5月下旬〜6月中旬くらい。
毎年ニンニクを収穫し保存用にぶら下げる作業を行なっています。
ニンニクは簡単に栽培できて、たくさん収穫できるので家庭菜園初心者さんにもおすすめな野菜ですが、一度にたくさん採れてもどうやって保存したら良いのか悩みますよね。
我が家では収穫してきたニンニクを麻紐で束ねて軒先に吊り下げて保管。
使いたい時にベランダへ出て、1球ちぎってキッチンへといった使い方をしています。
今回は我が家の収穫〜保存方法をお伝えします。
自然栽培ニンニクを収穫
私の畑ではニンニクを自然栽培しています。
ニンニクはヒガンバナ科ネギ属の植物で、すらっと垂直に葉を伸ばして成長するのが特徴。
そのため雑草に覆われるような放任畑でも丈夫に育ってくれる強いやつなのです。
葉が茶色く枯れ始めた5月下旬。
梅雨入りして雨に打たれる前に収穫してしまいます。
晴れの日が数日続いて地面が乾燥している時が収穫のチャンス。
土が乾いているため、余計な土が付着せずスムーズに収穫できます。
ただ平日勤めのサラリーマンにはそうタイミングが合うわけもなく、週末に雨後の湿った土を掘り返し収穫していきます。

洗って乾燥して貯蔵
さて、大量に収穫してきたニンニクは乾燥させて貯蔵しておきます。
まず収穫してきたニンニクを水洗いし、余分な土を流しました。
その際に枯れた皮なども取り除いておきます。
水洗い後に1〜2時間日陰で水気を飛ばし乾燥させておきます。
ある程度乾燥してきたら、軒下に吊り下げて保管する用に、ニンニクを麻紐で縛って束ねていきます。
【縛り方の手順】
- まず余分な茎をカット
- 一番下にくるニンニクを縛ります
- 続けて上にニンニクを縛り足していきます
- 最後に紐の上に引っかけ用の輪を作っておしまい
まずは余計な茎をカット。
球根の養分が吸い取られて痩せてしまうため、出来るだけ短くしておいた方が美味しいニンニクを保存できます。
続いてニンニクを麻紐で縛っていきます。
麻紐は太すぎない結びやすいものなら何でも大丈夫。
縛り方は「ふた結び」や「もやい結び」のように、茎に輪を掛けて引っ張れば締まる方法が良いです。
生のニンニクは乾燥するにつれて痩せ細ってしまうので、引っ張るだけで締め直しができると後々便利。
二つ目以降も同じような感じで縛っていきます。
まずは輪っかを作って…。
茎を通して…。
もう一度輪っかを通して引っ張ると、ギュッと紐が締まります。
麻紐は摩擦抵抗が強いので、一度締めてしまえば緩みにくいのでおすすめ。
これを何度も繰り返してニンニクを付け加えていきます。
何個ぶら下げるかはお好みで調整。
最後に吊り下げやすいように先端に輪っかを結んだら完成です。
完成
我が家では5個くらいの束で保管することが多いかも。
友人が遊びにきた時などにお土産であげると喜んでくれます。
毎年この時期に保管して1年で大体使い切ります。
それから、10月頃にこの中から大きめの球根を選んで次の植え付けに使ったりもします。
