お庭の水鉢に苔が大量に発生してしまいました。
これから暖かくなるシーズンに向けてお掃除をしなくてはならいのですが、できるだけ手間をかけたくはないもの。
そこで活躍してもらうのがお掃除屋さんの「ヌマエビ」。
投入したのはヤマトヌマエビとミナミヌマエビ、それから石巻貝です。
今回は環境に慣れるまではデリケートなヌマエビの水合わせなどの様子を振り返ります。
お掃除名人のヌマエビさん
苔が生えてきてしまった水鉢。
ちょっと見苦しい感じがしたので綺麗にしたいと思います。
ただ苔を落としただけでは、どうせまた生えてきてしまいます。
そこでお掃除屋さんのヌマエビに活躍してもらおうと思います。
元気なヌマエビたちを購入しました
早速ペットショップに行ってヌマエビを購入してきました。
今回訪れたのは千葉県成田市に昔からある水性生物専門のペットショップ「谷養魚場」。
錦鯉の養殖が有名で施設内の大きな水槽には様々なサイズの錦鯉がたっくさん。
金魚や熱帯魚なども多く扱っているので、子供たちを釣れて行くといつもきゃっきゃ喜んで魚たちを見つめています。
天然水(井戸の水)を利用した水槽内で育てられた魚たちはとても元気で丈夫。
我が家の水鉢に棲むメダカたちも元は谷養魚場で購入してきた魚たち。
とっても元気で、毎年たくさんの子メダカたちを産んでくれています。
お掃除屋さんのヌマエビ投入
今回購入したのはヤマトヌマエビとミナミヌマエビ。
それと石巻貝です。
みんな苔類を食べてくれるお掃除屋さんです。
たくさん食べて水鉢内を綺麗にしてくれることを期待して投入したいと思います。
同じヌマエビですが、ヤマトヌマエビとミナミヌマエビは見た目や特徴に違いがあります。
ヤマトヌマエビはミナミヌマエビと比べ体格が大きく苔取り能力に期待が持てます。
ただし、産卵には気水域の水質管理が必要なため、ミナミヌマエビと違い水槽のような飼育環境下では繁殖できません。
一方のミナミヌマエビは小柄ですが環境があえば繁殖し個体を増やしてくれるという違った特徴があります。
我が家には2つの水鉢があるので、それぞれに分けてヌマエビたちを投入して飼育したいと思います。
じつはヌマエビはデリケートな生き物なんだそうです。
ヌマエビを購入する際に飼育ポイントをいろいろと教えていただいたのですが、急な環境変化でけっこうダメージを受けるみたいで、しっかりと「水合わせ」をしてあげる必要があります。
「水合わせ」は、水温とph合わせをすることで、水鉢の水を徐々に足していって緩やかに水質の変化に合わせてあげる感じです。
まずは買ってきたヌマエビの袋ごと水鉢に浮かべて水温を合わせます。
つづいて口を開きコップ半分くらいの水鉢の水を袋に足して少しずつ水質を合わせ。
これを10〜20分ごとに5、6回やって水質を合わせたら、やっと投入できます。
さあいってらっしゃい。