大根は家庭菜園でも育てやすく、使い道も多い優秀な野菜。
種まきのタイミングを少し工夫するだけで、収穫期間をグッと長くできるのが魅力です。
大根の種まき時期は、春と秋の年2回が基本。
一般的には
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春まき:4月上旬〜5月上旬
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秋まき:8月下旬〜9月中旬
が適期とされています。
ただ、ここ数年は夏が長く、残暑も厳しいため「例年通り」ではうまくいかないことも増えてきました。
そこで今年は、秋まきの時期を少し後ろにずらし、9月上旬〜10月上旬にかけて播種する方法を試してみました。
長期収穫のカギは「品種選び」

大根を長く収穫するために、今回特に意識したのが品種選びです。
栽培期間や成長スピードが異なる品種を組み合わせることで、収穫時期を分散させる狙いです。
今年種を蒔いた大根は、以下の5品種。
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大蔵大根
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冬みねセブン
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春の守
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三太郎大根
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四季姫2号
それぞれ性格の違う品種なので、播種時期と成長が自然とずれ、結果的に長く楽しめる構成になりました。
播種時期と育ち方の違い

播種は、9月上旬〜10月上旬までの間に4回に分けて実施。
実際に育ててみた結果はというと、
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早めに播種したものは、しっかり太くよく育った
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寒くなってから播いたものは成長がゆっくりでやや小ぶり
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ただし、寒い時期に育った大根は虫食いがほとんどなかった
という印象でした。
サイズに差は出ましたが、2月に入ってもコンスタントに大根が収穫できたのは大きな安心感。
とう立ちまではまだ時間があり、しばらく収穫が続きそうです。
来年は、今回の経験を踏まえてもう少し早い時期から播種を始めてみようと考えています。
たくさん採れるからこそ、大根レシピを増やしたい
種まきをずらして栽培すると、長い期間コンスタントに大根が収穫できます。
その分、使い切る工夫も大切。定番から作り置き、さっぱり系まで、用途を分けると無理なく消費できます。
今回よく活躍したのは、以下のような大根レシピ。
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大根の福神漬け
細かく刻して漬け込めば大量消費に最適。作り置きもでき、ご飯のお供に重宝します。 -
お鍋やおでん
寒い時期の定番。大きめに切っても味がしみ込みやすく、収穫量が多いときほど助かるメニューです。 -
サラダや大根おろし
間引き大根や細めの大根は生食に。消化を助け、食後も胃が軽く感じられます。 - 大根もち
たくさん採れた時には消費が一気に進みます。 - 大根葉のふりかけ
葉まで無駄なく使えます。乾燥させてパリパリをいただくのもよし。葉は冷凍して味噌汁の具材用にストックもよし。
シンプルに「煮る・焼く・生で食べる」を組み合わせることで、飽きずに消費できます。
今後は保存食づくりにも挑戦したい

これだけ大根が安定して採れるなら、
沢庵(たくあん)などの保存食づくりにも挑戦していきたいところ。
保存できる形にしておけば、
収穫期が終わってからも自家製大根を楽しめるのが魅力です。
家庭菜園だからこそできる、
「育てる → 食べる → 保存する」
そんな循環を、これから少しずつ増やしていこうと思います。
秋まきで余った種は、春まきまで冷暗所で保管しておきます。
スペースに空きがあれば冷蔵庫で保管すると種の代謝活動が抑えられ寿命が伸びるのでおすすめですよ。
大根は体にもやさしい冬野菜
大根は、栽培しやすいだけでなく健康面でも優秀な野菜。
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消化酵素が豊富で胃腸にやさしい
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食物繊維が多く腸内環境の改善に役立つ
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カリウムを含み、体の余分な塩分を排出
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冬に不足しがちなビタミンCも含有
特に、生で食べると消化酵素がしっかり摂れるので、胃もたれしやすい時期にもおすすめです。
私の個人的な風邪予防法は、風邪のひき始めに皮付きの生ダイコンを自家製味噌でポリポリ食べ、そのまま早めに寝ること。
食事の代わりにこれだけを摂ることで消化に余計なエネルギーを使わず、免疫力が高まり、結果的に風邪をひきにくく、ひいても直ぐに回復しています。
まとめ
大根は、
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播種時期をずらす
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品種を組み合わせる
この2点を意識するだけで、収穫期間を大きく延ばすことができます。
家庭菜園でも無理なく実践できる方法なので、
「一気に採れて困る」「収穫が短い」と感じている方にはぜひ試してほしいやり方です。
来年は、さらに播種時期を調整しながら、
長く・安定して楽しめる大根栽培を目指していきます。

