台風に備え倒木しそうな背の高いユーカリの木を剪定しました。
爽やかな香りが特徴的なレモンユーカリの木。
太めの枝をバッサリと摘心してしまいました。
剪定した枝葉挿し木やリースなどへ有効活用。
今回は我が家の庭に地植えされているレモンユーカリの台風対策についてふりかえります。
強風に備えてレモンユーカリの木を摘芯しました
千葉県東部の沿岸を通過予定の台風7号が近づき次第に風が強くなってきました。
台風の影響で北風が強く吹き庭に地植えしているレモンユーカリが大きくなびき始めました。
樹高4mに近い高さまで成長したレモンユーカリ。
風を受けるたびに大きく揺れるので、倒木しないか心配になり始めました。
せっかくここまで大きく成長した株がダメになるのを見届けるのも忍びないので、そこで思い切って摘心してしまおうと決意したのです。
上の画像は摘心後の状態。
上部1mほどの枝2本をバッサリ。
おかげで風を受ける心配も減り、無事台風をやり過ごすことができました。
こちらはバッサリ剪定された枝。
強風が吹き荒れる日没時間ということもあり、とりあえず水を張ったバケツの中にイン。
後日この剪定枝を処理しようと思います。
剪定枝は挿し木して増やしてみよう!
台風が過ぎ去った翌日。
まだらに残る雲陰から太陽がのぞく気持ちよい1日が始まりました。
昨日剪定したレモンユーカリの枝を挿し木したいと思います。
適度の長さに揃えた挿し木葉の枝を1日水に浸けておきます。
水はメネデールを1/100程度に薄めたものを用意。
余った葉っぱはリース作成!
レモンユーカリの若い枝や葉っぱは、レモンのような酸味と甘みのある爽やかな良い香りがします。
学名「ユーカリ シトリオドラ(Eucalyptus citriodora)」と呼ばれる所以は、この香りの成分であるシトロネラールを含むためです。
若い葉や枝は産毛をまといざらっとしているのが特徴。
成長するにつれて表面はツルっとした葉に代わり表情が変わっていきます。
よく匂うのは若くザラザラとした枝葉。
匂いを楽しむなら若い枝葉を利用するのがおすすめです。
まとめ
今回は強風による倒木を予防するための強剪定となりましたが、今後の成長を考えるとちょうど良い処置だったのではないかと思います。
毎年暖かくなり始める5月以降に新しい若い葉が芽生えてきて爽やかな香りを楽しませてくれるレモンユーカリ。
今回の強剪定のように、成長した枝葉を切ることで新芽の発芽を促し、翌春に多くの枝葉を期待できます。