ハトといったら…平和の象徴!
…ですよね、普通は。
しかし我が家(マンション5階・公園前)では少々事情が違います。
春先4月になると彼らがやってくるのです。
ポーポーっ。そう、ハトが!!
鳩の習性
鳩(はと)は、ハト目・ハト科に属する鳥類の総称である。体に比べて頭が小さく、胸骨、胸筋が発達してずんぐりとした体型が特徴である。ハト目には世界では約42属290種あり、そのうち日本の在来種は、5属13種があげられる。カワラバト(ドバト)は、1500年程前に日本に渡来した外来種であるとともに、5000年以上前より世界各地で家禽化され広まった飼養品種であるため、学術的には日本ネイティブな在来種ではない。このため、現在でも野鳥とみなされないことがある。また、ジュズカケバトについては、広義にはシラコバトのうち飼養品種となったものとされるため、上記リストからは省かれている。ジュズカケバトの白色変種である銀鳩も同様である。
引用:Wikipedia
鳩は鳥獣保護法に守られている!
鳥獣保護法の目的
この法律は、鳥獣の保護を図るための事業を実施するとともに、鳥獣による生活環境、農林水産業又は生態系に係る被害を防止し、併せて猟具の使用に係る危険を予防することにより、鳥獣の保護及び狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資することを目的とする。(第一条)
引用:日本野鳥の会HP
簡単に言うと、鳥獣の保護を目的として、捕獲や狩猟、飼育や販売などにおいて制限を定めている法律です。
基本的に申請や許可なく、個人がハトや卵・巣を駆除することは鳥獣保護法に触れてしまうのでできません。
ハトは鳥獣保護法によって手厚く保護されていますので、巣を作られてしまってからむやみに手を出すことができないのです。
そのため巣を作らせないように日ごろからベランダを清潔に保つよう心掛けるのが大切です。
ただ、それでも春先になると、
ポッポーッとベランダの様子をうかがいにやってくるハトがいます。
ではどうすればよいのでしょうか?
色々試してみた、ハト避け対策
ハトやその卵・雛の天敵はヘビやワシ・タカなどの大型の鳥。
上下の天敵から身を隠せる高くて狭い場所がお気に入りのようです。
つまり上層階のベランダは格好の隠れ家になるというわけで、やってくるのは当然なことのようですね。
一番大事なのは、巣を作られてしまう前に、ハトが近寄らないように対策することです。
ハト避けに有効と言われている、個人で対処できる手段がいくつかありますのでいくつか紹介したいと思います。
ベランダを清潔・簡素に
清潔で簡素なベランダには比較的ハトは居つきにくいという話も聞きます。
自分のフンがあると安心してまたやってくるようです。
ハトのフンが落ちていたらすぐに掃除します。
天敵から身を隠すためある程度ごちゃごちゃとしていたほうが都合がよいのでしょうか?
剣山(スパイク)
物理的対策。
シート状になったスパイクをハトが止まりそうな手すりや室外機の上に敷きます。
線路の高架下など鳩のたまり場に設置されているのをよく見かけますね。
天敵の人形を配置
ハトの天敵であるヘビやカラス、フクロウ、猫、蛇などの動物のおもちゃをハトの目につく場所に置いておく。
鳥よけきらきら・磁石・CD
キラキラとした光やハトの帰巣本能を狂わす磁力を設置することでハトが嫌がるという話も。
ハト専用の忌避剤
ハトが嫌なにおいを発するハト専用の忌避剤というのもが市販されています。
固形タイプ、ジェルタイプ、スプレータイプなど様々なものがあるので、設置する所によって使い分けます。
そのほかハトはニコチンや木酢液などの刺激臭やバラやミント、ゼラニウムなどのハーブのにおいも嫌いなようです。
鳥よけネット防鳥ネット
物理的にハトをシャットアウト!
私も上記手段をいくつか試しましたが、これが一番効果的と感じています。
毎日目につく場所に設置することもあるので、できるだけ目立たないものの方がよりと思います。
意外ですが、黒いネットの方が他のものよりも目立ちにくいですよ。
最後の手段
駆除業者に依頼
それでもだめならば、専門の駆除業者にお願いするのが良いと思います。
自治体に相談窓口があるとも思いますし、個人で依頼できる業者も多くあります。
まとめ
3年前の春に越してきた当時は、朝からハトの「ポーッ!」という声に目を覚まされる日々が続きましたが、ハト避けネットを設置することで完全にハトの襲来に終止符を打つことに成功しました。
毎年春先になると周辺の木々や屋根、ベランダでは住処を品定めするハトたちの姿を目にします。
ちなみに、過去の経験から私の近所のハトは春を過ぎるとベランダに近寄る気配は薄れるような気がします。
常にネットを張っておくのが嫌な方は、シーズンが過ぎたらネットを除去しても問題ないのかもしれません。
ただ、我が家ではこのネットが何かと便利な道具となってしまっているので常時設置したままですが。