我が家でも娘の3歳の誕生日にへんしんバイクというバランスバイク(ペダルなし自転車)を購入しました。
じつはこのへんしんバイク、その名のとおりペダルを後付けし自転車に変身できるという2WAY仕様の製品なのです。
そして5歳の誕生日を迎えた先日、
ついにバイクを「へんしん」する時が来たのです。
結果はプロモーション通りの「30分で自転車デビュー」とは行きませんでしたが、かなかな良い線まできているようすです。
へんしんバイクとは?
わずか30分で自転車デビュー!
ストライダーに代表される子供用のバランスバイク(ペダルなし自転車)は、自分のバランス感覚を頼りに地面を蹴って運転します。
そのため三輪車を乗っていた子供と比べ、重心の取り方が上手くなり「自転車の補助輪を取り外す時期が早くなる」のだそうです。
へんしんバイクは乗り慣れたバイクにペダルを装着することで、補助輪すら付けずに自転車デビューすることを目的としている製品。早い子では30分で自転車デビューができるという噂。
3ステップで自転車デビュー!
Step2 ペダルを付けて、ペダルの回し方を覚える
Step3 自転車に挑戦!
同じ車体でバランスバイク〜自転車へと移行できるので、自然に自転車に乗れるようになるそうです。たしかに合理的な考え方だと思います。
一般的なストライダータイプとの比較
へんしんバイクの短所
- ギアやブレーキが付いているため、ちょっと重い
・ストライダー 3kg
・へんしんバイク 5.3kg(ペダルなしの状態) - 初期の座高が高い
・ストライダー 300〜450mm
・へんしんバイク:375〜465mm
うちの子は購入時につま先でちょこんと地面が蹴れる程度でした。
2歳から乗れる「へんしんバイクS」という小さめのシリーズもあります。
※へんしんバイクS:5kg/シート高 320〜450mm - フレームがストライダーサイズなので小さい
ペダルを付けて、長く乗れても6歳くらいまでかな?
へんしんバイクの長所
- ペダルを付けて長く乗れる(3歳〜6歳くらい)
- ブレーキが付いている
- 反射板なども付いてくる
- 自転車にすぐ乗れる→補助輪付き自転車の期間が不要
- アフターケアがしっかりしている
- 全国で自転車教室を開催
我が家では「自転車を乗れるためのバランスバイク」という位置付けで購入に至りました。
通常のバランスバイクは足だけでブレーキングをするのに対し、へんしんバイクはブレーキが付いているため「自転車の基本操作」も初期段階で一緒に学べるのは見守る親としても安心。
自転車が乗れるようになってから不安なのは、止まれずにドカンと激突してしまうことですから。
また付属品があることで比較的自重はありますが、乗ってしまえば重さはさほど感じないと思います。
持ち運ぶ私には負担となりますが、むしろ車重があることでバイクとしては安定感が増します。
いざ、ペダルを取り付けます!
付属品
ペダル取り付けのため、箱に残っていた付属品を取り出しました。
出てきたのは以下の内容物。
- 空気入れ
- チェーンカバー
- ペダルシステム
- ペダル
- チェーン
- 工具類
私は慣れた工具のほうが使いやすかったので自前のものを用意していますが、工具は付属のものがあったので別途用意しなくても作業はできます。
付属工具を無くしてしまった場合には以下のものがあれば作業は簡単に進められます。
【必要工具】
- プラスドライバー
- 六角レンチ
- 六角スパナ
ペダルの取り付け方
後輪を外します
フレームに固定されている後輪ブレーキをプラスドライバーで外します。
後輪を固定しているナットをレンチで外します。
付属の簡易レンチを使用しても良いのですがしっかりとした大きさのある工具の方が力が入るので簡単です。
今回私はモンキーレンチを使用しています。
サイズを変えられるモンキーレンチは、どんな大きさのナットでも対応できて便利なのですが、しっかりと幅を合わせてあげないとナットの角を舐めてしまうことがあるので要注意。
ペダルシステムを取り付けます
ペダルシステムと固定するナット。
サドル下の差込口に付属のペダルシステムを差込ます。
フレームに空いている穴にナットを差込み、六角レンチで締めて固定します。
①ナットを差し込む
②6角レンチで締めて固定
後輪を取り付けます
後輪を取り付けます。
バランスバイク時に固定していた初期位置とは違う場所にタイヤを固定しますのでご注意を。
この後チェーンカバーの取り付けやタイヤ一の微調整などがあるので、ナットは軽く締めておきます。
チェーンカバーを取り付けます
先に大きいカバーを取り付け。
カバー後ろ側はギアとフレームの間に差し込んで固定します。
カバー前後をカチッとはめ込み、ネジ(2箇所)で固定します。
タイヤの位置を調整しナットをきつく締めます
タイヤが左右に歪んでいないか確認し位置を修正したら、ナットをきつく締めます。
後ろブレーキを元の位置に固定します。
あとは子供の身長に合わせサドルやハンドルの位置を調整して完成!
さあ!30分で乗れるのでしょうか?
結果から言うと…
残念ながらこの日は自転車に一人で乗ることはできませんでした。
どうやらペダルの回し方がうまく理解できていないみたいです。
いままで「ペダルをこぐ」経験があまりなかったので当然ですね。
もう少し「ペダルをこぐ」練習が必要みたいです。
まとめ
たぶんうちの子は運動神経が良いほうではないからだと思うのですが、自転車として乗りこなすにはもう少し練習が必要そうです。
ただ、「同じ車体にペダルを取り付けるという」というのは、とても合理的な方法だと感じています。
乗りやすいと思うのですがね…。
実際ペダルがこげなかっただけで、バランスはとれていそうな雰囲気でした。
ペダルのこぎ方を会得してもらえればきっとすぐに乗れるようになると思います。
がんばれ娘よ!!