地植えから2年半が経過したフェイジョアの株に異変が!
強風に煽られ株が傾いてしまったのです。
早速支柱を立てて傾きを補正。
じつは根が浅いフェイジョアは倒木しやすい果実らしい。
今回は支柱を使った固定方法と、土壌改良での根張り改善を試みてみたいと思います。
フェイジョアの木が傾いた!
苗の地植えから2年半が経った2月のフェイジョア。
あっという間に成長してこんなに大きく、葉もこんもり(フェイジョアは常緑樹)と茂るようになりました。
南国原産のフルーツではありますが、関東の冬の寒波にも耐えて早2年。
たくましく成長しているではありませんか!
ただ、ちょっと気になるのが左側トライアンフ株の傾き。
こちらは右側マンモス株。
樹形も整っていて、シャキンと綺麗な樹勢。
時期が来たら多少剪定すればさらに男前になりそうですね。
そして問題の左側トライアンフ株。
あらら、株が傾いちゃっている…。
フェイジョアは根張りが浅い樹木のため、倒木しやすいんだそうです。
確かにこの畑は周りが田んぼで囲まれているため、季節によっては頻繁に強風が吹き付ける立地。しかも地質が柔らかい「田んぼ土」ということも要因の一つのように感じます。
支柱を立てて固定して様子見です
傾いてしまったものは仕方ない。
そういうわけで、支柱を添えて傾きを補正します。
シャキン!
少々強引ですが、しばらくはこれで樹形を整えてもらいます。
とはいえ、矯正しているだけで、このままでは同じことの繰り返し。
根本的に改善を行わないと、フェイジョアも可哀想です。
根張りについては土壌改良で対処したいと思います。
もともと浅い根とはいえ、根を張りやすい土(土中環境)に変えれば広く深く伸ばしてくれるとは思いますので。
まとめ
さて、傾きについては支柱と土質改善で補正が出来そうです。
おそらく元々水はけの悪い田んぼ土の土壌のため、浅根のフェイジョアがさらに根張りが浅くなったのでしょう。ここは水はけ対策を行うことで根張りの改善が期待できそうです。
具体的には、周囲に縦穴を掘って竹炭や枝葉などの有機物を投入し、水と空気の流れを良くする土中環境の改善を行うのが良さそうです。穴はダブルスコップで掘れるくらいの大きさ、深さは40cm程のものを四方に処置しようと思います。