タイヤ交換のついでに磨り減ったブレーキシュー(ブレーキパッド)も交換しました。
交換したのは自転車屋「あさひ」のVブレーキシュー。
硬さの違うラバーを使用しているので制動力が良いそうです。
さて、向きや角度に気をつけて交換していきましょう。
今回は私が乗っているジャイアント・エスケープR3で作業を行なっています。
あさひオリジナル Vブレーキシュー
あさひ[ASAHI] Vブレーキシュー 959V
今回交換したのは、自転車屋あさひがオリジナルで販売するVブレーキシュー。
2種類の異なるラバーを使用して意図的にブレーキングにタイムラグをつくることで、制動力を高め、さらにタイヤロックを防ぐブレーキシューなのだとか。
急ブレーキ時にタイヤロックが起こりにくいというのは心強い。
ブレキシューを交換
さて交換します。
年代物のクロスバイクゆえ、少々汚い車体ですがご勘弁を。
まずは左右のブレーキパッドを固定しているキャリパーのワイヤーを外します。
こうすることでブレーキパッドの交換がしやすくなります。
続いて、パッドの交換。
六角レンチでナットを緩め取り外します。
取り付け時に迷わないように、ワッシャやシューの順番を覚えておきます。
新しいパッドを装着。
ワッシャやシューの順番を間違えないように、またブレーキシューには取り付け方向があるので、それぞれ間違えないように注意して装着します。
今回のVブレーキシューには「L」「R」の表記があったのでわかりやすかったです。
後の調整がしやすいように、このときは仮締め程度に。
仮止めができたら、ブレーキキャリパーのワイヤーを元に戻しておきます。
実際にブレーキを握り、リム(タイヤがはまっているホイル部分)をしっかりとロックできているか確認します。
しっかりと当たっていないようならば、ブレーキシューの向きを調整します。
リムとの距離は、回転方向の先側を狭く(1.5mm程)後ろを広く(2.0mm程)に微調整するとブレーキの制動力も良く消耗も抑えられるそうです。
そんな微調整は難しいという方は「ブレーキシューチューナー」という専用の道具が市販されているのでこちらが便利です。
角度や方向の調整ができたら、ブレーキパッドが動かないよう注意しながらナットをきつく固定(本締め)します。
実際に走行した状態でブレーキが効いているか確認できたら完成。
まとめ
実際にブレーキをかけてみましたが、これかなりいい感じに止まります。
ブレーキの効きも見違えるほど良くなりましたし、かといって効きすぎてロックするほどでもない。いいですコレ。