すっかり暖かくなってきたこの時期、キャンプやBBQなど屋外で過ごすことも多くなってきました。そして楽しいアウトドアに付き物なのが「虫刺され」。
最近は様々な虫除けスプレーが市販されていますが、ちょっと私には刺激が強くて・・・。
今回はそんな肌の弱い人にも使える、低刺激で安全な「シトロネラの虫除けスプレー」を作ってみたいと思います。
市販の虫除けスプレーは刺激が...
実は我が家はみんな肌がデリケート。
妻と長女は蚊に刺されると異常に腫上がってしまいますし、次女はまだ生後数ヶ月の赤ちゃんなので、お肌が超敏感なお年頃。
虫に刺されないようにとても気にしています。
市販の虫除けスプレーも過去に試しているのですが、ドラッグストアでよく目にする商品は虫に対する効果はとてもあるのですが、彼女たちには刺激が強すぎて肌荒れが起きてしまうのです。
私も肌がヒリヒリ、鼻にツーン。
あまり好きでないのです。
また小さな子供がいるので、市販のスプレーに含まれている「ディート」という化合物も気になるところ。
ディートとは
忌避剤(虫よけ剤)として用いられる化合物。
長期使用による副作用が有るやら無いやらと言ったもの。
虫除けの効果が非常にあり、多くの市販のスプレーに使われています。
日本は海外と比べるとディートの使用量が法律によって少なめに規制されているので、安全な方ではあるとは思います・・・。
そんなことから、妻が作る様になったのが「精油(アロマオイル)を使った虫除けスプレー」。
特に蚊を中心にした虫除けに効果がある「シトロネラ」を使ったスプレーをよく使っています。
部屋や網戸にスプレーしたり、いい香りなので枕にシュッとして気持ちよく寝たり。
自作すれば安上がりなので、贅沢に使えるのが良いところですね。
我が家では用途や気分で使用するオイルを変えて香りを楽しんでいます。
- ヒバ
- シトロネラミックス(シトロネラ・レモングラス・ラベンダー)
- スイートオレンジ
- ティートリー
- ユーカリ
「ヒバ」は昆虫類(Gにも)に効果があるそうです。
「シトロネラミックス」「ティートリー」「ユーカリ」はそれぞれ蚊やブヨ対策ですが匂いの好みで使い分けをしています。
「スイートオレンジ」は、妻がツワリ軽減のために使っていたものです。
また、「ハッカ油」は虫除け効果があるのですが、子供にはスースーして刺激が強くて嫌だというので我が家ではチョイスから外れてしまいました。
シトロネラの虫除けスプレーの作り方
- 精油(シトロネラオイル) 10滴
- 無水エタノール 5ml
- 精製水 45ml
- スプレー容器
- 注射器orスポイト
- 上記の原料・容器を用意します。
エタノールで容器が溶ける恐れがありますので、ポリスチレン(PS)素材は避けます。
また、精油は紫外線により劣化が進むので、容器は遮光性の高い濃いめの色を選びます。 - 無水エタノール(5ml)を入れた容器にシトロネラオイル(10滴)を滴らし軽く振って混合します。必ず精製水を入れる前に混合してください(水とオイルは混ざりにくいです)
- そこに精製水(45ml)を投入し、蓋をして振りよく混ぜたら完成です!
オイルやエタノールを使用しているので、一応パッチテスト(目立たない箇所に少量を吹きかけ1日様子を見ます)をしてから使用をしてください。
またしっかりと効果を得るためにも、2週間ほどで使い切ることをオススメします。
作るのが面倒な方におすすめの自然派スプレー
また、作るのが面倒な人でも、最近は低刺激で自然由来の虫除けスプレーが多く出ていますので、そちらを利用するのも手ですね。
パーフェクトポーションは天然由来成分100%で、シトロネラ、ペパーミント、ユーカリ、ティーツリー、ニアウリなど、選び抜いたエッセンシャルオイルを使用し、清涼感のある爽やかな香り。
生後6か月の赤ちゃんから妊婦さんまで敏感肌でも使用可能な安心できるスプレーです。
まとめ
今回はシトロネラを使ってスプレーを作りましたが、香りの好みや効能で精油を使い分けても良いと思います。
自然素材のもので手作りした虫除けスプレーは低刺激のため、誰でもどこにでも気兼ねなく使えるのがいいところです。
暑い時期は露出部も多くなるので、低刺激なスプレーなら気兼ねなく肌に直接吹きかけられるので安心です。