情報屋(妻)のタレコミです。
どうやら成田市の観光農園「成田ファームランド」がリニューアルオープンして綺麗に、楽しく、美味しくなったみたいなんです。
農園内の畑では、さつまいも掘り、イチゴやブルーベリーなど旬の野菜や果物の収穫体験ができるほか、本館にある直売所では工房自家製のプリンやバウムクーヘンなどのスイーツ、加工食品や野菜の直売、さらには自家醸造のオリジナル地ビールもあり楽しい物美味しいものが盛りだくさん。
また、家庭菜園をする私も気になる「秀じいの堆肥」。
成田ファームランドの野菜作りにもふんだんに使われているそうです。
もちろん、直売所で購入も可能でした。
今回は新しく生まれ変わった成田ファームランドのようすを紹介します。
リニューアルで綺麗に楽しくなった成田ファームランド
2021年7月にリニューアルオープンした成田ファームランドに行ってきました。
敷地内は新装したてということもあり、どこもピカピカ。
設備類も新しく快適でした。
新装しているのは設備だけでなく、デザインされたパッケージが目を引く各種スイーツや加工品類。本館の直売コーナーには農園で採れた野菜やそれを加工したスイーツや発酵食品などの商品もたくさん取り揃えられていました。
それではファーム内をぶらぶら見て回りましょう。
成田ファームランド
〒287-0211 千葉県成田市所1199-1
TEL:0476-73-8314
FAX:0476-73-8315受付時間
【直売所】6:00〜17:00
【ファームキッチン】10:00〜17:00(L.O.16:00)
【つむつむ・ほりほり収穫体験】9:00〜(最終受付は体験によって異なります)
【BBQ】10:00〜19:00(L.O.17:00)※15時以降はご予約者のみ利用可能
【フラワーパーク】6:00〜17:00(最終入場16:00)定休日:不定休
広いウッドデッキのテラス中央にはひときわ大きなクスノキ。
神社などでよく見かけられる大木樹クスノキですが、木から抽出される樟脳は衣類の天然防虫剤としても今でも広く使われています。
クスノキの葉をちぎるとツンとした香りが漂います。
これはカンフル(カンファー)と呼ばれる抗菌作用を持つ成分の香り。クスノキはその抗菌作用で自らの身を守るとともに、周囲の環境の整備にも一役買っている大切な樹木なのです。
クスノキの下に行くとなぜかホッとしてしまう私。
おそらくクスノキが発する成分に自然と安らぎを感じてしまうせいなのでしょうかね。
成田ファームランドのシンボルツリーとしてこれから葉を生い茂らせ守って行ってくれる樹になることでしょう。
広々とした外のテラス席もウッドできが敷き詰められて気持ちいい。
雨上がりでも足元を気にしなくて済むので快適で嬉しいですね。
ウッドデッキから生える木々はまだ若く頼りなさげですが、これから時間を追うにつれ枝葉を広げ訪問客へくつろぎの場を提供してくれることでしょう。成長が楽しみでもあります。
直売所やカフェのある本館店内はピカピカ。
開放的だし清潔感に溢れています。
店内ではカフェや食堂が設けられており、食事を楽しむことも可能です。
天気の良い日にはテラスでいただいても美味しそう。
また食堂のガラス越しにはバウムクーヘンやビールの醸造タンクなども見れます。
出来立てのスイーツ、注ぎたての地ビール。うぅ〜たまりませんね。
焼きたてバウムクーヘンに舌鼓
直売所一押しのスイーツがモンドセレクションを受賞した自慢の極上バウムクーヘン。
ホールはまるで木の切り株。
バウムクーヘンはソフトとハード、ストロベリー(ソフト)の3種類。
今回私が購入したのはハードタイイプ。外はさっくり、中はもっちりの贅沢な食感でした。
大きな切り株を切り分け、お気に入りの紅茶と一緒にアフターヌーン。
ワイルドに手づかみで食べても美味しそうですが、今回は味わいながらいただきます。
レモン風味のコーティングに白砂糖をまぶしました外側はかなりハード。
中はふんわりジュワッと美味しさがしみわたる絶妙な甘旨バウム。
サクサクとしたクッキーとしっとりバウムをほおばっているような贅沢な時間を堪能です。
個人的には外側のハードな部分が好み。外側だけ販売してくれないかなぁ。
天然バニラビーンズ、とろ〜り手作りなめらかプリン
続いて購入したのはこちら。
厳選した千葉県産の卵をしようしたこだわりのプリン。
天然バニラビーンズを使用した香り豊かで極上な滑らかさが自慢のファーム特製プリンです。
味はプレーン(なめらか)、プレーン(ハード)、ストロベリー、ブルーベリーのほか、季節限定のサツマイモ、柚子レモンなどもありました。
果実系のプリンは見た目も綺麗でお土産にも喜ばれそう。
私たちがお土産用に購入したのはプレーン(ハード)。
ただ、あまりにも美味しそうだったので、園内のテラスでいただいてしまいました。
ぺろり。うまぁ。
卵も濃厚なのですが、確かにバニラビーンズの味がしっかり。
さらに下に溜まったカラメルも苦目で絶妙な組み合わせ。これはリピートものです。
お土産も盛りだくさん
そういうわけで、プリンは減ってしまいましたが、こちらが自宅と両親へのお土産。
包装や紙袋も飾らず洗練された素敵なデザインで、送る人を選ばず使えそうなのでいいですね。
私たちが購入した商品以外にも、気になる商品ばかりで、どれにしようかほんとうに迷いました。
こちらはいちごのお酢。
甘いイチゴとお酢の組み合わせは斬新。
お酢ならスイーツやドリンク、ヨーグルトなど毎日の食事に取り入れやすそうです。
おすすめは炭酸水割りだそうです。
こちらもイチゴ。
今度はパウダーです。
商品名も「なんでもイチゴパウダー」というだけあり、何にでも振りかけられる魔法のイチゴ。
スイーツ作りをする人には使いやすい粉状。
焼き菓子や乳飲料など用途は多様です。
我が家のスイーツ女子達も気になっているご様子。
お父さん的に気になっていたのは、地ビール。
成田ファームランドの工房内で醸造している正真正銘の自家製。
小規模ながら温度管理にこだわり、独自テイストのビール作りに取り組んでいるそうです。
変わり種の「いちごエール」はファーム特製のイチゴを使った甘さ控えめなスッキリしたビール。
そのほか、ピルスナー、ヴァイツェン、ペールエールなどもありました。
どれにしようか迷ってしまったら、詰め合わせもありましたよ。
「パンのお供」「ドレッシングたべくらべ」など使いやすいセットにして販売されていましたので、これなら貰う側も楽しそうですね。
こんなふうに提案型の詰め合わせもできちゃうほど商品展開も豊富。
こじんまりとした売り場ながら品目の多さに目移りしてしまいます。
「手ぶら」も「持込み」もOKな屋内BBQ!
