9月。残暑の畑で大きく育ったレモングラスを見つけました。
早速外葉を刈り、おうちに持ち帰りハーブティーを作ってみました。
小さくカットした葉を紅茶やルイボスティーなどのティーバックと一緒に入れ、お湯を注ぐだけ。シンプルな方法でしたが、途端にレモンのような爽やかな香りに包まれ So Relax。
今回は自然栽培の畑で栽培しているレモングラスの活用方法について振り返ります。
また自宅で長期保管するための保存方法もご紹介。
5月に植えた株から葉がワサワサと
今年の5月に入手したレモングラスの分け株。
分け株とは、大きく育った株から「株分け」をして得た株のこと。
そう、レモングラスは株分けでどんどん増えるのです。
レモングラスは栽培1年目の全くの素人ですが、お分けいただいた方の話では地植えで増殖しているそうです。関東では冬に一度葉が枯れ茶色くなってしまうそうですが、暖かくなると毎年新しい葉を生い茂らせてくれるそうです。
こちらは9月初旬のレモングラスの様子。
自然栽培の畝でニラやハイビスカス、里芋などと共生して元気に育っています。
見た目はまるでススキ。
触ってみるとススキより若干硬いかなという感じです。
普通に自生していたら雑草だと思って刈ってしまいそうですね。
今回はひとつかみ分程刈り採りました。
鎌を入れた途端爽やかな柑橘臭があたりを漂いました。
切り口を嗅ぐとツーンと強烈なレモンの香り。
思わずニンマリ、こりゃ堪りません。
ハーブティーをつくります
持ち帰ったレモングラスの葉でハーブティーを作りたいと思います。
まずは軽く水洗い。
農薬はもちろん、施肥も行なっていないのでそのままでも良いかもしれませんが、ホコリや泥などが跳ねていたり、ナメクジやカタツムリなどが這っている可能性もあるので、ササっと水洗い。
その後もう一度束ねて程よいサイズにカットしていきます。
今回はハサミで2〜3cmに切りそろえました。
カットした葉を乾燥させます。
使用したのは、いつも魚などを干す「干物網」。
干物臭が移らないか心配でしたが、普段から網を天日干ししているせいか臭いは残っておらず一安心。
重ならないようにサッと広げ、日陰で乾燥させていきます。
ベランダで2日間乾燥させてみました。
乾燥したレモングラスは何だかイグサのような見た目。
匂いを嗅いでみると、これまたイグサのような香り…。
あれま、失敗したか…。
ジップロックで長期保存
乾燥レモングラスがたくさん出来ました。
湿気を防ぐためジップロックに入れて保存することにします。
お湯を注いだ途端、溢れ出す柑橘の香り!
仕事に持っていくマイボトル。
いつもは紅茶だけですが、今日は先ほどの乾燥させたイグサ…いやレモングラスを一緒に入れてみることに。
お湯を注いだ途端、レモングラスから柑橘系の爽やかな香りがふんわり。色も鮮やかな緑色に変身したではありませんか。
レモングラスを入れた紅茶は、また格別。
爽やかな香りは仕事の間も薄まることなく、蓋を開けるたびにrelaxタイムを提供してくれました。
さらにマスクの中も爽やか。
実に快適で仕事もはかどります。
まとめ
栽培も簡単、保存も簡単、使い方も簡単。
というわけで、我が家に新しいハーブが仲間入りしました。
最近はホームセンターなどでもよく目にするようになったレモングラスですが、畑の隅の方にでも植えておくと毎年収穫できて便利ですよ。
また今回は畑での地植えのようすを紹介しましたが、ベランダでも栽培は可能です。
植木鉢のサイズにもよりますが、6.5号鉢(20cm)でも十分な量が収穫できる大きさまで成長するので、手軽に楽しみたい方にはオススメです。