以前から使用している火起こし器。
先日実家の庭でバーベキューを行った際に取り出して使用したのですが、改めて便利だなぁと思いましたので、記事にしてみました。
炭を入れて初期の着火剤を投入しておくだけで勝手に炭に火が起こる!気がつくとパチパチと筒から炎が上がっている状態まで仕上がっています。
着火が楽で調理を始めるまでの時間がかなり短縮されるので、快適にBBQを楽しむには一つ持っていても損でないのでは。
キャプテンスタックの火消し壺&火起こし器
現在使用している火起こし器はこちら。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) の「大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用 M-6625」というもの。
火起こし器だけではなく火消しもできてしまうセットの壺です。
普段は一回り大きい火消し壺に火起こし器を入れ蓋をして仕舞っておけるので、収納面でもスタイリッシュで気に入っているアイテムです。
手入れなどは全くしておりませんが、かなり雑な扱いをしていますが未だご健在。構造はシンプルなので壊れそうな気配もございません。
放っておくだけで火が着く!
そう「放っておくだけで火が着く!」のです
とにかく気に入っているのがコレ。
炭火でBBQをする際にまずはじめに行うのが火起こしの作業だと思います。
これって結構時間がかかるのですよね。その上、着火して炭が落ち着くまで近くで面倒を見なくてはならない。時間にゆとりがある時なんかはこの作業自体が楽しかったりするのですが、家族や大人数でBBQをするときなんかは出来るだけ早く調理を始めたかったりしますよね。
そんなときに役に立っているのが、この火起こし器。
なにせ炭を入れて着火剤を投入してしまえば、放っておいても勝手に確実に着火が可能なのですから。
火が着くまでの間に並行してコンロや食材の準備を進めることが出来る分、時短にも繋がりますね。
では早速、実際に火起こし開始!
まずは壺から火起こし器を取り出します。
取手は上部と側面に2つ。
持ち運びに便利なぶら下げ取手が付いています。
わかると思いますが加温後は使用できませんので注意。
筒側面には手持ちの取手も付いていて着火後に加温された状態でも持ち運びが安全。
上げ底には過給のための空気穴が空いています。
その上に炭を少量投入。初めは全量入れません。
続いて、着火剤に火を着け炭の上にポンと置きます。
今回はダイソーで購入した固形タイプ。木屑を固めパラフィンを染み込ませてあるもので、板チョコ状のものを必要分折って使用します。
このタイプの着火剤はジェル状のものと比べ火力は弱いいのですが燃焼時間が長いのが特徴。ゆっくりと長く燃えるので確実に初期引火ができ、火起こしの際にはかなり役に立っています。また急に燃え広がることなんかもないので安全に使用できるところも嬉しいですね。
今回は2つほど折って着火して投入。
着火剤を投入したら今回使用する炭をその上に乗せていきます。
下から上がる炎が満遍なく当たるように炭の配置を考えて置くと更に火起こし時間を短縮できます。欲張って密に詰め過ぎてしまうと燃焼に必要な空気が不足して消化してしまうのでご注意。
先ほど説明した上げ底に空いた穴から新鮮な空気を過給し、熱による上昇気流で上に抜けるため自然と空気が回ってくれる構造になっているのでウチワなどで仰ぐ必要はありません。炭の1箇所だけでも火が着いてしまえばあとは勝手に効率よく燃え広がるという訳です。
10分もすればパチパチと音を立て激しく火柱が上がっています。
全体的に炭に火が着いているようならばグリルへ移動。トングで拾って移してもよし、私は面倒なのでこのままドバッと入れちゃう派です。
時短!炭起こしの時間を省いてすぐに調理開始
今回は前日に釣ってきたお魚を炭火焼にして頂くことに。
魚種はアジ、クロムツ、メジナです。
内臓とエラや鱗を取り除いたら塩をまぶしてただ焼くだけのシンプルな塩焼きです。ちなみに塩は気持ち多めに振ってあげたほうが美味しいです。
皮が焦げちゃうのはご愛嬌。
尻尾を持ってワイルドスタイルで頂きます!
うまぁ。
まとめ
以前友人が使っているのを見て便利そうだ思い購入したものです。
今となっては炭火スタイルには欠かせない必需品となっています。
ちなみに蓋付の壺は使い終わった炭の火を消すことができます。
燃焼している炭をそのまま捨てると火事になってしまうので、使用後は消化は必須です。水をかけて消してしまうと灰がべちょべちょと付いて汚いので、空気を切って自然に鎮火させると後処理も楽チンです。
燃え残っている炭を保管するのにも一躍かったりしますよ。
