【釣り具/竿受け】腰が楽!クーラー受三郎をバケツに取付けてみました。

【竿置き/クーラー受三郎・バケツ】磯釣り3号 釣り

「腰が砕ける…。」

カゴ釣りをメインに行う私にとって、カゴのコマセ詰めや針へのエサ付けで「立ったり」「しゃがんだり」といった動作はは日常事。でもコレ、結構カラダへの負担が大きいのです。
毎度釣りから帰ると腰がギーギーと悲鳴をあげています。

そんな悩みに差し込んだ一筋の光が『竿受けの受三郎』というアイテム。
色々な釣具を製造販売する「第一精工」から発売されている竿をセットして置いておける「竿受け」と呼ばれるもの。
検索してみると、釣りスタイルに合わせて色々なタイプがあるようです。

その中から、私が購入したのは「クーラー受三郎小継三段式」というもの。
今回はこの「クーラー受三郎小継三段式」を購入した理由と実際の取付けを紹介します。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

第一精工の竿受けとは

【釣り/竿受け】腰痛持ちにありがたい!高さ調整可能なクーラー受三郎を取り付ける!

便利な釣りサプライ用品を販売する第一精工さんから発売されている『竿受けシリーズ』。
堤防・磯・船釣りなど釣り場や用途に合わせて色々な竿受けが手頃な価格で用意されています。

今回私が購入したのは、クーラーボックスに取り付けるタイプのもの。
その名も「クーラー受三郎小継三段式」。
クーラーボックス側面に付属のポールホルダーをペタッと貼り付け(ビス止め可)、使用時は竿受け本体をホルダーに差し込むだけの構造。


また「クーラー受け三郎」の他、バッカンに取り付け可能な「バッカン受三郎」や、釣り公園などの手すりに取り付け可能な「スーパーパイプ受太郎W」、イカ釣りに特化した「イカ受二郎」、船釣りには欠かせないロッドキーパー「ラークシリーズ」などなど様々用途に合わせた製品が存在します。

 

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腰がギシギシ…。できるだけしゃがみたくないんじゃ…

【外房/カゴ釣り】釣果・勝浦鴨川の海釣り(メジナ)

リアルに切実な話で、翌日が辛いんです。
釣行後に体がギーギー、ギシギシと悲鳴をあげています。
体力の衰えには逆らえないということで、少しでも楽な方法を考えなくてはなりません。

まずは無駄な動作を省くことで、より簡素に行動を済ませ体への負荷を取り除くことから始めたいと思います。何が無駄で何がより高負荷なのかと考えたところ、やはりそれは毎回の餌付け一連の動き。

餌付けの際にしゃがんだり、中腰になったり、不安定な体勢をとったり、そしてまた立ち上がってキャスト。カゴ釣りの場合この動作が何十回と繰り返される訳で。この繰り返しがからだに負荷をかけているのではと考えたのです。

竿受けホルダをクーラーではなく「バケツ」に固定

そういう訳で立ったまま行動でき、姿勢をキープできる「竿受け」というアイテムを使ってみることにしたのです。そこで購入したのが、第一精工の「クーラー受三郎小継三段式」。

数ある竿受けの中からなぜコレを選んだのかといいますと、それは私の使用している装備に一番しっくりきそうだったから。

【竿置き/バケツ】釣り場で便利な道具(釣った魚を生かす)

これは私が普段釣り場に持って行っている大きなバケツ。
案外丈夫なうえ大容量なので重宝しているアイテムの一つです。

釣り具一式を持ち運ぶ入れ物として利用している一方、釣り場では海水を汲み簡易的な竿置きや釣れた魚を一時的に溜めておく生簀として使ったりしていました。
水を入れてしまえばずっしり重く安定感もあり、竿のほか餌やコマセを入れたケース、ハサミやフィッシュグリップなどの小物の置き場としても活躍しています。

本来「クーラー受三郎」はクーラーボックス側面に取り付けて使用するアイテムです。ただ私の場合、足場やアクセスが良い釣り場であればクーラーボックスも一緒に持っていくのですが、テトラや磯の場合クーラーボックスにはお留守番してもらうことも多々。

「ならば常に携行するこのバケツに竿受けを取り付けてしまおう!」と落ち着いてしまった訳です。

ちなみに、「バッカン受三郎」というバッカンの側面に挟んで使用するタイプの製品も販売されており、簡単に取り付けができて便利そうな上、形状的にも丁度良かったのですが、固定式の方が強度が増すかと思いまして今回はスルーしています。

取り付け方法

固定用の板を用意

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

竿受けを取り付けるのは、40cm×25cm、深さ40cmほどのバケツ。
割りとしっかりとしてはいますが、竿受けの強度を高めるために、板を1枚かますことにしました。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

使用したのは1×4材の板。
適当な長さにカットしてバケツ側面の形状に合わせ貼り付けたいと思います。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

今回は無垢の1×4材を使用。
ただこのままでは腐食による劣化が不安なので、塗装をして素材を防水強化します。
使用したのは油性タイプのクリア塗料。
うむ、これで水による腐食は多少和らぐかな。

板をバケツに取り付ける

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

さて続いて、板をバケツに固定していきます。

まずは、マスキングテープなどで仮留めして位置を決めます。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

裏側(バケツ内部)からビスを打ち込むので、ビスの位置決め。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

バケツ素材に厚みがあれば仮穴を開けてからビスを打つのですが、今回は素材が薄いのでそのまま一気にねじ込んでしまいました。

ちなみに、水を入れるバケツなので、水漏れを配慮し打ち込むビスに「シールテープ」を巻いてから作業しています。


【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

内側からネジを6箇所止めました。
防水のためネジ頭の上から接着剤を流しておしまし。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

ポールホルダを板に取り付ける

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

竿受けに付属するポールホルダを先ほど固定した板に取り付けます。
ポールホルダには予め粘着テープが付いていますのでフィルムを剥がして目的の位置に仮止めします。
ちなみにこの粘着テープ、かなり強力なのでビス留めしなくても固定できそうなレベルです。
私は不安なので、ビスで完全固定します。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

ポールホルダには上下があるので要注意。
ポールの下が収まる部分には十時の切れ込みがあるので同じ形状のものを。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

固定位置が決定したので、ビス留めしていきます。
ビスは付属しているものを8個使用。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

じゃん、固定完了。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

早速ポールを差し込んでみると、いい具合。
いい感じに固定されていてホールド感もバッチリです。

【釣り/アイテム】DIY・クーラー受け三郎をバケツに取り付けてみた

ポールを3段フルに伸ばした状態がこちら。
バケツに水が入っていないのでグラグラしますが、ホルダ部分はしっかりと固定されていて安心。

実際に使用した感じは「しっくり」

【竿置き/クーラー受三郎・バケツ】磯釣り3号

早速、釣り場へ持って行って使ってみました。

仕掛けはこんな感じ。

竿:5.4m/3号磯竿
リール:シマノ セドナ6000

商品公式には2号程度の竿を想定しているようですが、そこはさすがMade in Japan。強度的にも多少の余裕を持たせているようで、想定以上に負荷がかかる私の装備でも問題なく機能していました。

竿受けの高さは微調整が可能。
今回は立って釣りをしていたので、MAXまで伸ばして使用しています。
椅子やクーラーボックスに腰掛けて使用するときにはもう少し下げると使いやすそうです。

たま、付餌ケースなどは支柱に取り付け可能ですし、ラインフックが付いているため、道糸やハリスを固定しエサ付けができるので風の強い日などには便利そうでした。

ともあれ、買ってみて、装備してみて、使ってみて満足なアイテムでした。

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