【栽培/すだち】トゲが痛いのです…。柑橘系の収穫が怖い…あひぃ。

柚子、カボスの棘トゲを剪定 スダチシロップ

夏が終わり実家の庭にあるスダチやカボス、柚子の木に実がなり始めました。

まだ少し小ぶりですが、早速スダチを収穫しようとしたところ、「チクっ!」。
ズキンズキンとものすごく痛い!なんでこんなにも痛いの?

柑橘類の棘の対処方法について調べたことをまとめてみます。

柚子、カボスの棘トゲを剪定

柑橘類の枝には棘がある

柚子、カボスの棘トゲを剪定

スーパーで陳列されている果実は、枝から切り取られて状態のものなので、実際にその棘を見たことがある人は意外と少ないかと思いますが、スダチや柚子、レモンなど柑橘系の樹木には大抵鋭い棘が付いています。

本来は、動物や害虫などから身を守るためのものですが、実を収穫する私たちにとっては厄介なもの以外の何者でもありません。

丸くて甘酸っぱいあの果実からは想像もできないほど、棘は鋭く強固なのです。
しかも、棘の長さは3cmから長いものでは5cmも。
棘の根元は緑色で他の枝と変わらないくらいの柔らかさがあるのですが、先端に行くほど鋭く硬くなります。厚手のゴム手袋くらいならば簡単に貫きますし、厚手の革手袋でさえも油断すると貫くことがあります。安易に素手を差し伸べようものならば、無傷では戻ってこれません。

さらに、剪定して落ちた枝も非常に危険。釘地獄のごとくゴムソールを貫きます。
枝の放置は避けたいところ。燃やしてしまうか、棘が刺さらぬように処理して処分します。

以前、草刈りをしていた時にトゲを握りグサリ。
数年前のスダチの落ち枝が混ざっていたようで、草を握る勢いで思い切り掴んでしまいました。

スダチと柚子の枝は必ず燃やす

【スダチ/カボス/ゆず】剪定枝の処理方法(燃やす)棘(とげ)が刺さる

「すだちと柚子の剪定枝は必ず燃やすこと」

親や祖父からも言われていた事でしたが、すっかり忘れてしまっていました。
枝は堆肥化しずらく長期間硬いトゲを維持します。
今回の事故を肝に銘じ、剪定した枝は必ず燃やすようにします…はい。

棘の処理

柚子、カボスの棘トゲを剪定

棘は茎や葉のようなものなので、枝につく棘は剪定してしまっても問題ないそうです。

農家さんなどは、作業性や安全を考えて切り落とす方も多いそうです。
さらに風で揺れた際に、実が棘に刺さり傷をつける可能性があるため、実が着く付近の棘は積極的に除去しておいた方が無難なのだそうです。

厚手の皮手袋を装着していれば、簡単に痛手を負うことはありませんが、それでも刺さり方によっては痛い思いをする可能性はあります。それに実が生る場所は手を伸ばさないと届かないような枝の奥の方なんてこともありますから、必要に応じて除去はした方が良策です。

まとめ

柑橘類の実を取る際には避けては通れぬ「棘(トゲ)」。
彼らとて、実を食べられぬよう工夫して進化した末の形ではあるのです。

ただし、私も痛い思いばかりするのは嫌なので、必要に応じて剪定バサミなどで除去して対処したりしています。また新規に植える際には、棘ナシ品種などがあればさらにいいんですけどね…。

カボスの収穫_氷砂糖でシロップの作り方

ともあれ、たくさんの実を収穫できました。
さて今年はこれで何作りましょうかね?

 

【手作り発酵食品】採れたてスダチを3日間氷砂糖に漬けたシロップを頂いてみました!
今年もスダチが沢山収穫できました。 ということで、昨年に続き今年もスダチのシロップ作りに挑戦してみました。 作り方は至って簡単。スダチと氷砂糖を瓶に入れておくだけです。 前回の反省を踏まえ今回は少し早めに濾過してフレッシュなカボス(スダチ)シロップを目指します。 それでは早速仕込み開始!

 

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