これで椅子の買い替えは何回目でしょう。
スノーピークの「Takeチェアロング」、オンウェーの「コンフォートチェア2」などリラックス系のまったりと座れる椅子を中心に、今までいくつかのアウトドアチェアを乗り継いできました。
そして今回乗り換えたのは、老舗アウトドアブランドのogawa(旧 小川テント)。
定番の『ハイバックチェア(コーデュラ)』を購入しました。
背もたれは体を包み込むハイバック仕様で超快適。
さらに細身で軽くて持ち運びも良好。
コーデュラ素材は耐火性・耐久性も抜群。
そしてハイバックの割にコンパクトなので、愛車のWV GOLFにも横積み収納できちゃいました!
ogawa(小川)のハイバックチェア(コーデュラ)とは
今回私が購入したのは小川のテントでお馴染み、ogawaの『ハイバックチェア(コーデュラ)』というアウトドア用折りたたみ式の椅子。
「ハイバック」ということで背もたれ部分が長めに設計されているのが特徴です。
そのお陰で頭までもたれかかることができて、SO リラックス!
また肘掛アームは細めの木材(セルウッド)なので、他メーカーの折りたたみチェアと比べ軽量。
さらに座面はコーデュラナイロンという素材で、汚れや火に強く扱いが多少乱暴でも気にしなくて良いのは嬉しいですね。
さすが長年日本のアウトドア用品を作り続けてきた老舗ブランドの成せる技。
スペック
■重量
約4.0kg
■サイズ
座面:幅50cm×奥行40cm×高さ43cm
全高:94cm
収納サイズ:幅111×奥行11cm×高さ15cm
■素材
座面:コーデュラナイロン600d
フレーム:アルミ合金
肘掛け:セルウッド
■カラー
レッド、ブラウン、ブラック
■付属品
収納袋
ハイバックでうたた寝
さて、このハイバックチェア2最大の特徴が「ホールド感」。
「ハイバック」と言うだけあり、背もたれのホールド感は抜群。
お酒を飲んで焚き火の前でまったり…。
まどろんでしまいたいときにも安心感抜群のチェアであることは間違いないです。
チェア最上部20cm程の部位は内部にクッション材を入れて仕上げている模様です。
指でつまむと厚みを感じます。
それもありネックバックのホールド感は良好。
ううむ、まっったり。
身長170cmの私がごろりと身を委ねるとこんな感じ。
後頭部が椅子のクッション部分に当たり、首をリラックスさせて座ることができます。
肘掛は細めで質感たっぷりのセルウッド樹脂
肘置きはちょっと細身ですが、しっかりとした造り。
セルウッドと呼ばれる素材でできており、厳寒期でも肘が冷たくなりにくく、なおかつ軽いのが特徴。
天然素材とは言い難いですが、快適性を重視するならこの素材はかなりアリなのでは。
先端部の加工処理は個人的には少々不満も残りますが、
ここはヤスって綺麗に整えれば十分納得できそう。
それよりは素材の質感と強度、軽量感を重視した方が満足度は高そう。
ナイロンの7倍の強度を持つコーデュラ繊維
椅子生地の素材はコーデュラ。
耐燃性で丈夫なのが特徴の素材です。
これなら焚き火の火の粉が飛んできても安心。
やっぱりアウトドア用品は手荒に扱っても気を使わなくて済む物がいいですよね。
背面にはメッシュ素材の収納が。
少し大きめにできているので、収納袋の他に必要な小物などを仕舞っておけそうです。
折りたたむとこんな具合。
以前に使用していたオンウェーのコンフォートチェア2と比べるとだいぶ細身。
重量も軽くだいぶ持ち運びやすくなりました。
![](https://sizenlab.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_2909.jpg)
VW GOLFの荷台にもすっぽり
愛車のフォルクスワーゲン・ゴルフ7の荷台にギリギリ横置きできました。
奥のスペースはタイヤの食い込み空間があるので収まりませんでしたが、
幅のある手前スペースにはすっぽり収まりました。
手持ちの小川ピクニックセットを積んでもいい感じに収まりました。
- ハイバックチェア×2脚
- 3ハイテーブル(ロング)
- レクタータープ(L-DX)
この他テントを積んでもまだ荷台だけでなんとかなりそう。
結局のところ、折りたたみチェアのサイズが収納の勝敗を分けるところは大きくて、それさえいい感じに収まってしまえば他のアイテムはなんとかなる事が多い気がします。
まとめ
私、近頃めっぽう胃腸が弱ってきてるもので、体を畳んだ状態で飲食をすると胸焼けしちゃうんですよね。だからローチェアはNGなんです。
そんな事情もあって通常座高の、とりわけラグジュアリーで座り心地の良いハイネックなアウトドアチェアを好き好んで座り継いできた訳ですが、今回購入した小川キャンパルのハイバックチェアもかなり満足度の高いアイテムあることは間違いありませんでした。
スノーピークの「TAKE!チェアロング」のような、包み込むホールド感や天然素材感はありません。
オンウェーの「コンフォートチェア2」のような、足も崩せる広々とした座面があるわけでもありません。
小川のハイバックチェアは、どちらかというと丁度二つの中間。
特にクセもなく万人に受け入れられそうな椅子といった感じです。
それでいて、スリムだから持ち運びも楽。
結局はこういうところに落ち着くのかな。