【シソジュース/レシピ】効能たっぷり健康ドリンク。赤シソジュースの作り方

赤紫蘇ジュース 紫蘇ジュース

7月を過ぎると昨年のこぼれ種から生えたシソ達が畑のあちらこちらで大きくなっています。

「青シソ」や「エゴマ」は薬味などに使い道があるので、畑に行くたびに少量をポキっと折って持って帰ってくるのですが、「赤シソ」はなかなか出番が少ないのです。

「赤シソって・・・梅干の着色に使う・・?」

くらいしか知識がなかったのですが、先日お義母さんが赤シソを使いシソジュースを作っていると聞き、今年は私も挑戦してみようと思いました。

しかもこの「シソジュース」、からだにもとても良い効果があるらしいです!

赤紫蘇ジュース

シソジュースとは?

赤紫蘇ジュース

  • 夏バテ・疲労回復効果と食欲増進作用
  • 抗菌・防腐作用
  • ストレス解消作用
  • 血行促進作用・ダイエット作用
  • 脂肪燃焼作用
  • 肝臓機能改善作用 美肌
  • アトピー、花粉症などのアレルギー症状を緩和
  • 冷え性の改善

などなど、調べてみると山ほど効能が出てきました。

すべてに信憑性があるかどうかは別としても、これだけ色々と書かれていると、とても健康には良さそうな飲み物のように感じてきます。

シソ=紫蘇の字のごとく「蘇らせる葉」。
からだにきっと良いはずです。

しかも作り方も簡単。
「煮出して」「砂糖を溶かして」「クエン酸分を足す」だけで出来上がりです。

シソの主な効能

夏バテ・疲労回復効果と食欲増進作用

ベータカロチン、カルシウム、カリウムが特に豊富で、鉄分やビタミン、ミネラルも多く含んでいます。
特にベータカロチンは体内でビタミンAに代わり粘膜形成を行い、免疫機能を正常に維持する大変重要な栄養素です。
感染症の予防、夏の紫外線による肌の酸化ダメージの予防にも一役買ってくれそうです。

抗菌・防腐作用/ストレス解消作用

刺身のつまに和えられるように強い殺菌効果があるようです。
食中毒が気になる暑い時期、体内に毎日取り入れることで間接的な効果も見込めるのではないかと考えています。
また、含有成分のカルシウムはホルモンの分泌量を調整する役割があります。
カルシウム分を摂取することで更年期障害の苛立ちなどにも効果があるそうです。

血行促進作用/ダイエット作用

血中への糖の吸収を調整し、血糖値が上がるのを抑えます。
また、血流も改善され身体の疲労回復や肩こり・腰痛ににも効果がありそうです。
赤いシソはマクロビ的には体を温める陽性食材といわれてます。毎朝シソジュースを飲むことで夏の冷房による冷えの改善にも効果が期待できそうです。
その他、含有成分以外にも、シソの良い香りは胃液の分泌の促進させ食欲を促進させたり、気持ちを落ち着かせストレスを解消する効能もあるようです。

シソジュースの作り方

材料 (約1.5ℓ)

赤紫蘇ジュース

  • 赤シソ280g
  • 水1.5L
  • さとうきび糖 300g
  • レモン汁(果汁100%) 150cc
    ※または生レモン4個
  • 酸っぱいのが好きという方は、お好みでリンゴ酢100~150ccを追加してもOK

※私はさとうきび糖を使いましたが、砂糖は何でも良いらしいです。サトウキビ糖は味が濃く、甜菜糖はあっさりと仕上がるらしいです。
甜菜糖はよろしくない噂もあり、ビビッてしまっている我が家では購入していないので試せません。

作り方

赤紫蘇ジュース

シソの入る大き目の鍋にお湯を沸かします。
シソは流水で洗い、鍋に入る適当な大きさにカットして茎ごと投入します。

赤紫蘇ジュース

沸騰したら中火にして15分煮出します。
湯に漬けると色素がサッと抜け、まるで青シソのように。

赤紫蘇ジュース

シソを取り出します。
ザルなどにシソを取り上げ、ギュッとして残った水分も搾り取ります。

赤紫蘇ジュース

シソを取り出した鍋に砂糖を入れ、中火で10分煮ます。
砂糖が溶けたらレモン汁を加えてよく混ぜます。
レモン汁が入ることで鮮やかな色合いに変色しますよ!
↓これはレモン汁を入れる前。まだどんより濃い色ですね。

赤紫蘇ジュース

今回は変色がわかりやすいように別の器に注いでからレモン汁を加えてみます。

赤紫蘇ジュース

赤シソに含まれるアントシアニンは、「酸性:赤」→「中性:紫」→「アルカリ性:青」と色を変えるそうです。

赤紫蘇ジュース

左の容器ににレモン汁を50ml加えてみました

赤紫蘇ジュースすると不思議。赤く変色しました!
レモン(クエン酸)は酸性なのでアントシアニンが反応して赤く変色したのですね。

赤紫蘇ジュース

冷めたらザルで濾して、容器で保存します。
容器は事前に煮沸(もしくは熱湯で蒸らしたり、酢や焼酎で拭き殺菌)しておきます。

飲み方・食べ方

長く飲み続けられるよう、好みに合わせて色々な飲み方を試すのも面白いです。


原液・水割り・炭酸割り
原液だとちょっと濃いので水や炭酸などで割ると飲みやすいです。

紅茶(シソティー)
シソが香る一風変わったテイストに。
色合いもきれい。

紫蘇モヒート(ラム酒+ライム
本来はミントを入れるモヒートですが、代わりに紫蘇風味。

ゼリー
フルーチェでゼリーに。

シャーベット
紫蘇ゼリーを凍らせてシャーベットに。

シソ氷
原液をそのまま製氷トレーにいれ凍らせます。
そのまま食べても美味しそう・・・。

まとめ

作ってみると意外と簡単にできました。
だいたい30分もあればできちゃいます。

作り方も簡単ですし、レモン汁を入れると一気に色が鮮やかに変化するのも楽しいです。これなら子供の夏休みの課題実験にも使えそう・・・。

飲んでみて味に酸っぱさが欲しい人は、出来上がり後に味見をしながらリンゴ酢を追加しても美味しくなると思います。

あとは、飲み続けることでからだにも良い変化があるといいのですが。
どんな体調の変化があるのか楽しみですね。

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