仕込んでいた事をすっかり忘れていました。
7月に仕込んでいたので、4ヶ月間嫌気状態で放置していた米ヌカぼかし。
はたしてどんな具合でしょうか?
仕込み
仕込みは7月(4ヶ月前です)。
今回は「米のとぎ汁」「酒粕」「発酵した柚子の絞りかす」を混ぜて1週間ほどペットボトルで放置した液体を一緒に入れてみました。
ペットボトルはすぐにパンパンに膨らんでしまうのでキャップを緩めて中の空気が抜けるようにしておきます。
いつものように、
- 米ヌカ
- 籾殻
- 水
- 発酵元材(今回は上記ペットボトル)
これを混ぜまぜします。
詳しい作り方はこちら(過去記事)をご参照ください
【身近な菌を使ったボカシ作り】『発酵柚子ジュースの搾りかす』を米ぬかボカシに再利用
張り切ってバケツ3個分仕込みました。
夏場で暖かかったので、後は2週間ほど寝かせ完成…の予定でした。
4ヶ月後
本当にすっかり忘れていました…。
月日が経つのは早いもので、4ヶ月。
蓋を開けた感じでは、特にヤバイ感じはしませんね。
恐る恐る封を開けてみます。
いつもより少し赤みがあるような気はしますが。
なんだか、いい感じに締まっています。
匂いは…ちょっと醤油っぽい?
何と言うか、熟成された感じ?
状態は、いつものようにいい感じにパサっとしていて、指でつまむと軽く崩れる具合です。
どうやら使えそうな気がするのでそのまま使ってみます。
おまけ
実はこの米ヌカぼかしを釣りに使ってみました。
前から試してみたいなぁと思っていたのです。
アジを釣る際に、撒きエサとしてオキアミやアミエビを撒くのですが、そのままだとベチョベチョで扱いづらいのです。
そこで撒き餌が飛び散らないように、集魚材と呼ばれる粉を混ぜるのです。
「アジパワー」や「アジジャンボ」などといった市販品があるのですが、どうせなら「お金のかからない自然なもので代用できないかなぁ」と思っていたのです。
水分を含むとしっかりとまとまり、いい感じに水中へ沈んでいってくれます。
一応釣果にもつながったようです。
まとめ
思い出した時には「あぁやってしまった!」と思ったのですが、
悪いカビが生えるでもなく、良い感じに熟成されていました。
今回の一件でちょっと「熟成」にも興味が湧いてしまい、実は3つあるうちの1つのバケツを未だ未開封にしています。
1年くらい寝かせたらどうなるのかなぁ…ひひひ。