室内、食べ放題、飲み放題、片付け不要!
農園で収穫した野菜を美味しくBBQで!
ということで室内BBQの設備もありました。
室内ということで当日の天気を気にせず予定が立てられるのも嬉しいところですが、手ぶらできてもOK。道具の貸し出しのほか、知多半島半田市産の「あいぽーく」豚など特選食材の食べ放題や飲み放題もあります。有難いことにお片づけは不要。
さらに嬉しいことに持込みもOKという、ニュータイプBBQ施設。
「BBQはしたいけど、セッティングや後片付けが面倒」
「初心者だから道具がない」
「子連れだけどBBQを手軽に楽しみたい」
なんて人でも手軽に美味しいBBQが楽しめそうですね。
ガーデナーに人気、植物由来の「秀じいの完熟堆肥」
オガクズや藁などを主原料とする植物性の完熟堆肥
秀じいの堆肥も直売所で販売されていました。
2L(900g)×2袋入りで450円。
家庭菜園やベランダガーデニングを楽しむ園芸家には人気のある堆肥のようです。
秀じいの堆肥は、植物性の完熟堆肥。
主原料は木材チップとワラ。
動物性の堆肥と違い、嫌な匂いが発生しな人にも植物にもやさしい堆肥です。
そのため匂いを嗅ぐと森の中に入ったような安心する香りがします。
販売所の入り口にはチラシコーナーがあり、秀じいの堆肥の使い方について手書きで丁寧な説明も無料配布されていました。野菜のほか栽培が難しいバラへの使い方なども詳しく記載されていたのでバラガーデナーの方は必見。
実際にファーム内のバラや野菜にも使われている堆肥なので安心。
こういう説明書きはありがたいですね。
成田ファームランドは大きな循環型企業グループでした
詳しくは調べていないのですが、成田ファームランドは解体事業を行う秀工業株式会社のグループ会社みたいです。
もともと工務店としてスタートした秀工業株式会社(旧:土屋工務店)、時代の流れとともに家を建てる側から解体する側に事業内容をシフトし現在は解体業を主として活動している会社のようです。
この解体事業で発生する大量の木材。廃棄物として外に出してしまってはもったいないということで、廃材を再生するために事業の一環として株式会社秀栄という会社で木材チップ堆肥作りも行なっているそうです。
家を壊す、廃材を堆肥に、そして野菜作り、さらには農体験の提供。
なんてサステナブル。
場所・敷地案内MAP
敷地は広大なので駐車場に注意
成田ファームランドへは車で訪れることになると思います。
その際に注意したいのが駐車場。
メインの直売所やカフェがある本館、BBQ棟、バラ園には国道51号「所(トコロ)交差点」を左折したところにある第1駐車場が便利です。
園内を歩いて回りたいならちらに駐車して徒歩で移動するのも良いのですが、敷地内は結構広大なので注意が必要です。フラワーパークや体験農場に続く道はボードウォークになっていてベビーカーでも動きやすいのですが、ちょっと歩くのが億劫だったりする時には目的地に合わせて駐車場を変更することも可能でした。
フラワーパークや体験農場を利用するなら、第1駐車場から更に奥まで行った第3、第4駐車場がおすすめです。
まとめ
収穫できる作物は旬があるので、季節に合わせて採れるものが違います。
事前に体験内容をHPで確認してから訪れることをお勧めします。
さつまいも掘り
- 10月〜11月
イチゴの収穫
- 1月〜4月
ブルーベリーの収穫
- 6月〜8月
バラの見頃
- 春:5月中旬~6月上旬頃
- 秋:10月中旬~11月上旬頃
つむつむ・ほりほり体験 | 成田ファームランド − 千葉県成田市 ベリーいっぱいの観光農園成田ファームランドでは、いちご狩りやブルーベリー狩り、さつまいも掘り等、季節に応じて旬の果物や野菜の収穫体験を行っております。独自の農法により育った、安心安全な農作物をぜひお楽しみください。