お庭にちょっとした野菜が育つ畑を作ることにしました。
ただ芝と畑を区分けしたかったので、少し高畝の「レイズドベッド」にすることに。
レイズドベッドの良いところは、高畝なので水と空気の流れがよく土中の微生物が活性化すること。
つまり野菜がよく育つと言うことです!
それでは早速、レッツDIY!
その前に、ちょっと小さめウッドプランターを作成
木材が結構余っていたので、レイズどベッドを作るついでにウッドプランターも作ってみました。
以前にもウッドプランターを作っているのですが、今回は下の子(小学2年生)に合わせて、幅も高さもちょっと小さめサイズ。
前回製作した様子はこちら。
色は「オリーブ」。
以前は「ピニー」で仕上げたのですが、今回はシックな色合いに。
しっとり落ち着いた雰囲気でお庭に溶け込みます。
超簡単!レイズドベッドの作り方
さて、ここからはレイズドベッドの製作です。
レイズドベッド(raised bed)とは、レンガや石積みなどで周囲よりも高くした花壇のことを言います。
なぜ周囲より高くするのか?
そこにはメリットがあるのです。
レイズドベッドのメリット
- かっこいい
- 作業が楽になる
- 風通しが良くなる
- 植物の成長が良くなる
まずはかっこいい!
周囲よりも高くすることで花壇に立体感が生まれ、見た目が良いですよね。
また地面より高い位置に土が来るため、腰を曲げすぎず作業できることで体への負担が軽減されます。
さらに風の通りが良くなるため、植物の病害虫被害も軽減。
蒸れに弱い寒冷地の植物などにもメリットがありますね。
そしてこれが一番大きなメリット。
植物の成長が良くなるということ。
高畝になることで、水捌けが良くなります。
また、空気を取り入れる面が増えるので空気の循環も良好に。
水と空気の循環が良くなると土中に生活する微生物達の活動も活性化します。
化学肥料を使わずわずかな有機肥料と微生物、植物の活動を頼りに栽培をする有機農や自然農などでは、この循環がとても大事。
じつは我が家の裏手には小高い山林があり、土壌を伝って年中水分が流入してきます。
そのため庭の土は水分含有量が常に高く、酸欠気味。
暗渠や排水溝を掘ったりしてだいぶ改善しましたが、できればもう少し乾燥気味な土質に持っていきたいところでした。
そこで取り入れたのがレイズどベッド、というわけです。
今回は簡単でリーズナブルに作れる材料として木材を使用します。
前述のレンガや石と比べると耐久性は劣りますが、まあ設置は簡単なので古くなったら張り替えれば良いかなということで、早速作業を進めていきたいと思います。
材料は杉板(野地板と呼ばれる安い木材)を使用。
杭となる部分には30×40mm角の杉材です。
庭のスペースに合わせて断裁した木材を貼り合わせていきます。
作業は平らな場所で行うと楽ですし精度も上がります。
正面となる長辺の面をビス留めしたら、ひっくり返して側面の板を留めて完成です。
はい、もう一度ひっくり返してご覧の通り。
レイズどベッド内側の面は塗料が足りなかったため別の色で塗装しています。
畑となる部分の土を少し土壌改良したら、レイズドベッドとなる木材を設置し土を投入していきます。
土は私が管理している自然農法の畑の土と山の腐葉土、軽石、鹿沼土、ココヤシピートを混ぜたものを使っています。
配合割合はこんな感じ。
- 畑の土:5
- 腐葉土:2
- 軽石:1
- 鹿沼土:1
- ココヤシピート:1
最後にEMぼかしの米糠を表層にパラパラしたら完了です。
まとめ
以前に設置したプランターよりも面積が広いので多くの野菜が栽培できそうです。
また、プランターでは深さの足りない大きく育つ植物なども植えられるので、さらに菜園のバリエーションが増えることとなりました。