤを確認してみましょう。
完全にパンクしているタイヤは見ればすぐ分かりますが、釘が刺さっても空気が抜けていないような場合は遠くからタイヤを見ただけでは判別がつきません。近づいてタイヤを覗いて見てみましょう。見つからなかったらタイヤ半周分前進(or後進)してもう一度確認。
釘が刺さっている時には異音がするので、窓を開けて低速で移動するとアスファルトと金属(釘など)が接触する際に鳴る音で気がつくことが多いです。
パンクの状態により適切な対処方法があります。
自走できるほどの軽度のパンク(釘は刺さったけれど空気が抜けていない状態)ならば、修理のできるガソリンスタンドやカー用品店などに。
ぺったり空気が抜けきってしまっているようならば、できるだけ早く安全な場所に車を止めて自分でタイヤ交換orロードサービスに連絡するのが良策。
じつは私、カングーに乗り始めて2度パンクを経験していています。
1度目はカー用品店に持ち込み修理。2度目はプシューッと空気が抜けきってしまったので、契約している自動車保険のロードサービスを手配してスペアタイアに交換してもらいました。
カー用品店で修理する場合
釘が刺さると走行中に金属音が混ざります。
タイヤが回転しアスファルトと接するたびに「カッカッカツ」といった聞きなれない音が。低速で走らせながら窓を開けて耳を澄ますと4輪のどこから異音がするのか何となく見当がつきます。
変だなと思ったら、車を降りてタイヤを半周ぐるりと見渡してみてください。
暗いようならライトを当てると、金属が反射するのでわかりやすいかもしれません。
それでも見つからなかったら、タイヤ半周分前進or後退してもう一度チェック。
こんな感じで釘(ネジ)がまっすぐ刺さっていたら抜かずに修理へ。
抜いてしまうと空気が抜けてタイヤとホイルにダメージが及ぶ恐れがあるほか、修理箇所がわからなくなってしまうのでできるだけそのまま現状を維持して修理を依頼するのがベター。
ちなみに短いネジの場合タイヤを貫通してなければセーフ。
緩めてみて空気が抜けていないようならば問題ない場合もあります。
上記のネジは緩めた途端「シューゥ」っと勢いよく空気が出始めたので、慌てて締め直してパンク修理を依頼しました。
自走可能な場合には修理店に持ち込む方がベターです。
自動車工場やカー用品店のほか、ガソリンスタンドなどでもパンクの修理を行なってくれるところは多いので近場の施設を検索しましょう。
個人的にはカー用品店がおすすめ。対応がスムーズなのと修理工賃もお手頃なお店が多いです。
釘(ネジ)が刺さった程度の軽度のパンクの場合なら10分ほどで修理が完了します。料金も1,500円程度と思っていたよりも安くしあげてもらいました。
釘刺さりのパンク修理後はイボがはみ出したようなお姿。
走行しているに磨耗して消えるそうなのでそのまま帰宅いたしました。
タイヤがぺちゃんこ。スペアタイヤに交換!
異変に気がつくのが遅かった、もしくはダメージが大きかった場合にはすでに空気が抜けてしまっていることもあります。
気がついたらすぐに車を停車してタイヤ(ホイール)へのダメージを与えないようにします。
今回はロードサービスにお願いしました
明らかにぺちゃんとなっていたら、タイヤ交換です。
もし自分でスペアタイアへの交換ができるならば問題ありませんが、そうでない場合は迷わずロードサービスを呼びましょう。私も過去に何度かタイヤ交換は行なっていますが、カングー(外国車)でのタイヤ交換は初めて。勝手が違う事もあるかもしれないと思ったので、加入している自動車保険のロードサービスを利用してプロにお任せいたしました。
ちなみに最近の車は室内空間を確保するために車高を落としていることが多く、そういった場合スペアタイアが搭載されていない車も多くあります。そんな場合でもロードサービスで対応してくれます。電話をすると「スペアタイヤは搭載していますか?」と聞かれるのでその有無を伝え対応してもらいます。
私が加入しているイーデザイン損保の自動車保険はロードサービスもカバーしていたのですぐさまカスタマーサービスへ電話してロードサービスさんに対応してもらいました。しかもロードサービスの利用は無料で、利用回数に制限なし、翌年の等級や保険料に影響もないとのこと。
この手のロードサービスは各地の整備会社と提携しているみたいで、今回は連絡後30分ほどで近郊の整備会社の整備士さんが駆けつけて対応してくれました。
「では作業を始めさせていただきます」という整備士さん。
せっかくなのでプロの仕事をまじまじ見つめ勉強させていただきました。
親切にも所々説明を交えながら作業を進めてくれたのですが、やはりプロは違いますね。15分ほどでサクッと作業は終了。
整備士さんのアドバイス&私が見ていた感想ですが、大まかな感じでは作業工程は一緒です。ジャッキアップもタイヤの締め方も基本通り。
ただ、一つ違うのがタイヤを固定する部分が凸か凹か。
国産車は足回りから出るボルトにホイールをはめてナットで締め付けるのに対し、外国車は足回りとタイヤのネジ穴を合わせ外側からボルトを刺して締める形状のようです。
そのため、ボルトが飛び出している国産車の場合はホイールの穴にはめてナットで締め付けるだけなので、誰でも確実に取り付け可能。一方の外国車は足回りとホイールの穴を合わせてそこにボルトを入れて締めなくてはならなく、ちょっとコツと体力を使いそうです。
国産車の構造は、高速での走行より作業性の簡素化を求めての理由だそうですが、外国車のように高速域で走行することが多い車は足回りの剛性を高く求められるため、構造的に簡単で剛性の高められる上記の方法が取られているのだそうです。
自分でもタイヤ交換は可能です
今回は無料ということもあったのでロードサービスを利用させてもらいましたが、もちろん個人でもタイヤ交換は可能です。
購入時に付属するマニュアル(車検証と一緒に入っている本)を参考に手順に沿って行えばできるはずです。
私も今回はプロの手さばきを見させていただいたので、次回は自分でも挑戦してみたいと思います。
とはいえ、そんな状況は来ない方が嬉しいのですが…。
まとめ
いざという時になんとも頼りになるロードサービス。
駆けつけてくれた整備士さんはなんとも神々しく輝いておられました。
本当にありがとうございました。
スペアタイヤの交換については別の記事で取り上げて見たいと思っています。
ちなみにカングーのスペアタイヤは標準タイヤと同じ立派なものが搭載されていましたよ!