なにやらカングーのキーにおまけのリモコンが付いてきました。
なんと、純正リモコンキーのリモート機能が使えないとのこと!
確かに純正のリモコンキーのボタンを押しても何も反応しません。
しかしこれ、本来はちゃんと機能していたみたいです。
ちょっと中身をのぞいてみましょう。
リモコンキーに付いてきた「おたまじゃくし」
カングーを購入した際に付いてきた鍵です。
下に写っているのが本来のカングーの純正キーです。
上に写っているのがドアロックの開閉をリモートで行うだけのために後付けされたリモートキー。通称「おたまじゃくし」。
純正キーにもボタンが付いているのですが、リモートでドアロックを開閉することができません。
フランス仕様のルノーのリモートキーの周波数が日本の電波法では使えないためその機能を取り除いているのだそうです。そこで問題のないリモートキー(おたまじゃくし)を後付けしたのだそうです。
しかしこの「おたまじゃくし」、反応がものすごく悪いのです。少し離れると全然反応してくれません。
とほほ。
純正リモコンの中身はこんな感じ
興味本位で純正キーを分解してみます。
こねこね、こねこね。
ここの隙間に細いものを差し込んで。
ぱかっ。
ボタン電池がありません。
それからボタン電池の電力を伝える金具もないようです。
どうやら、日本向けのものは部品を取り除いているみたいです。
ちなみにこの様な部品があるとしっくりとハマるみたいです。
このタイプの純正キーの場合は左のカタツムリみたいなものだけ使うみたいです。
こんな感じで金具をはめて、ボタン電池(CR2016)をはめ込むと起動しそうですね。
ちなみに、上記のリモコンキーとは別にジャックナイフ式のリモコンキーも付いてきましたが、同様にリモート機能は作動していませんでした。
同様にパカッとあけてみるとこんな感じ。
金具の形状はちょっと違うみたいですね。
まとめ
日産と提携をしているくらいなら周波数の問題もわかっていると思うのですがね。初めから日本向けに鍵を替えればいいのになぁとも思うのですが、そこはルノーなんですね。
ちなみに、「おたまじゃくし」では反応しないアンサーバック(ハザードでドアロックの開閉を知らせる機能)も、純正キーのリモートボタンで開閉すれば反応するみたいですよ。